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Palitの「GeForce RTX 3090 GamingPro OC」で8K解像度の「デススト」や「Forza Horizon 4」を快適にプレイできるのか?
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印刷2020/12/28 12:00

テストレポート

Palitの「GeForce RTX 3090 GamingPro OC」で8K解像度の「デススト」や「Forza Horizon 4」を快適にプレイできるのか?

画像集#003のサムネイル/Palitの「GeForce RTX 3090 GamingPro OC」で8K解像度の「デススト」や「Forza Horizon 4」を快適にプレイできるのか?
 GeForce RTX 30シリーズの最上位モデルである「GeForce RTX 3090」(以下,RTX 3090)は,1つ下のハイエンドGPU「GeForce RTX 3080」(以下,RTX 3080)比で1.2倍の演算ユニット「CUDA Core」と,容量20GBという2倍のグラフィックスメモリを搭載しており,2020年のゲーマー向けGPUでは最強のスペックを誇るGPUだ(関連記事)。
 本稿でテストするPalit Microsystems(以下,Palit)製「GeForce RTX 3090 GamingPro OC」(以下,Palit 3090 GamingPro OC)も,そんなRTX 3090を搭載するグラフィックスカードである。

GeForce RTX 3090 GamingPro OC(型番:NED3090S19SB-132BA)
メーカー:Palit Microsystems
税込実勢価格:20万円前後(※2020年12月28日現在)
画像集#002のサムネイル/Palitの「GeForce RTX 3090 GamingPro OC」で8K解像度の「デススト」や「Forza Horizon 4」を快適にプレイできるのか?

 NVIDIAは,RTX 3080を「4K解像度をターゲットとしている」とアピールしていたが,それより高性能なRTX 3090では,ピクセル数にして4K解像度の4倍にもなる7680×4320ドット,いわゆる8K解像度でのゲームプレイが可能であると主張している。とはいえ,8K解像度のディスプレイやテレビは高価であり,2020年時点で所有している人は稀だろう。そうした現実もあり,NVIDIAはRTX 3090のレビュワー向けガイドで,「Dynamic Super Resolution」(以下,DSR)を利用した仮想的な8K解像度のテストを紹介していたほどだ。

8T-C60BW1
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 なんとかリアルな8K解像度でRTX 3090のテストができないものか……と,筆者が頭を悩ませていたところ,4Gamer編集部の会議室にあるシャープ製液晶テレビは,8K解像度を表示可能な「8T-C60BW1」であるというではないか! 「これは試してみるしかない」というわけで,今回はPalit 3090 GamingPro OCを使って,8K解像度での快適なゲームプレイは可能か,4K解像度やフルHD解像度と比べて,どれくらい見栄えは変わるのかをテストしてみたい。

Palit 3090 GamingPro OCの製品ボックス(左)と同梱物(右)。同梱物にある半透明の定規のようなものは「Sag Holder」(凹型ホルダー)と呼ばれるもので,グラフィックスカードを取り付けた隣の空きスロットカバー上に固定することで,グラフィックスカードの重さを支えるステーとなるそうだ
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PalitのGeForce RTX 3090 GamingPro OC製品情報ページ



カード長約30cmの大型カード


 テストに入る前に,Palit 3090 GamingPro OCそのものをチェックしていこう。
 Palit 3090 GamingPro OCは,Palit独自設計の大型クーラーを採用したRTX 3090搭載カードである。

Palit 3090 GamingPro OCの全景。中央にある「GP」のマークと,その左上,および右下にはカラーLEDイルミネーションが組み込まれている
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 カード長は実測で約302mm,厚みは実測で約55mmと,相応に大きめのグラフィックスカードだ。ただ,重量は実測で約1190gと,見た目からくる印象ほど重くない。空気の流れを確保するための空間が大きいからだろう。

カードの長さは30cmをわずかに超える
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厚みは約55mmの2.5スロット仕様(左)。重量は見た目ほど重くない(右)
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 裏面側には金属製の強固なプレートがあり,大重量のカードがたわまないように補強するのに加えて,放熱板も兼ねるという流行の構造を採用している。

裏面側全体を金属製のバックプレートが覆う流行りのデザインだ
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NVIDIAが示したフロースルー設計のイメージ図
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 ただ,基板部分の長さは実測で約212mmと,カード全体よりもだいぶ短く,3基の80mm径ファンの1つは,カードの外側に設置されている。NVIDIA製のRTX 3080 Founders Editionは,基板部分よりも大きなクーラーを搭載しており,カードの表面側から吸った空気を裏面側に吐き出す「フロースルー設計」を採用していた。Palit 3090 GamingPro OCもこれと同様で,基板の外側にあるファンが表から裏へ空気を流せるようになっているわけだ。
 このファンに合わせてバックプレートには,空気が流れるようにハニカム状の孔が多数開けられており,外観上の見どころと言えようか。

