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ハロー!Steam広場 第317回:インフラの敷設は必要なし! ゆるく楽しめる中世都市開発シム「Foundation」
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印刷2021/02/12 12:00

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ハロー!Steam広場 第317回:インフラの敷設は必要なし! ゆるく楽しめる中世都市開発シム「Foundation」

画像集#010のサムネイル/ハロー!Steam広場 第317回:インフラの敷設は必要なし! ゆるく楽しめる中世都市開発シム「Foundation」
「すちーむ」ってなぁに?というよい子のみんな集まれー! 「ハロー! Steam広場」は,PCゲームのダウンロード販売サイトSteamで公開されている気になるタイトルを,筆者が独断と偏見でピックアップして紹介する,とっても有意義なコーナーだ。毎週欠かさずチェックすれば,濡れ女はギリギリいける上級秀の字にジョブチェンジできるかも。

 ハロー!Steam広場 第317回は,中世を舞台にした都市開発系のシミュレーションゲーム「Foundation」を紹介しよう。本作は,「Cities Skylines」のように色を塗って街を作っていくタイプの作品だ。人が通ったところが自然と道路になるのが特徴で,インフラをあまり気にせず遊べる“ゆるさ”が魅力の1つだ。



画像集#011のサムネイル/ハロー!Steam広場 第317回:インフラの敷設は必要なし! ゆるく楽しめる中世都市開発シム「Foundation」

インフラの敷設は必要なし! ゆるく楽しめる中世都市開発シム「Foundation」


 アーリーアクセスとは,開発途中のゲームを購入して,デバッガー兼プレイヤーとして参加できる,Steamの販売形態の1つだ。今回はカナダのインディーズ系デベロッパ,Polymorph Gamesが開発を手がける「Foundation」を紹介しよう。

画像集#001のサムネイル/ハロー!Steam広場 第317回:インフラの敷設は必要なし! ゆるく楽しめる中世都市開発シム「Foundation」

 本作は,中世を舞台にした都市開発系のシミュレーションゲームだ。プレイヤーには更地(+数人の住人)が与えられ,そこに倉庫や伐採所,売店などを建設し,都市の発展を目指していく。
 住人にはそれぞれ名前やステータスが用意されており,プレイヤー自身が彼らに職業を割り振っていく。また,住民のニーズに応えていくと人口が増える仕組みになっているので,働き手を増やすためにもニーズをしっかりと把握することが重要となる。

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 ゲームを始めて最初に行うのは,「建築士の小屋」を建てること。これに住人を割り振り,伐採所や食糧倉庫といった基本的な施設を建設していくのだが,このときに住居の用意もしておきたい。本作では,任意のエリアを“塗りつぶす”ようにして居住地を設定していく。すると,塗りつぶした場所に自動で家が建ち始めるわけだ。
 同じように,資源を採取する場所や植林する場所などもエリアを塗りつぶして指定していく。資源の場合は特定の場所のみを優先して採取を行えるので,この手のシムでよくある「伐採所を作ったらあたり一面の森が丸裸になった」という事態は(適切に範囲を指定していれば)起こらない。

住宅地は緑,採取地は青,立ち入りを禁止したい場所は赤,といった感じで指定していく。住宅により向いた場所は色分けされるのだが,そういった場所に住人がうまく家を建ててくれるとは限らないのが,少しもどかしい。なお,エリアは重複して設定することも可能だ
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 さて,都市系シムでは多くの場合,家と職場を道路でつながないと住人が働きに行ってくれないので,次にインフラの敷設を始めることになるだろう。しかし本作では,“人が通ったところが自然と道路になる”ので,そもそもインフラの敷設という概念自体がほとんどない。結果,資源の近くに採取場所(職場)を作り,その近くに住宅のエリアを指定しておくだけで,どんどん“街っぽく”なっていくのだ。

 「きっちりと道路を敷設して碁盤の目の都市を作りたい」という人にはやや物足りなく感じるところだろうが,こういったインフラをあまり気にせず遊べる“ゆるさ”が,本作の魅力だ。砦を設置したり,住人を兵士に任命したりもできるが,(原稿執筆時点では)戦闘や防衛要素などもとくになく,ときおり発生するイベントを除けば何かのノルマを課せられることもない。プレイヤーの思うがままに都市づくりをしていけば良いのだ。

砦や教会,領主の館といった特殊な建物は,パーツを組み合わせる形である程度自由に設計できる。見た目はもちろん機能も変わるので,ここはそれなりに考えて決めたいところ。とはいえ,後から普通に増築もできる
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採取できる資源や作れる商品は限られるので,交易は非常に重要だ。入手できないものは購入し,余った物は(買い取ってくれる都市があるなら)積極的に売っていこう
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 その反面,資源や資金管理はそこそこシビアである。ベリーやパンといった食料は,きちんと生産して住人に行き渡るようにしなくてはいけないし,施設の建設には加工した板材や採掘した石が必要で,それが用意できないと,いつまでたっても完成しない。もし施設や労働力の不足で足りない物が発生しているなら,近隣の都市と交易して入手しよう。
 当然,それもお金がなければ買えないので,しっかりと経済を回していかないと,あっという間に都市は停滞状況に陥ることになる。ニーズが満たせない(≒魅力がない)都市は,すぐに住人に見限られてしまうので,とにかく物流と資金の流れを止めてはいけないのだ。

住民には階級があり,一定のタイミングでニーズが満たされた者から昇格が可能。なのだが,これにも資金が必要なので,財政に余裕がある状態でないと難しいだろう
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お金があれば,新たなエリアを購入して利用できるようになる。できれば平坦で広い土地の方が発展させやすいが,そういった土地が必ずしも近くにあるとは限らない
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 お金は建設や資源の売買以外にも,新たな領土(エリア)の追加や住民の階級アップにも使用するので,いくらあっても困らない。都市の規模や住人のグレードは,新たな施設のアンロックにも関係してくるので,うまく都市が回っていけばどんどん拡張していけるが,逆に問題が深刻化すると「お金がなくて施設が作れない → 施設が作れず問題が解決しない → 問題が解決できなくて人が減る → 人がいなくてさらに都市機能が低下」という悪循環に陥ることになる。こういったときはトラブルの解決を最優先し,あえて既存の施設を止めて予算削減に着手するのもいいだろう。

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画像集#009のサムネイル/ハロー!Steam広場 第317回:インフラの敷設は必要なし! ゆるく楽しめる中世都市開発シム「Foundation」

 居住地の指定をしても「家が足りない」という警告が延々と出ていつまでも家が建たなかったり,最初のチュートリアルクエストがかなりあっさり目で説明不足の部分が目立ったりなど,気になる部分も多々あるが,都市系シムとしては現状でも良くできており,ローカライズのクオリティも上々と広くオススメできる作品となっている。
 本作は限界までズームしてみると住人目線まで画面を拡大できるので,ある程度街が整ってきたら“街歩き”してみるのも楽しい。
 現在アーリーアクセス版である本作だが,完成後には価格が上がる可能性もあるそうなので,興味のある人は早めに購入してプレイしてみても損はないだろう。


  • 関連タイトル:

    Steam

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