「ジェットセットラジオ」を彷彿とさせるアクションゲーム「Bomb Rush Cyberfunk」をTeam Reptileが発表。長沼英樹氏による楽曲提供も

　オランダのゲームデベロッパ・Team Reptileは2020年7月23日，「Bomb Rush Cyberfunk」のSteamストアページを公開した。


　「Bomb Rush Cyberfunk」は，ときには警官と対決しつつ，都市にグラフィティを描いていくアクションゲームだ。グラフィックスはあえてポリゴン数を控えた直線的なラインが多用されており，トゥーンレンダリングを用いた明暗がハッキリとした色調を特徴としている。プレイヤーキャラクターは個人用ブーストパックを装備しており，その推力を活かしたガードレールでのグラインドや，地面を滑るスライド，華麗な空中トリックなどをキメられるという。


　端的に言えば，本作はセガが2000年〜2010年代初頭に展開していた「ジェットセットラジオ」シリーズを強くオマージュした作品だ。リリース予定日は「Future」とされているが，これが単純に「未定」などでないのは，シリーズ第2作「ジェットセットラジオ フューチャー」からの引用だろう（ただ，少なくとも年内にはリリースできないとのこと）。ストアの紹介文では，「ジェットセットラジオ」シリーズのコンポーザ・長沼英樹氏が楽曲を提供することも示唆されている。

　現在は数点のスクリーンショットと短いトレイラーが公開されているだけだが，SNSなどでは往年の「ジェットセットラジオ」ファンが熱く沸き立っている。肝心のゲーム内容も，「Lethal League」で高い評価を得たTeam Reptileなだけに折り紙つきと言っていいだろう。紹介文の「You will encounter a lot of weirdos（あなたは多数の変人と遭遇するでしょう）」という一節も含め，今後の情報が気になるタイトルだ。

Team Reptile公式サイト