連載
シンプルイズベスト。Android向けRPG「ポケットローグ」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第2351回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,Android向けRPG「ポケットローグ(PocketRogue)」を紹介しよう。
「ポケットローグ(PocketRogue)」ダウンロードページ
本作は,極めてシンプルなローグライクRPGだ。プレイヤーは文字と記号でのみ構成された画面の中のダンジョンを攻略していく。
ストーリーも存在するものの,基本的には骨太なゲームプレイがメイン。理不尽スレスレの難度が緊張感を与えてくれる。
ゲームの進行はリスペクト元である「ローグ」をはじめ,そのほかのローグライクゲームと同様だ。あらゆる要素が読めないダンジョンの中で,移動や攻撃を駆使して,アイテム集めやトラップ回避をしつつ,モンスターと戦ってダンジョン深層を目指していく。
フロアによっては商人や壊せる壁が出現するなど,プレイに幅を持たせる要素も備わっている。商人は広告視聴で有利な効果を得られるというものだが,とくに利用せずとも攻略は可能だ。
ハードコアなプレイングもまた,ローグライクのだいごみである。
シンプルイズベストを地で行くローグライクRPGな本作。美しきグラフィックスがなくとも,そこには無限のダンジョンが広がっている。頭の中に描いたそれこそ,ゲームが目指してきた表現なのだ。
著者紹介:瑞嶋カツヒロ
Wikipediaに記事があることを密かに誇りに思ってしまうおじさん。好きなものは銃(ドンパチ)・病原菌(ゾンビ)・鉄(巨大ロボ)。Webライターとして活動しており,自作の小説を売ったりもしている。
「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」記事一覧
- 関連タイトル:
ポケットローグ(PocketRogue)
- この記事のURL: