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印刷2016/04/30 12:00

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【PR】「FFXIV」の吉田直樹Pも登場。日本マイクロソフトが展開する「ゲーム開発者向け動画コンテンツ」は要チェックだ


Windows 10
 「Channel 9」(https://channel9.msdn.com/というWebサイトをご存じだろうか。
 日本最大級の掲示板よりも,スペースチャンネルよりも大きなチャネル番号「9」を冠するChannel 9。そのドメインに「msdn」(Microsoft Developer Network)が含まれていることから,Microsoft製品に関連した,しかも開発者向けのサイトであるということは,想像がつく読者も多いのではないかと思う。

 Channel 9は,もともと米Microsoftが2004年に立ち上げた,開発者向けのblogや掲示板を中心としたコミュニティサイトだった。だが,年を経るごとに掲載コンテンツが拡充し,今では,インターネットラジオ(=Podcast)やビデオといった,マルチメディアコンテンツの割合が増えている。また,そもそもが北米発であるため,当初は当たり前のように英語圏が対象だったのだが,近年は,日本語を含む多言語展開にも力が入ってきた。

Channel 9公式ページ。日本語版ビデオもある
Windows 10
 そんな流れを受けて,日本マイクロソフトでもこのChannel 9を日本の開発者に向けて活用していこうとする動きを強めつつある。すでにVisual StudioやWindows 10,Azureなどに関する日本語コンテンツは多くあるChannel 9だが,日本には,世界的に見ても一流のゲームスタジオやゲームパブリッシャーが軒を連ねていることから,日本のゲーム開発者やゲーマーをターゲットにした動画コンテンツの展開を開始する計画なのだ。

 現時点で確定している具体的な内容としては,日本におけるゲーム開発をテーマとした,全4回の動画コンテンツがある。1回あたりの長さは30分程度なので,通勤通学はもちろん,入浴中や飲食などの休憩時にもおあつらえ向きではなかろうか。

 内容はもちろん,ゲーム開発者と,ゲーム開発者を目指している人がメインターゲット。ただ,一般のゲーマーでも,ゲーム開発事情や技術動向,メイキング系の開発秘話,あるいは裏話が好きな人も十分に楽しめるものになっている。

HoloLensの開発者向けキット
Windows 10
 「Microsoft系でゲームがテーマということは,Xboxファーストパーティの人ばかりが出てくるの?」と思うかもしれないが,実際には,業界で広く活躍している著名ゲームクリエイターやゲーム業界関連の著名人が登場する。
 話題としても,日本において勢力が高まりつつあるPCゲームや,「元年」とも呼ばれるVR(Virtual Reality,仮想現実)やAR(Argumented Reality,拡張現実)について話題が及ぶことも当然あるだろう。なにしろMicrosoft自体が,VRとARを複合させたMR(Mixed Reality,複合現実)対応ハードウェア「HoloLens」の開発を進めているくらいなのだから。


ゲーム開発者向けChannel 9,日本語版動画の第1回には,筆者,西川善司が登場!?


 さて,Channel 9の日本におけるゲーム開発者向け動画第1回の映像コンテンツには,ゲストとしてなんと筆者,西川善司が出演している。テーマは,昨今におけるゲーム関連技術のトレンドだ。


 詳細はいま貼った動画をぜひチェックしてもらえればと思うが,大きなトピックは2つ。1つは,前段で軽く触れた,盛り上がりつつあるPCゲームシーンについてである。

最近は,PCゲーマーにとって本当にいい時代になった。いわゆるAAAタイトルが,ゲーム機版とほぼ同じタイミングで“普通に”手に入るようになったからだ
Windows 10
Windows 10
 一昔前,日本におけるPCゲーム市場はほぼ無視されていたわけだが,最近では,家庭用ゲーム機で100万本超えのセールスを記録するようなビッグタイトルが,家庭用ゲーム機版からそれほど間を置かず,場合によってはほぼ同時にPCでもリリースされるようになってきた。
 直近の例で言えば,「DARK SOULS III」は,PlayStation 4(以下,PS4)Xbox One版が2016年3月24日に発売となってから,4月12日にはPC版が登場している。また,「ストリートファイターV」に至っては,PC版とPS4版がほぼ同時に――正確を期せば,PC版が1日早く――リリースされたりしたほどだ。

PCゲーム市場の健全化には,Steamに代表される配信プラットフォームが大きな貢献をした
Windows 10
 これには,PCが長らく抱えていた「カジュアル違法コピー」の問題が,Valveの「Steam」やUbisoft Entertainmentの「Uplay」,Electronic Artsの「Origin」,そしてWindows標準の「ストア」といった,ユーザーアカウントにゲームの所有権(というかプレイ権)を紐付けたサービスによってほぼ解消したことが大きい。

 また,以前のPCといえば,多様なハードウェアの組み合わせが存在し,その多くの組み合わせでの動作検証が難しく,この部分がゲーム機向けタイトルを開発していたゲームスタジオから嫌われる大きな要因となっていたのだが,いまや,PC用CPUとGPUのメーカーはいずれも事実上2社のみ。しかもアーキテクチャは驚くほど似ているため,性能はともかく,「特定の環境で動作しない」という問題は,ほとんど生じなくなった。
 こうした「状況の好転」が,日本のゲームパブリッシャやゲームスタジオから,PC版を出すことへの抵抗を取り去ったのである。

