クレイジーな銃を自作して戦い続けるシングルプレイ専用FPS，「MOTHERGUNSHIP」がリリース

　チェコのパブリッシャであるGrip Digitalは，Terrible Posture Gamesが開発したシングルプレイ専用のFPS「MOTHERGUNSHIP」を北米時間の2018年7月17日にリリースした。

「MOTHERGUNSHIP」公式サイト

Steam「MOTHERGUNSHIP」ダウンロードページ

　本作は，地球侵略を狙うエイリアンの母船に単身乗り込んで戦う主人公を描くもので，設定やストーリーはシンプルだが，プレイヤーの乗り込んだ二足歩行ロボットの両手に装着された武器を，ミッションで得たアイテムを使ってアップグレードし，やがて，武器とは思えないような形状のものへと変化させていくシステムが特徴になっている。
　アップグレードアイテムは，コネクター（接続部品），バレル（銃砲身），そしてキャップという3つのカテゴリーに分かれており，キャップは弾丸がさまざまな方向に飛んだり，壁に当たると反射したりなどの効果を与えるアタッチメントだ。


　マップにはいくつものショップや作業台があり，ゲームを進めながら相手の弱点を見つけ，それに合わせて銃器のアップグレードを行っていくというスタイルだ。敵の攻撃はかなり激しく，まるでシューティングゲームを3D化したような無数の銃弾やレーザービームが飛び交う，派手なものになっている。
　半永久的にゲームを続けていく，「エンドレスモード」と呼ばれるモードなども用意されているが，公式サイトの情報によれば，当初予定していたオンラインCo-opは8月に公開されるパッチまで持ち越されるとのこと。


　マサチューセッツ州に本拠を置くデベロッパのTerrible Posture Gamesは，ジョー・ミラベロ（Joe Mirabello）氏の個人スタジオで，2015年には「Tower of Guns」という「MOTHERGUNSHIP」のプロトタイプと呼べる作品を発売している。現時点では日本語に対応していない「MOTHERGUNSHIP」だが，シンプルながら熱中できる作品に仕上がっているようだ。