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ついにワールドの垣根を越えて遊べる。「FFXIV:蒼天のイシュガルド」パッチ3.5実装直前,吉田直樹氏インタビュー
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印刷2017/01/12 12:00

インタビュー

ついにワールドの垣根を越えて遊べる。「FFXIV:蒼天のイシュガルド」パッチ3.5実装直前,吉田直樹氏インタビュー

4PTいないと倒せないボスも登場する新「ディアデム諸島」


4Gamer:
 トレーラーにはディアデム諸島の映像も映っていました。リニューアルに向けてディアデム諸島に行けなくなるのはパッチ3.5からですか?

吉田氏:
 パッチ3.5から入れなくなります。リリースはパート2の予定です。

4Gamer:
 ディアデム諸島でしか取れない素材がかなりあります。例えばマキシエーテルの材料とか……そういった物はその間どうなるのでしょうか。

吉田氏:
 きちんとフォローが入ります。これまでのディアデム諸島で採集できていたアイテムは,すべて他の入手先を用意しました。

4Gamer:
 リニューアルしたディアデム諸島では,採集できる物が新しい物に入れ替わっていたりするんでしょうか。

吉田氏:
 新しいアイテムは増えています。ゲーム全体で取れなくなる物や,2度と取れない物はないように,全体の調整をかけています。ご安心ください。

4Gamer:
 分かりました。バトル面でも気になることがありました。トレーラーの映像で,もうレイドダンジョンかな?と思ってしまうような雰囲気がありましたが。

吉田氏:
 トレーラーの映像は,空の色が変わって発生する全域F.A.T.E.みたいなもので,それが出現したら,その空域にいるみんなでシャウトして集まってほしいと思います。これまでのFFXIVにはないバトルコンテンツで,PTそれぞれが役割を果たさないとボス本体が出てこないとか,ボスにダメージが入らないとかがあり,4PT以上が集まらないとクリアできません。EverQuestなどをプレイしていた方は,懐かしいかもしれないですね。

4Gamer:
 それは,今までのディアデム諸島と,まったくの別物になりそうですね。

吉田氏:
 前回までのディアデム諸島は,開発チームの中で「第一世代MMOみたいな,ルール無用で自分達で話し合ってキャンプしたり,NM出たら寄ってたかって倒すみたいなのは,もう需要がないのだろうか?」 という意見がくすぶっていて,じゃあ一度思い切ってそういうコンテンツを作ってみようと始めたんです。でも,やっぱりプレイヤーの中にも大きく価値観の差があったと思います。

画像集 No.015のサムネイル画像 / ついにワールドの垣根を越えて遊べる。「FFXIV:蒼天のイシュガルド」パッチ3.5実装直前,吉田直樹氏インタビュー

4Gamer:
 たしかに,FFXIVプレイヤーの中には,本作が初めてのオンラインゲームという方も多いですね。

吉田氏:
 僕自身はあのゴリランド(プレイヤーの間でそう呼ばれた狩場)で延々と狩りをしまくって,出た装備をロットして強い弱いというのは嫌いじゃないです。でも,やっぱりレイドコンテンツが好きな人が,「範囲避けをする必要もないこれは面白いの?」と言うのも当然だと思いますし,ましてやILvやMob出現の調整ミスもあって,2段階で調整をかけたらプレイヤーのテンションが下がってしまったところもありました。今回はそれらをひっくるめて,まず絶対に一定以上のリワードは取れるように目標を提示してあげて,こちらが誘導してあげるべきだと。ルール無用は一定報酬の保障後に作ろう,というイメージです。

4Gamer:
 前回もリワードがもらえるよう,目標は提示されていました。しかし,やるもやらないもプレイヤーの自由でしたし,やり方も一切提示されていませんでした。今回は,その目標を達成するために何をするのか指示されるということでしょうか。

吉田氏:
 今回はアインハルト家からPTに,「最初にこの目標を達成してくれ」と指示が出ます,達成したら次の指令が来てまたそれを達成するといった形ですね。
 それを全部終え,一旦拠点に帰って報告すると報酬がもらえます。そこでコンテンツから出ることもできますし,スポイルも一定量もらえます。今回は新たなアイテムで「ランダムに装備アイテムを取得する」という,ガチャのようなものを回せるシステムも入れました。今までのように,ランダムでパラメータを付与した装備がもらえます。

4Gamer:
 装備は全部ガチャで入手するような形に?

