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[TGS 2017]寝たままゲームができる夢のデスク環境がTGS 2017に。痒いところに手が届いて自堕落プレイを極められそう
単なる完成品の机を販売するだけでなく,デスクのパーツを組み合わせて,ユーザーの好みに合わせたゲーマー向けデスクを構築できる組み立て式の製品を展開することにも注力しており,東京ゲームショウ2017(以下,TGS 2017)のBauhutteブースではそのデモ機がいくつも展示されていた。こうしたアイテムを体験できる場所はあまりないため,TGS 2017へ行くのであれば,ブースを見学する価値はあるだろう。
パーツを組み合わせて作るゲーマー向けデスクとはどんなものなのか。さっそく紹介しよう。
理想の机は,パーツの組み合わせで実現する
PCゲームや据え置きゲーム機向けのゲームを寝たままプレイしたい。そう考えたことのある読者は多いだろう,たぶん。スマートフォンでゲームをするように,ゴロゴロ寝転がりながらプレイをしたり,だるくなってきたらそのまま寝落ちしたりできるのは,理想的なゲーム環境のひとつだ。
しかし,実際に挑戦した人は,思った以上にマウスが動かしにくかったり,キー入力ごとに無理な体勢になってしまったりと,苦労も同時に経験しているのではないだろか。そのあたりをまるっと解決してくれるのが,Bauhutteの提案する「寝たままゲーム」の構成だ。
デモ環境は,Bauhutteの昇降式ゲーマー向けデスク「BHD-1200M」と,同じく昇降式のL字デスク「BHD-670H-BK」をコアに構築されている。BHD-1200Mは,天板の高さを床面から59〜80cmの範囲で,BHD-670H-BKも57〜78cmの範囲で調整できるデスクである。任意の高さに設定できるので,楽な姿勢を追求しやすい。
ゲーマー向け向けに開発したというオットマン。一般的なオットマンよりもほどよいフワフワ具合で足を乗せている感が薄いこともあってか,寝転がって試用中,睡魔に襲われた |
けだるげなおねーさん曰く「普段,ゲームしているときと同じなんで,素のまどろみ顔です」とのこと |
BauhutteのWebサイトには「机の高さと椅子の座面の高さの関連性」というWebページがあり,そこでデスクやチェアに必要な高さを求めることができる。座り方や腰痛対策など,人体への配慮をきちんと考慮していることも窺えるのは,さすがに本職の家具ブランドといったところ。
担当者に「なぜこの構成を思いついたのか」と質問してみたところ「自分が欲しかったから」と,明快な答えが返ってきたのも好印象だった。
さて,気になる価格だが,各パーツを自作PCのように揃えていくと,ゲーマー向けチェア込みでの価格は約11万5000円程度になるという。リクライニング対応のゲーマー向けチェアがすでにある場合,デスク周りだけであれば,8万円ほどで完成する。
机と椅子は,ゲーム環境のひとつであるだけでなく,長く付き合うことになる物だ。腰にクリティカルダメージを受けると,腰痛と一生付き合うはめになることを考えた先行投資と思えば,安いものではないだろうか。
Bauhutteブースにはほかにも,立ったままの姿勢でもゲームをプレイできるデスクや,フィットネスバイク一体型の「エクササイズデスク」(型番:BGD-780-BK-1)といったユニークな製品もあった。
ちなみに,スタンディングデスクは,ワンプッシュで通常の机の高さから,スタンディング仕様に変更できるというものだ。あぐらや正座でプレイした状態から,スタンディングに切り替えて気分転換,といったことが可能である。
ここ最近,運動不足が気になってきたが,ゲームプレイ時間を削るつもりがないという根っからのゲーマーであれば,解決策のひとつになるだろう。ただ,実際にはゲーマー以外からのオーダーが目立っているそうだ。
ちなみに,エクササイズデスクを漕ぎながらデレステをプレイしてみたが,難易度Masterのフルコンボができてしまった。ゲームジャンルにもよるのだろうが,ゲームプレイにクリティカルな支障はなさそうである。スマホゲーによくある周回プレイに向いていそうだ。
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Bauhutte公式Webサイト
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