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シブヤ,シンジュク,アサクサの3ディビジョンの熱いラップが轟く,第2弾が再公演! 「ヒプステ」ゲネプロ公演の模様をレポート
そんな本プロジェクトの舞台第2弾「『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage - track.2 replay-」が,2021年3月11日から3月21日まで上演中だ。
本公演は,2020年8月に実施された公演の再演となり,シブヤ・ディビジョン“Fling Posse”とシンジュク・ディビジョン“麻天狼”,舞台オリジナルのキャラクターであるアサクサ・ディビジョン“鬼瓦ボンバーズ”の3ディビジョンをメインとした物語が展開されていく。
ここでは,3月11日のお昼に行われたゲネプロ公演の模様をお届けしよう。
「『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』
Rule the Stage - track.2 replay-」
公演情報
〈公演日時&会場〉
2021年3月11日(木)〜3月21日(日)
品川プリンスホテル ステラボール
〈出演者〉※敬称略
シブヤ・ディビジョン“Fling Posse”
飴村乱数 世古口 凌
夢野幻太郎 前山剛久
有栖川帝統 滝澤 諒
シンジュク・ディビジョン“麻天狼”
神宮寺寂雷 鮎川太陽
伊弉冉一二三 荒木宏文
観音坂独歩 宮城紘大
アサクサ・ディビジョン“鬼瓦ボンバーズ”
鬼灯甚八 加藤良輔
駒形正宗 和田泰右
影向道四郎 結城伽寿也
ディビジョン・ダンス・バトル"D.D.B"
Toyotaka
RYO gash!
SHINSUKE
Dolton
KENTA
GeN
KIMUTAKU
〈スタッフ〉
原作 EVIL LINE RECORDS
演出 植木 豪
脚本 亀田真二郎
主催 『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage製作委員会
「『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage - track.2 replay-」公式サイト
映画館でのライブビューイング特設ページ
Hulu ストアのライブ配信特設ページ
乱数と寂雷の鋭い視線交わるなか
再び紡がれる物語
先月,2月に行われた舞台第4弾と同じく,舞台上の大きなスクリーンと光をぜいたくに使用した演出,ダンスを交えたクールなラップバトルで魅せてくれる本舞台。待望の再公演は,3ディビジョンが勢揃いのオープニング曲「Don't Pass The Mic -Rule the Stage track.2-」で幕開け。
これまでの公演でも見られた,原作キャラクターが映し出されたスクリーンからキャストが登場する演出は,原作好きは,しびれざるを得ないところ! また,キャストのサイドでハイクオリティな技を連発のD.D.Bは,カラフルに光り輝くLEDスーツを着用して舞台をさらに華やかに飾ってくれる。ちなみに,乱数は髪の毛とパーカーが,寂雷は片手につけた白い手袋を光らせていた。オープニングから,細部まで目が離せないぜいたくな時間が流れる。
物語が始まると,初っ端からお互いに対する敵意剥き出しで視線を交わす乱数と寂雷の姿が。「ヒプステ」では外せない,良い意味でちょっぴり治安の悪さ香るバチバチ感が早速飛び出して緊張感が高まるなか,“Fling Posse”のシーンへ移る。ディビジョンバトルに意気込む彼らだが,とある人物が何かを企んでいる様子。彼の企みとは一体何なのだろうか。
続く“麻天狼”のシーンでは,取引先と揉めた件で協力を得るために独歩が寂雷の元を訪れる。取引先の相手は“鬼瓦ボンバーズ”。お互いの誤解が解けて酒を酌み交わすほどに親しくなるが……。ディビジョンバトルに参加する気がないという“鬼瓦ボンバーズ”に乱数が近づき,物語は不穏な方向へと向かっていく。
舞台の後半で見られた印象的な雨のシーンでは,会社で残業して雨の中で傘も差さずに帰路につく独歩,フードをかぶってとある思惑を抱きながら歩く乱数の姿などが見られた。スクリーンいっぱいに映る雨の雫と,切なげなバラードナンバーで会場をしっとりとした雰囲気が醸し出される。
そして,いよいよ始まるディビジョンバトルの予選1回戦。“麻天狼”の相手はなんと“鬼瓦ボンバーズ”。信頼しあっていたはずだが,とある経緯で彼らは“麻天狼”に深い憎しみを抱いているようで……。その様子を不敵な笑みを浮かべながら見つめるある人物の思惑,このような状況になってしまった理由とは?
舞台の最後は,本舞台恒例のライブがスタート! ライブの初陣を飾るのは,アクロバティックやヘッドスピンなど,極上のパフォーマンスを披露するD.D.B。観客たちも応援グッズのリングを手につけて,拍手やハンドサインで舞台にエールを送る。続けて“Fling Posse”“麻天狼”“鬼瓦ボンバーズ”がそれぞれのディビジョン曲を歌唱して,舞台中に見られたラップナンバーも再び披露! ライブで終始観客に向けて穏やかな笑みを向けてくれた寂雷の「さぁ皆さん,盛り上がっていきましょう!」の声で,ラストは本公演の主題歌へ。熱いラップバトルとドラマが綴られた舞台は,熱気渦巻くまま閉幕した。
本公演は再演ということで,前回の公演を配信で見たけれど生で観ていない人や,もう一度生で観たい人にはうれしい公演となっている。2020年8月の舞台第2弾と,直前に公演していた第4弾を観ていた筆者的には,本公演の終盤に乱数が話す「2人は最高のポッセだよ!」を思い出し聴き比べしては,「乱数は隠し事が多いけれど,2人への信頼や絆は確かにあるんだな」「公演を積んだ分だけ役者さんの熱もこもっている!(ように感じる)」としみじみ思う。同じく過去公演を観ている人には,何か感じる部分も多いことだろう。本公演の大千秋楽公演は配信やライブビューイングでも見られるので,気になる方はぜひチェックしてみよう。
「『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage - track.2 replay-」公式サイト
映画館でのライブビューイング特設ページ
Hulu ストアのライブ配信特設ページ
- 関連タイトル:
ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle-
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ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle-
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(C)IDEA FACTORY / ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle-製作委員会
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