吉田氏:
 装備アイテムはそうなっています。個人でも楽しめるからですね。目標を達成した後にひたすら狩りをして,装備を得るためのアイテムを稼ぐこともできます。
 ただ,少なくとも目標が終わるまではみんな同じ意思で,言葉を交わさなくても目標に向かって動けたほうが良いだろうと。

4Gamer:
 FFXIVはコンテンツに入ると,最初と終わりの挨拶ぐらいで,会話をする機会が少ないですね。

吉田氏:
 そうですね。でも,会話が必要ないことが心地良さだったり,気軽さだったりになっているとも思いますし,僕らもそう考えてFFXIVを作ってきました。でも,全域の突発イベントだけはルールを作っていません。皆さんで話し合って挑んでください。また,今回はギャザラー職と戦闘職で入口を2つ作っています。

4Gamer:
 それは助かりますね。実装当初は採集をしたい人と,モンスターを狩りたい人が同じPTでマッチングしたりしましたから。

吉田氏:
 今回は明確に分けています。ギャザラーは途中で戦闘職に着替えられるので,全域イベントなどが発生したらバトルに参加もできます。ただ,戦闘職はあくまで戦闘を目的としているので,途中でギャザラーには着替えられません。

影の国ダン・スカーは落ちる? ファンフェスチケットの倍率は? FFXVとコラボはしないの?


4Gamer:
 影の国ダン・スカー(以下,ダン・スカー)でシャドウ・オブ・マハシリーズが完結します。トレーラーでは,飛空艇からスタートしているようでしたね。

吉田氏:
 いろいろとすごそうなものがトレーラーに映ってましたね(笑)。まずは,入ってすぐのデスゲイズとの空中戦をお楽しみいただけたら。

4Gamer:
 ……柵が壊されてましたね?

吉田氏:
 壊れてましたね……。実はあれ,ボス登場のカットシーンが入ったすぐあとで,「さあ戦うぞ!」という場面で,デスゲイズに近づくとバーンと壊れます。だいたいのバトルでは中盤以降に柵が壊れることが多いですが,デスゲイズは「柵は最初から壊します!」みたいな感じで。FFXIVらしいというか,結局壊すのなら作らなきゃ良いのに(苦笑)。

画像集 No.004のサムネイル画像 / ついにワールドの垣根を越えて遊べる。「FFXIV:蒼天のイシュガルド」パッチ3.5実装直前,吉田直樹氏インタビュー

4Gamer:
 もったいない(笑)。24人アライアンスレイドですし,落ちても復帰はできますよね?

吉田氏:
 はい。蘇生ができます。ただ,シャドウ・オブ・マハシリーズは完結しますし,まだパッチ4.0が見えてきたというタイミングなので,あまり初動でガツガツとクリアを目指すのではなくて,遊園地のような感じでワーワーと全滅を繰り返して楽しんでもらえたらと思います。

4Gamer:
 それこそ,デスゲイズで全員落ちるとか(笑)。

画像集 No.016のサムネイル画像 / ついにワールドの垣根を越えて遊べる。「FFXIV:蒼天のイシュガルド」パッチ3.5実装直前,吉田直樹氏インタビュー
吉田氏:
 ドドドドーっと,全員で落ちていくのは,なかなかに壮観だと思いますよ。と言ってもダン・スカーの難度はマハか,マハより少し簡単かなというくらいにしたので,ほどよく楽しんでもらえるんじゃないかと思います。ただ最初はスカアハ戦などで全滅しまくるかなと。オズマよりは……簡単な気がしますけどね。

4Gamer:
 オズマよりはと言われるとちょっと安心できますね。ところで,ダンジョン内は人が住んでいたような面影がありました。マハがどうしてああなったのか,そういったサイドストーリーも語られるのでしょうか。