バックプレートにあるハニカム状の孔は排気孔だ
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 PCI Express(以下,PCIe)補助電源コネクタは,カードの背に8ピン×2を備えるオーソドックスな構成だ。また,RTX 3090だけの仕様であるNV Link用コネクタも,ブラケット近くに備えている。

PCIe補助電源コネクタは一般的な8ピン×2仕様(左)。SLI接続に使うNV Link用コネクタ(右)を搭載するのは,GeForce RTX 30ではRTX 3090搭載カードだけだ
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 映像出力インタフェースは,DisplayPort 1.4出力×3とHDMI 2.1出力×1という,GeForce RTX 30シリーズではごく一般的な仕様だ。インタフェースが並ぶ部分以外,ブラケットにもハニカム状の孔をたくさん開けてエアフローを確保しているのが目を惹くところか。

映像出力インタフェースは,DisplayPort×3にHDMI×1。ブラケットの孔もハニカム状だ
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GALLERIA ZA9C-R38でPalit 3090 GamingPro OCをテスト


GALLERIA ZA9C-R38
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 過去に掲載したRTX 3090のレビューでも触れたように,強力なGPUであるRTX 3090の性能を発揮するには,CPUも現状最速クラスの物を組み合わせる必要がある。CPU側が足を引っ張って,グラフィックス性能を発揮しきれなくなるのだ。
 そこで今回は,サードウェーブが展開するゲーマー向けPCブランド「GALLERIA」のハイグレードモデル「GALLERIA ZA9C-R38」(以下,ZA9C-R38)を使って,Palit 3090 GamingPro OCによる8Kゲームをテストしてみたい。なお,今回の検証は4Gamerが独自に行うもので,ZA9C-R38でPalit 3090 GamingPro OCが動作することを保証するものではないことをお断りしておく。

 ZA9C-R38については,2020年11月掲載の記事で詳しく紹介しているが,数あるGALLERIAのゲーマー向けPCの中でも,上位モデルに位置付けられているハイスペックなデスクトップPCだ。CPUにはIntelの10コア20スレッド対応「Core i9-10850K」を,マザーボードにはASUSTeK Computer製の「PRIME Z490-P」を採用しており,グラフィックスカードには,RTX 3080搭載カードを採用するといった具合に,極めて充実したスペックを有している。このPCであれば,RTX 3090の高性能も十分に生かせるであろう。
 ただ,標準搭載の電源ユニットは出力750Wなので,消費電力の多いRTX 3090を搭載すると,電力面での余裕があまりない。本製品をベースとして,さらに高性能なパーツに交換してみたいという人は,BTOオプションで出力850Wかそれ以上の電源ユニットを選択するのをお勧めする。

 ちなみに,GALLERIA ZAシリーズには,ZA9C-R38とほぼ同じスペックで,RTX 3090搭載カードと出力850Wの電源ユニットを標準搭載する「GALLERIA ZA9C-R39」という製品もあるので,RTX 3090を搭載するPCを求めている人は,こちらを選べばいい。

 ZA9C-R38には,大重量のグラフィックスカードを支えてマザーボードの破損を防ぐサードウェーブ独自のステー(支柱)「リジッドカードサポート」が標準で搭載されている。これは,筐体内部の縦方向に取り付けられた支柱と,支柱にネジ止めされた金具を組み合わせてグラフィックスカードを上下方向から挟み込むことで,大重量のカードによるたわみや,PCの移動時に生じる振動や衝撃からマザーボードを保護できるというものだ。

筐体の上側から,下側の電源ユニットを覆うカバーまでを縦断している銀色の支柱がリジッドカードサポートだ(左)。筐体に固定されたステーに2つの金具をネジ止めしたうえで,グラフィックスカードを上下から挟み込む(右)。なお,写真の支柱は金属色そのままだが,出荷されている製品版は黒く塗装されている
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 さて,ZA9C-R38でグラフィックスカードを交換するときは,以下のような手順をとる。

  1. リジッドカードサポートを一旦取り外す
  2. 装着済みのグラフィックスカードを取り外す
  3. 新しいグラフィックスカードを取り付ける
  4. リジッドカードサポート側にあるカードを挟み込む金具の位置を,新しいグラフィックスカードの幅に調整する
  5. 新しいグラフィックスカードを挟み込んでリジッドカードサポートを取り付ける

リジッドカードサポートはネジで固定されているだけなので,外すのも簡単だ(左)。ネジ孔に合わせて筐体の前後方向にステーを動かせるので,カードのサイズや形状に合わせて適切な位置を選べるのが便利だ。右は金具を拡大したところ。ステーの上に見える銀色のネジでカードの厚み,金具上に見える黒いネジでカードの高さに合わせて挟み込む金具の位置を調整する(右)
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 テストに用いたZA9C-R38は,標準でPalit製の「GeForce RTX 3080 GamingPro OC」を搭載していた。このカードは,Palit 3090 GamingPro OCと同じ外観とサイズなので,ステーの取り付け位置やカードを挟み込む金具の位置は調整しなくて済み,簡単にできた。
 というわけで,Palit 3090 GamingPro OCを取り付けたテスト環境の主なスペックをに示す。

