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遊ぶアニメ映画。iOS向けアクションアドベンチャー「フォーゴットン・アン」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第2086回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,iOS向けアクションアドベンチャーゲーム「フォーゴットン・アン」を紹介しよう。
プレイヤーは,現実世界で忘れられた物がたどり着くフォゴットンランドを舞台に,世界秩序を守る執行官「アン」として,人間のように働く忘れ物“フォゴットリング”たちとの物語を体験していく。アニメーション仕様のグラフィックスや,コペンハーゲンフィルハーモニー管弦楽団による演奏がゲームを盛り上げる。
「フォーゴットン・アン」ダウンロードページ
本作はPCなどで配信されている同名作品のiOS版で,内容はコンシューマ版と同様となる。ゲームの序章は無料で遊べるが,最後までプレイしたい場合はフルゲーム版を購入しなければならない。とはいえ,出自相応の仕上がりであることはすぐさま理解できるはずだ。
主人公アンは,画面左半分のスライド操作で移動し,画面右半分のタップ操作でジャンプやオブジェクト調査などを行う。移動時にバーチャルパッドをめいっぱいスライドさせるとダッシュし,ダッシュ中にジャンプすると「ロングジャンプ」ができる。
基本的にはアクションアドベンチャーの文法らしく,これらの操作で障害を乗り越えていき,物語のキーとなるイベントを探していく。
段差の端に向かってジャンプしたり,段差の上から下にスライドしたりすると,段差の端にぶら下がることができる。この段差への対処はさまざまなシーンに散りばめられているので,必ず身につけておこう。
また特殊なアイテム「ウイング」を手に入れると,ハイジャンプが可能になる。そのほか,物を動かすエネルギー「アニマ」を抽出・注入してギミックを消化していく要素もある。本作についてはあくまでスマホゲームではなく,スマホで遊べるコンシューマゲームと考えておくとよい。
ゲーム画面と挿入シーンとがシームレスに移り変わるので,深い没入感を持ったまま物語を進められる本作。アンの選択や行動によって結末が変化するマルチンディング方式のため,繰り返し遊べる点も魅力だ。
スマートフォンでの操作となるため,最初のうちはやや操作に慣れが必要なものの,ゲームとしてのクオリティの高さは折り紙付きである。
著者紹介:飛鳥
おもにゲーム系で活動するフリーライター。基本的に気になったゲームは大体なんでもやる雑食系。好きなゲームジャンルは音楽シミュレーションゲームとアクションゲーム。アニメ,ゲーム,声優好きで美少女とイケメンがいれば生きていけると思っている。
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