吉田氏:
 シャドウ・オブ・マハは,マハの魔道士達がいろいろな悪行を働いた結果,ツケが回ってきたという話になっています。あの白魔道士達の都だったアムダプールとも彼らは戦争をしていて,ダンジョンではそういったサイドストーリーが垣間見えるようになっています。設定が好きな方は登場するキャラクター達のセリフだったり,ケット・シーの話す内容にも注目していただけると,アムダプールつながりの話も「ああ,だからそうなってるんだ」と分かるんじゃないかなと思います。

4Gamer:
 設定資料本の「Encyclopaedia Eorzea 〜The World of FINAL FANTASY XIV〜」が12月27日に発売されますが(※インタビュー収録は12月20日),そういった内容も書かれていますか?

吉田氏:
 書かれています。それを片手にプレイしていただければ,少し違った楽しみ方もできると思いますよ。設定資料というより,1人のエオルゼア史を研究している研究者が1冊の書物を書き上げたという体裁になっていて,本当に事細かなので,ぜひ。

4Gamer:
 楽しみです。設定と言えば,この間の配信(第15回FFXIVコミュニティ放送)で,ギルドマスターの年齢が発表されただけで大騒ぎでしたし。「フフチャさんが44歳!?」って。

吉田氏:
 まじかー!?って言われてましたね(笑)。たしかに,フフチャは可愛いし,わりと初めに出会うから,みんな若い人を想像してたんだろうなと。

4Gamer:
 ララフェル族は見た目じゃ年齢が全然わからないんですよね……。

吉田氏:
 分からないですね。配信だと「じゃあシシプさんはいくつなんだ!?」となってましたし(笑)。

4Gamer:
 ストーリーに出てくるララフェルって,偉い人が多いじゃないですか。考えてみたら,それだけ偉ければ,歳をとっていてもおかしくないですよね……。でも,逆にララフェルで若い人は,あまり見ない気がします。

吉田氏:
 ナナモぐらいじゃないですか。ナナモはまだ20歳です。タタルさんは設定本に載っています(笑)。あとはピピンとか……かっこいいのが出て来た!と思ったら声が勇者王(檜山修之氏)ですからね。

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4Gamer:
 そう。ララフェルは声で毎回「え!? そんな声なの!?」って。

吉田氏:
 あれはもうララフェルの声をあてるときに,「え!?」という反応になるのを狙ってる感がありますね(笑)。ユユハセもそうでしたし。

4Gamer:
 渋くて,びっくりしました。

吉田氏:
 なんというか,可愛いぶんだけララフェルは腹黒くしたくなるんですよ。そんなストレートに可愛いだけなわけないだろ,みたいな(笑)。

4Gamer:
 とくにウルダハにいるララフェルたちは,胡散臭く見えて仕方ないです。

吉田氏:
 そのあたりは,僕らもプレイヤーの皆さんが反応してくれているので,楽しくやってるところではあります。

4Gamer:
 今後も,可愛らしいララフェルがどんな声で出てくるのか注目したいです。こうしたNPCの話が出たので聞きたかったのですが,ファンフェスではかなりの数のオルシュファングッズが販売されますよね。吉田さんが今身に着けていらっしゃるのもそうですし。

吉田氏:
 オルシュファンは,たくさんの人に可愛がってもらえましたし,竜詩戦争編も完結したので,次のステージに進むためにも,ちゃんとグッズ化しておこうと思ったんです。ただ,蒼天のイシュガルドを代表するキャラですから,これからはあまり増えないと思います……とここで言うと,グッズ担当者がまたオルシュファンを使おうとしたときに困るし,また嘘つきとか言われそうだからなぁ……。

4Gamer:
 それは,ファンからすると嬉しい嘘なのかもしれませんけど(笑)。

吉田氏:
 いやあ,どうかな。でも,新キャラも育てていきたいと思っています。

4Gamer:
 パッチ4.0でどんなキャラクターが出るのかは,今から楽しみです。それにしても,本当にそのアクセサリーは格好よくて,ファンフェスでは即完売なのではと。