表 テスト環境の主なスペック
PC本体 GALLERIA ZA9C-R38
CPU Core i9-10850K(10C20T,定格3.6GHz,最大5.2GHz,共有L3キャッシュ容量20MB,TDP 125W)
メインメモリ DDR4 2666MHz 16GB(8GB×2)
グラフィックスカード Palit GeForce RTX 3090 GamingPro OC(GeForce RTX 3090,
グラフィックスメモリ容量 24GB)
ストレージ PCIe x4 M.2 SSD 1TB
無線LAN 非搭載(※BTOカスタマイズで搭載可能)
有線LAN 1000BASE-T対応
電源 出力750W(80PLUS GOLD)
公称本体サイズ 220(W)×440(D)×480(H)mm
公称本体重量 約14kg
OS 64bit版Windows 10 Home


Forza Horizon 4,DEATH STRANDING,CONTROLを8K解像度でプレイ


 それでは,Palit 3090 GamingPro OCのテストを進めていこう。
 まずはゲームへのテストを行う前に,簡単なベンチマークテストで本製品がRTX 3090搭載カードとして,どれくらいの性能を持っているかを調べておく。テストに用いたのは,定番のベンチマークソフト「3DMark」だ。結果はグラフ1のとおり。

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 ドライバソフトのバージョンに違いはあるが,参考までにRTX 3080搭載のZA9C-R38で計測したスコアと比較してみると,Fire Strikeは約3%,Time Spyでは約10%高い結果となっている。今回,とくに重要なのは,DirectX 12対応テストであるTime Spyで,Palit 3090 GamingPro OCが高いスコアを残している点であろう。テストするゲームはどれもDirectX 12対応なので,このスコアが高いのは期待が持てる。

 ゲームのテストに用いたタイトルは,以下の3タイトルである。


 RTX 3090といえども,すべてのゲームタイトルを8K解像度の最高品質で60fps以上を実現するほどの力はない。しかし,これらのタイトルは,NVIDIAが8K解像度でも高画質の設定で60fps以上を実現できるとしているので,今回のテストに適すると判断した次第だ。

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 まずはForza Horizon 4を試してみる。本作は,映像の見栄えがいいわりに描画負荷は低めのゲームなので,Palit 3090 GamingPro OCであれば,高めの描画品質設定でも高解像度でのプレイが可能なはずだ。
 そこで,解像度を8K,描画品質プリセットを「ウルトラ」に設定してゲーム内にあるベンチマークテスト機能を何回か実行してみたところ,平均フレームレートは約67fps,最小フレームレートでも約56fpsという非常に高いスコアを記録した。

8K解像度で実行したForza Horizon 4のベンチマーク結果と描画品質設定
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 8K解像度での描写は,4K解像度と比べて一段と精細だ。分かりやすい場面として,細い網目のようなステージの部分をピックアップしてみた。上から順に,8K,4K,そしてフルHD解像度の順で並べている。サムネイルは見た目が同じになるように「Photoshop 2021」でトリミングしたうえで縮小したものだが,8K解像度はフルHDはもちろん,4K解像度と比べてもステージを構成する鉄骨が細かく描かれているのが分かるはずだ。
 サムネイルをクリックすると,フルサイズの画像を確認できる。大きな画像になるが,8K解像度の鮮明さがよく分かるサンプルなので,ぜひ見てほしい。

上から順に8K,4K,フルHDで同じシーンを描画した様子
※サムネイルをクリックするとフルサイズの画像を表示します
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 続いては,DEATH STRANDINGの8K解像度をテストしてみよう。本作は8K解像度での表示だけでなく,GeForce RTX 30および20シリーズだけで使えるAIベースのアンチエイリアシング&超解像技術「DLSS 2.0」(Deep Learning Super-Sampling 2.0)にも対応しているのがポイントだ。
 そこで今回は,8K解像度でV-Syncをオフ,「フレームレート上限」を240fpsに設定したうえで,すべての描画品質を最高設定,DLSSも品質重視の「クオリティ」に設定してプレイしてみた。

8K解像度で実行したDEATH STRANDINGの描画品質設定
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 DEATH STRANDINGにはベンチマーク機能がないので,NVIDIAのベンチマークツール「FrameView」を使ってフレームレートを計測しつつ,画面上でも確認することにした。
 プレイ中にフレームレートの推移を見ていると,ほとんどのシーンで55fps前後をキープしており,8K解像度でも快適さは損なわれていない。建物の細部や乗り物に付いた錆(さび),地面に生える草など,細かいところまで描写できているのは素晴らしい。

