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次世代のゲーマー向け超小型PC「GPD WIN 3」はIntel製SoCを採用? 来日中のGPD代表が語った
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印刷2018/07/14 00:00

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次世代のゲーマー向け超小型PC「GPD WIN 3」はIntel製SoCを採用? 来日中のGPD代表が語った

GPD WIN 2
GPD
 ゲーマー向け超小型PCとして話題を呼んだ「GPD WIN」と,性能や使い勝手を大幅に改良した第2世代モデル「GPD WIN 2」といった個性的な小型PCを開発している中国企業のShenzhen GPD Technology(以下,Shenzhen GPD)。そのShenzhen GPDで総経理(General Manager,代表)を務める汪 俊征(英語名 Wade,以下 英語名表記)氏が来日中で,2018年7月14日には,東京・渋谷で行われるGPDユーザー限定イベント「GPD ユーザーカンファレンス2018」に参加する予定とのことだ。

GPD WIN 2を手にした汪 俊征氏(左)と,販売代理店である天空の代表取締役である山田拓郎氏(右)
GPD

 そのWade氏が,イベントの開催に先立って編集部に来訪し,GPD WIN 2の手応えや2018年10月に発売予定の次世代超小型PC「GPD Pocket 2」について話をしてくれたのだが,その中で,現在はまだ構想段階にあるという次世代のゲーマー向け超小型PC――ここでは「GPD WIN 3」としておこう――についても,ごく簡単にだが説明してくれた。

 GPD WINシリーズの競合製品と呼べる超小型PC「SMACH Z」が,搭載SoC(System-on-a-Chip)としてAMD製の「Ryzen Embedded V1605B」を選択したこともあり,次世代のGPD WINシリーズも,Ryzen EmbeddedをSoCに使うのではないかという噂が流れている。だがWade氏は,GPD WIN 3で採用するSoCには,Intel製プロセッサが第1の候補であるという考えを示した。
 Wade氏は,GPD WIN 3で採用を検討しているSoCとして,「9Y30」という名称を挙げていた。「xY30」という型番は,Core MブランドのCPUで使われているものなので,今後登場するであろうCore MブランドのSoCに,そうした製品が予定されているようだ。ただ,Wade氏によると,9Y30は本来,2018年末に量産を開始する予定だったそうだが,Intel側の問題で,このタイミングでの量産はできなくなったのだという。
 なぜ量産が遅れたのかについて,Wade氏は具体的に語らなかったが,次世代CPUに使う予定だった10nmプロセス製品の投入が遅れていることは,Intelも控えめにだが公式に認めている。9Y30の量産が遅れてしまったことも,Intel側の製造に関する問題が影響したと考えるのは,そう飛躍した話ではないだろう。

 だとすれば,Intel製SoCに代えて,GPD WIN 3ではRyzen Embeddedを使うという選択肢はないのだろうか。その質問に対してWade氏は,GPD WINシリーズのサイズに,現行世代のAMD製SoCを搭載するのは技術的に難しいとしたうえで,次世代のAMD製SoCであれば考えられると述べていた。
 しかしWade氏によると,Intelは,既存のGPDシリーズを開発するときにもさまざま技術的サポートを行ってくれたそうなので,GPD WIN 3で採用するSoCも第1候補がIntel製SoCになる可能性は高いとのこと。とはいえ,Intelが10nmプロセス製品をいつ量産開始するのか不透明な状況では,開発を始めたくても始められないだろうから,状況によっては次世代のAMD製SoCに切り替わるなんてことが,ありえるかもしれない。


GPD Pocket 2試作機を写真で紹介


 最後に,Wade氏が披露したGPD Pocket 2の試作機を写真で紹介しよう。本製品は,2017年9月に国内発売となった「GPD Pocket」の後継機種で,搭載SoCをGPD WIN 2と同じ「Core m3-7Y30」に変更して性能向上を図ったほか,キーボードの大型化と光学式ポインティングデバイスの採用,本体重量を約480gから約465gへ軽量化したことなどが特徴の製品だ。
 細かいスペック面では,GPD WIN 2に及ばない面もあるが,超小型PCでゲーム用途を重視しない人にとっては,かなり魅力的な製品となりそうである。

GPD Pocket 2の試作機。全体的なイメージは初代GPD Pocketに似ているが,軽量化と薄型化を実現したという
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GPD Pocket 2の背面(左)。筐体は初代機同様に,アルミ合金の削り出し加工で作られるという。右写真は底面で,4つの大きなゴム脚と,吸気孔が見える
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液晶パネルを閉じた状態。初代機は閉じると四角い箱といった印象を受けたが,GPD Pocket 2はボディ底面の手前側を細く絞ったカタチをしているので,より薄く見える
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液晶ディスプレイは7インチサイズで解像度1920×1200ドットのIPS液晶パネルを採用しており,ここは初代機と変わっていない。高解像度なので,Webページも見やすい
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GPD Pocket 2のキーボード。6列構成であることは変わっていないが,GPD Pocketと比べてキーレイアウトが改善されており,著しく押しにくい変形キーはなくなった。また,初代機では[Space]キーの手前にあったポインティングデバイスがない点にも注目してほしい
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GPD Pocket 2のポインティングデバイスは,メインキーの奥側にある黒い帯状のタッチボタン部に配置された。左端に見える時計のような2つの記号は,それぞれマウスの左メインボタンと右メインボタンだ(左)。ポインティングデバイスは,黒帯の右端にあり,指を置いてスライドさせるように動かす光学式センサーとなった(右)。これが意外に使いやすい
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ボディの左側面には,USB 3.0 Type-Aポートと4極3.5mmミニピンヘッドセット端子,microSDカードスロットがある(左)。右側面側には,電源コネクタを兼ねたUSB Type-Cポート(※バージョン未公開)とUSB 3.0 Type-Aポートが並ぶ(右)。液晶ディスプレイをほぼ180度まで開けるようになったのは,ユーザーの要望を反映した要素とのこと
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●GPD Pocket 2の主なスペック
  • CPU:Core m3-7Y30(2C4T,定格1GHz,最大2.6GHz,L3キャッシュ容量4MB)
  • メインメモリ:LPDDR3 SDRAM 4GB / 8GB
  • グラフィックス:HD Graphics 615(実行ユニット数24基,定格300MHz,最大900MHz)
  • ストレージ:SSD(eMMC接続,容量128GB)
  • パネル:7インチ,解像度1920×1200ドット,タッチ対応
  • 無線LAN:IEEE 802.11ac,Bluetooth 4.1
  • 有線LAN:なし
  • 外部インタフェース:USB Type-C×1,USB 3.0 Type-A×2,4極3.5mmミニピン(※ヘッドセット用)×1,
  • スピーカー:内蔵2chステレオ
  • マイク:内蔵
  • カメラ:非搭載
  • バッテリー容量:6800mAh
  • 公称本体サイズ:18(W)×113(D)×8〜14(H)mm
  • 公称本体重量:約465g
  • OS:64bit版Windows 10 Home
  • クラウドファンディング価格:569ドル(メインメモリ容量4GBモデル),639ドル(メインメモリ容量8GBモデル)

Shenzhen GPDのGPD Pocket 2製品情報ページ

Shenzhen GPD公式Webサイト(英語)

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