吉田氏:
 このシルバーアクセサリーは,僕の完全監修だったので1年ちょっとくらい作ってたんじゃないかな……。とにかく試作品を何度も作ってもらいました。彫りが甘い,塗装じゃないんだ,燻してくれなきゃ話にならんと。そこは価格が上がっても構わないからと,何回もダメ出ししました。

4Gamer:
 すごい監修ですね。でもそれぐらいにこだわりを持って作っているということですよね。

吉田氏:
 そうですね。僕がアクセサリー好きなので,僕自身が普段から着けられる品質じゃないと,「所詮ゲームのグッズ」という範疇から出られないものになってしまいます。真鍮とかで作るのは簡単ですが,シルバーアクセサリーを普段から着けてる人だと「これ,シルバーじゃないじゃん」とすぐに分かってしまいます。そういうのは身につけたくないです,高いか安いかではなく,単なる形だけのペンダントでもない。普段から身に着けられるものじゃないと,オルシュファンにも申しわけないですから。

吉田氏が首元に着けているのがオルシュファンのシルバーペンダント。ファンフェスでは両日とも30分程で売切れていた。
画像集 No.018のサムネイル画像 / ついにワールドの垣根を越えて遊べる。「FFXIV:蒼天のイシュガルド」パッチ3.5実装直前,吉田直樹氏インタビュー

4Gamer:
 なるほど。あくまで,ちゃんとしたシルバーアクセサリーだ,ということですね。

吉田氏:
 FFXIVを知らない人が見ても,「そのアクセ凝ってるね」「ゲームのアクセなのに,そんなにクオリティ高いんだ」という話になってくれないと,恥ずかしくてつけられないと思うんです。FFVIIのクラウディウルフなどもそうですが,割とアクセはそういうコンセプトで作らないと意味ないと思っています。
 ですので,監修に監修を重ねて,かなりこだわって作りました。でも,チェーンまでシルバー925の割には,安いほうだと思います。普通チェーンまで入れると,3万円を超えてしまいますからね。

4Gamer:
 ちなみにファンフェスの応募倍率って,どれぐらいだったんですか?

吉田氏:
 10倍近かったでしょうか……会場をかなり大きくしたのですが,それでも前回よりも倍率が断然高くなってます。初回からもうすごい倍率で,かなりのプラチナチケットだと思います。

4Gamer:
 脱出ゲーム付きチケットなんてまず当たらないですよね。

吉田氏:
 脱出ゲーム付きのチケットはヤバかったよね!?(同席していたコミュニティチームの室内俊夫氏(以下,室内氏)に問いかける)

室内氏:
 あれはヤバかったです。一番ヤバかったです。

4Gamer:
 そんな連呼するほどですか……(筆者が)当たらないわけですね。

吉田氏:
 最も申し込みが多かったのが脱出ゲーム付きのチケットでした。抽選する際に,脱出ゲーム付きで外れた人を除外してしまうと,熱量が高い人を一気に減らしてしまうので,その人達は2日通し券のほうにスライドして抽選したので,公平になっているはずです。

4Gamer:
 もう,3次抽選で当たるなんて奇跡ですね。

吉田氏:
 あれはもう当たったら奇跡ですね。友達やFCメンバーと掛け持ちで応募した人で,どちらかが当たったから,片方をキャンセルしようという場合のみ余りが発生するので,2次抽選以降はかなりの低確率でしたね。

4Gamer:
 もはや宝くじみたいですね。

吉田氏:
 最後の100枚の一般販売も1分?

室内氏:
 気づいたら,もう無くなっていました。

4Gamer:
 なんというか,ファンの熱量がすごいです。ところで,FFXIVのオフラインイベントを見ていて気が付いたんですが,男女比がほかのオンラインゲームとずいぶん違うようです。かなり女性の比率が高いように思ったんですよ。

画像集 No.019のサムネイル画像 / ついにワールドの垣根を越えて遊べる。「FFXIV:蒼天のイシュガルド」パッチ3.5実装直前,吉田直樹氏インタビュー
吉田氏:
 そうですね。これは僕らが一番驚いてますけれど,本当に女性が多いです。日本もそうですが,韓国版なんてプレイヤーの50%が女性ですから。とくに韓国では若い世代が多くて,20代が53%ぐらいで,初めて遊んだMMOがFFXIVですという人が本当に多いんです。

4Gamer:
 え,韓国で,ですか?