8K解像度でのDEATH STRANDING。バイクのボディに描かれたマーク(左)や,足下の草まで細かく描写できている(右)
※サムネイルをクリックするとフルサイズの画像を表示します
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 FrameViewで計測した平均フレームレートは約52fps,99パーセンタイルフレームレートは約41fpsと,60fps張り付きとはいかないものの快適にプレイできる程度の表示を実現できている。
 解像度による描写の違いが分かりやすいシーンとして,ゲーム内の「気象観測所」をピックアップしてみた。建物周囲の足場を見ると,4K解像度やフルHDでは一枚板のように見えるが,8K解像度では網目になったメッシュウォークであるのがきちんと見てとれる。メッシュの向こうに建物が透けて見えるのが,サムネイルでも分かるはずだ。それに加えて,壁に書かれている「BRIDGES WEATHER STATION」と「UCA-37-355」という文字も,8K解像度ならどちらも読めるが,4K解像度では後者だけしか読めず,フルHDでは後者も読み取りにくい。
 8K解像度の精細感がよく分かるゲームと言えよう。

上から順に8K,4K,フルHDで同じシーンを描画した様子
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 最後にテストしたのはControlだ。本作は,DLSSに対応しているのに加えて,表示解像度とレンダリング解像度を個別に指定できるので,レンダリング解像度を下げてフレームレートを稼ぎながら,DLSSで映像の見た目を高精細にできる。ただ,DLSSを有効にすると,レンダリング解像度は必ず表示解像度より低い値しか指定できない。
 それを踏まえたうえで,GeForceユーザー向け無料ソフト「GeForce Experience」の最適設定を適用したうえで,表示解像度8Kで50〜60fps程度のフレームレートを確保できる設定をFrameViewで計測しながら探ってみた。その結果,レンダリング解像度を2560×1440ドットにすると,表示解像度が8Kでも平均フレームレートが約60fps,99パーセンタイルフレームレートでも49〜53fps程度は確保できると確認できた。

8K解像度で実行したControlの描画品質設定
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 ちなみに,DLSSを有効にした状態(※DLSS自体の品質設定はない)では,表示解像度8K,レンダリング解像度5120×2880ドットが最高解像度となる。ただ,この設定だとフレームレートは30fpsを下回るのでプレイアブルとは言い難い。また,DLSSを無効にして表示解像度とレンダリング解像度をどちらも8Kにすると,10〜15fps程度までフレームレートが下がった。

表示解像度8K,レンダリング解像度2560×1440ドットでのスクリーンショット。テーブルに置かれたコーヒーカップのマークも細部まで描かれている
※サムネイルをクリックするとフルサイズの画像を表示します
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 Controlでは,ほかの2タイトルほど解像度の違いが分かりやすい場面がなかなか見つからなかったのだが,以下の画像で壁にかけられたエンブレムを見ると,解像度による精細感の違いが分かるかと思う。
 表示解像度8K,レンダリング解像度2560×1440ドットだと,エンブレムに彫られた鷲の羽1枚1枚が精密に描写できている。2枚目の表示解像度4K,レンダリング解像度2560×1440ドットでもほぼ同程度の描写をできているが,若干細部の精細感が劣るようだ。3枚目の表示解像度フルHD,レンダリング解像度1280×720ドットになると,明らかに精細感が劣り,細部がボンヤリした画像になっているのが分かると思う。
 DLSSとの組み合わせで,8K解像度でもプレイアブルな映像を表示できるのは,RTX 3090ならではといったところか。

上から順に8K,4K,フルHDで同じシーンを描画した様子
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Palit 3090 GamingPro OCで8K4Kゲーム時代に備えよう


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 今回は8K解像度でのゲームプレイに特化したテストを行ったが,Palit 3090 GamingPro OCであれば,ゲームタイトルやグラフィックス設定次第で高い精細感とプレイアブルなフレームレートを両立した8Kゲームが可能であることは分かった。8K解像度のディスプレイやテレビは,まだ手の届きやすい価格とは言い難いが,今後そうしたディスプレイを手に入れたときにRTX 3090のパワーがあれば,4Kを超える精細な映像でのゲームを楽しめるだろう。

 8Kとは言わず4K解像度でも,Palit 3090 GamingPro OCであれば最高クラスの画質設定と60fpsを超える高いフレームレートでのゲームプレイが可能だろう。20万円前後という実勢価格がハードルではあるものの,今,手に入る最高画質と最高性能のグラフィックスカードが欲しいなら,本製品は選択肢の1つとなるのではなかろうか。

PalitのGeForce RTX 3090 GamingPro OC製品情報ページ

  • 関連タイトル:

    GeForce RTX 30

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