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Oculus Questプラットフォームではストア内有料アプリの3分の1が100万ドル以上の収益を生む。Facebook Reality Labsが業績を報告
2020年10月13日にリリースとなったOculus Quest 2 |
Facebook Connectでは,Oculus Questプラットフォームの35本以上のタイトルが数百万ドル(日本円でおよそ数億円)の収益を生み出したことが発表されたが,その約4か月半後には,その倍近い60本以上のタイトルが数百万ドルの収益を生み出しているという。ベルドゥ氏によれば,ストア内の有料アプリの3分の1が100万ドル以上の収益を生んでいることになるそうだ。
そのほか今回の報告では,最も人気の高いVRリズムゲームの一つ「Beat Saber」が,プラットフォーム全体で400万コピー,有償DLCで4000万曲以上を販売していること,バトルロイヤルゲーム「POPULATION: ONE」がOculusストアでの販売開始からわずか数か月で収益1千万ドル(日本円でおよそ10億円)を達成したこと,「Rec Room」「VRChat」「Echo VR」といった高いソーシャル機能を持つタイトルや「FitXR」などのフィットネス系アプリを多くの人が利用していることなど,さまざまな業績がアピールされている。
なおFacebook Reality Labsは,Oculus Questでのゲームリリースを目指しているすべての開発者に対応できるよう,現在,人材を増やしてプロセスの改善を図っているとのこと。そして新たに登場するゲームとして,Rebellionのステルス系VR FPS「Sniper Elite VR」やCrytekのVRクライミングゲーム「The Climb 2」,Ready At Dawの“無重力”VRゲーム「Lone Echo II」のリリースをあらためて予告している。POPULATION: ONEに関しても,アップデートを予定しているとのことだ。
Oculusブログの「From Bear to Bull: How Oculus Quest 2 Is Changing the Game for VR」(※英語)
- 関連タイトル:
Meta Quest(旧称:Oculus Quest)
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