紹介記事
死と隣り合わせの冒険をスマホで楽しもう。「Wizardry」を彷彿とさせるダンジョンRPG「Abyss and Dark」を紹介
本作は,RPGの古典「Wizardry」を彷彿とさせる3DダンジョンRPGだ。プレイヤーは最大6人の冒険者でパーティを組み,天候を操る力を持つとされる賢者を探し出すために“予見の塔”へ足を踏み入れることになる。今回,無料お試し版で序盤をプレイしてみたので,スクリーンショットを交えつつゲームの概要を紹介していこう。
ゲームを開始したら,まずは酒場で冒険者を募りパーティを編成しよう。既存のキャラクターを選べるほか,冒険者ギルドでオリジナルキャラクターを作って加入させることも可能だ。なお,キャラクターを作成する場合は,種族や性格,パラメータなどを自由に設定でき,これらの組み合わせに応じたクラスに就くことができる。
パーティを編成できたら,街はずれにある予見の塔に挑戦しよう。ダンジョン内での操作はバーチャルパッドを使って行い,左側にある上下左右のカーソルでパーティを前進後退させたり,向いている方向を変えたりできる。右側にあるAボタンは扉を開く,Bボタンはキャンプ画面に入るときに使用するものだ。ちなみに,画面左上にある「KeySet」というボタンをタップすると,バーチャルパッドの表示濃度を変えられるので,好みに合わせて選ぶといい。
戦闘には,ターン制のコマンドバトルが採用されている。AIに行動を任せる自動戦闘機能もあるが,敵は序盤からなかなか手強いので,適当にプレイしていると全滅する恐れがある。全員にしっかり指示を出すようにしたい。見事勝利できれば経験値やゴールド,宝箱などを獲得できる。もちろん,ダンジョンRPGの伝統に則り,宝箱にはたいてい罠がかかっているため,シーフで罠を判別/解除してから開けないと,最悪即死となる。
1回の探検で,どこまで進めばいいかというのは定められていないので,任意のタイミングで街に戻って構わない。帰還時に必ずやっておきたいのは,宿屋で休息を取ることだ。経験値が一定値以上溜まっている場合は,キャラクターがレベルアップして各種能力が上がり,次回以降の冒険が多少楽になるはず。
なお,街の中には酒場と宿屋のほかに,装備品やアイテムを鑑定してくれる武器屋,命を落とした冒険者を蘇らせる寺院などもある。ダンジョンに挑むと未鑑定のアイテムをよく入手するので,武器屋の利用頻度はとくに高い。
昨今の洗練されたRPGを遊んでいるプレイヤーからすると,簡素なユーザーインタフェースやグラフィックスが,逆に新鮮に見えるかもしれない。難度は少々高めだが,プレイヤーキャラクターを徐々に鍛えていき,マップを一歩一歩踏破していく感覚がクセになるので,歯ごたえのある作品を求めている人にオススメしたい。
「Abyss and Dark〜リル・マズアの遺跡〜」公式サイト
「Abyss and Dark〜リル・マズアの遺跡〜」ダウンロードページ
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Abyss and Dark〜リル・マズアの遺跡〜
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