ガラスの肉体を光らせ，悪魔はスケボーで月を目指す。サイケデリックな世界を疾走するスケボーアクション「Skate Story」，本日発売

　Devolver Digitalは本日（2025年12月9日），北米で活動する個人ゲーム開発者のSam Eng氏が手掛ける新作タイトル「Skate Story」（PC / PS5 / Nintendo Switch 2 / Mac）を発売した。価格は2300円（税込）。


　Skate Storyは，脆いガラスの肉体を持つ悪魔がスケートボードで疾走する，三人称視点の3Dアクションゲームだ。悪魔は痛みに満ちた運命から逃れるため，9層に分かたれた冥界を駆け抜けて，その先にある“月”を目指すことになる。


　光を乱反射する主人公の肉体と，ステージ全体を彩る抽象的でアーティスティックなデザインが特徴で，アクションシーンはまるでミュージック・ビデオのように爽快で美しい。そこに，Blood Cultures氏とJohn Fio氏が手掛けるサウンドが加わり，本作でしか味わえない独特な世界観を作り上げている。


　本作は個人開発タイトルとのことで，開発期間は実に6年間に及んだという。開発者のSam Eng氏は「大げさに例えるなら，まるで月を飲み込むように途方もない体験でした」と，プロジェクトへの思い入れを語っている。

　ちなみに，Steamストアページでは体験版が配信中だ。どんなゲームなのかが気になる人は，過去に公開されたトレイラーなどをチェックしつつ，体験版をダウンロードして遊んでみよう。