吉田氏:
 はい。韓国はいま,ゲーマー層の世代変わりがちょうど始まっているんだなと感じました。あと,韓国のタイトルに比べて,妙な露出だったり,男性に媚びるエロさだったりがFFXIVにはあまりないので,そこがすごく女性ウケしてるみたいです。安心して遊べて,可愛いし,カッコいい。グローバル版でも女性プレイヤーが多いのは,そのへんもあるのかなと思いますね。

4Gamer:
 欧米も似たような比率に?

吉田氏:
 女性比率が高いです。オフラインイベントというと,どうしても女性の方が多くいらっしゃるのかなとは感覚的に思っていましたが,ここまでかというくらいには多いです。

4Gamer:
 個人的な印象では,ほかのMMORPGタイトルだと男女比って,女性が多くても8:2とか7:3ぐらいだと思うんですよ。でも,FFXIVはほぼイーブンというイメージです。

吉田氏:
 オフラインイベントでは,もう5:5ぐらいですね。しかも若い方で,バリッとした身なりで,ガッチリお化粧までキメている女性がガチ勢だというのがやたら多くて。サイン会をやった時に「うちの低DPSどもになんか言ってやってくださいよ」と言われたのが忘れられないですね(笑)。

4Gamer:
 ひどい(笑)。

吉田氏:
 びっくりしましたけど,女性プレイヤーにそれだけ遊んでもらえているというのは,居心地が良い証拠でもあるのかなと思います。

4Gamer:
 1回のプレイ時間もありそうですが,絵のイメージだったり,気軽な距離感のコミュニティだったりが遊びやすいというのも理由に上がりそうな気がします。時間があまりないようなのであと1つ教えてほしいのですが,「FINAL FANTASY XV」PS4 / XBox One。以下,FFXV)がついに発売されました。ずばり,コラボはしないのでしょうか。

吉田氏:
 さすがにマスターアップで非常に大変だった開発チームに,今は言えないんです。発売日が延びたぐらいなので。

4Gamer:
 FFXVはDLCもすぐに配信していましたし。

吉田氏:
 ええ。それに,FFXIVのコラボは基本,ガチコラボなので。単にノクティスのコスチュームだけだったらいつでもできますが,やっぱりキャラクター達が出てなんぼだと思っています。
 だとすると,FFXIVチームの企画担当者もちゃんとFFXVのシナリオや,キャラクターの性格付け,口癖とかを把握していないと,本当の意味でのコラボにならないと思っています。

4Gamer:
 なるほど。プレイヤーもキャラクター達の性格とかを知っているからこそ楽しめるでしょうし,そのためにもFFXV自体を深く知る時間も必要になると。

吉田氏:
 確かに商業的に言えば,FFXVが発売となったこのタイミングがいいでしょうけれど,あまりそうは思っていないので。ライトニングも,ライトニングサーガの一部として組み込んだように,FFXVの4人も旅の途中で紛れてエオルゼアに来たとならないと面白くないと思っています。やる時は本気でやります。

4Gamer:
 期待しています。それでは,パッチ3.5に向けてプレイヤーへのコメントをお願いします。

吉田氏:
 パッチ3.5シリーズは,パッチ3.5の“宿命の果てパート1/2”,パッチ3.55,それ以外にも細かなパッチをいくつも出して,皆さんがスムーズに4.0へつなげていけるように計画しています。
 それと同時に4.0のPRもはじまります。何といっても2月にフランクフルトで開催するファンフェスは最後の情報公開の場です。PRのためにいくつか情報は取っておきますけど,最後の大ネタが炸裂しますので,ぜひそれも,ある意味パッチの1つのように見ていただきたいと思います。
 来年は前半,いつものことですけど死ぬ気でRPG1本分のボリュームを用意して,紅蓮のリベレーターをお届けしますので,2017年も変わらぬご支援をお願いします。

4Gamer:
 本日は,ありがとうございました。

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