Windows 10
 家庭用ゲーム機向けのゲームがPCにも提供され,安定したゲームプラットフォームとして認知されてきた背景には,主要ゲームエンジンの功績も少なからずあるだろう。
 現在,「Unreal Engine」に「Unity」,「CRYENGINE」といったメジャー級のゲームエンジンは家庭用ゲーム機とPCを当たり前のようにサポートしており,これらゲームエンジンを用いて開発したタイトルであれば,少ない手間で各対応プラットフォームへ展開できるようになっている。ここは,ゲーム開発側からすればありがたいポイントだ。

Xboxアプリ
Windows 10
 大きなトピックのもう1つは,日本マイクロソフトの鵜木氏が語った,Windows 10に搭載される「Xboxアプリ」のオモシロ活用法紹介である。
 Windows 10は標準で,XboxアプリというUWP(Universal Windows Platform)アプリを利用可能だ。UWPアプリというのは,デスクトップあるいはノートPCと,Windows 10 Mobile搭載のスマートフォン,Xbox Oneなど,Windows 10がインストールされたシステムで横断的に利用できるアプリのことで,代表的なところでは,Windows 10のスタートボタンを押したとき目に留まりやすいニュースや天気といったものが挙げられるが,そのうち,Xboxというか,ゲーム関連の機能を提供してくれるのがXboxアプリである。

 Xboxアプリはその名称がゆえにXbox Oneと連携してナンボとイメージされやすい。実際,ウリの機能の1つは「Xbox OneのゲームをWindows 10のデスクトップにストリーミングしてプレイできる」というものだったりはするのだが,鵜木氏は,「Xbox Oneなしでも利用できるゲーム録画機能の使い勝手が高い」と言う。

ゲーム録画機能の設定
Windows 10

 ゲーム録画機能という呼び名に反し,録画対象はゲーム以外でもいい。たとえば,デスクトップ上にある任意のアプリを操作して,それに音声解説コメントを付加するようなHow To動画を,簡単に制作できてしまうのだ。
 鵜木氏は「『PowerPoint』やWebブラウザ,『Visual Studio』などの操作を録画することにも使える」というコメントともに,その使い方を披露しているので,興味がある人はぜひ参考にしてほしい。


第2回は「ファイナルファンタジーXIV」の吉田直樹Pが登場


Windows 10
 第2回のゲストは,「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」(PC / PS4 / PS3 / Mac,以下,FFXIV)のプロデューサーである吉田直樹氏だ。第1回がPCゲームを取り巻く動向という,比較的大枠の話だったのに対し,吉田氏が登場する第2回は,ゲームクリエイターになりたい人へ向けたメッセージがメインの話題となっている。あえて対象ターゲット現在ゲーム開発に従事している人はもちろんのこと,これからゲーム業界を目指そうとしている学生達にも響きそうな内容だ。


 まず,これからオンラインゲーム開発に従事しようとしている人達に向けて,吉田氏は自らの経験を踏まえつつ,「プレイヤーとしての経験は開発の立場になったとき役に立つ」と述べている。

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 MMORPGは,多くのユーザーが1つの仮想世界に同時参加してプレイするという特殊性があるため,1人プレイで完結するシングルプレイのゲームとは,求められる機能やプレイ体験などに違いがある。ゲームを設計する立場となったときに,そうした特殊性を持つゲームであるMMORPGをプレイした経験がないと,適切な機能設計を行うのは難しいというわけだ。

 かくいう吉田氏自身も,ゲームクリエイターとなる前は相当なヘビープレイヤーだったそうで,そのころの思い出話を語っている。ゲームを作る立場となった今も,プレイヤーからの要望に積極的に耳を傾け,必要と感じた要素については採用検討する努力はしているが,「必要な機能要素を1つずつ実装し,それを積み重ねて初めてプレイヤーの要望機能の実装が可能になることもあるため,どうしても短期に実現することが難しいものもある」という。

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 そんな吉田氏は,4Gamerをはじめとするメディアへの露出機会が多いが,これは,「プレイヤー達に開発進捗や動向の中間報告をすることで,開発側が要望を取り入れるためにちゃんと動いていることを明確にし,プレイヤー達から理解を得るため」。MMORPGはゲームであると同時にサービス業でもあるため,「ユーザーのストレスを低減させる」ことに重きを置いているというわけである。こうした視点が持てるのも,吉田氏自身がオンラインゲームプレイヤーの1人であったからに違いない。

 さらに吉田氏は,自らのゲームクリエイターとしての経験を振り返り,「プログラマーに求められる資質」についても言及している。
 いわく,優秀なプログラマーとして認められるのは,広範囲の技術に精通しつつ,開発期間(=時間),予算,チーム規模を複合的に評価して,「できる」「できない」の判断が行える人とのことだ。時間と予算,人材が潤沢にあれば,基本的に何でもできるが,実際のゲーム開発ではそれらのすべてに制約がかかる。その中で,満足のいくものを作り上げるためにはそうした資質が重要だというわけである。

Windows 10
 純然たる技量については,「1つのことには精通していて,なおかつ他の技術にもある程度詳しい」のが理想とも氏は述べている。
 専門分野が1つあれば業界でつぶしが利く。それが大前提だが,その専門分野を極めていく過程において,どうしても周辺技術についても勉強が必要になるため,1つの道を究めれば自ずと周辺関連技術にも詳しくなっているはず,というのが氏の意見だ。

 今後のゲーム開発シーンで生き抜くために,ほぼ必修となる技術は何か? については「サーバー関連技術」(≒ネットワーク関連技術)を挙げていた。
 これは,氏がFFXIVを手がけているからそう言っている……のではなく,今後のあらゆるゲームジャンルにおいて,ゲームはネットワークと無縁ではいられないからである。

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 吉田氏自身も,ネットワーク技術に関してはまだ未開拓な領域があるとしていたので,そこにまだ可能性が潜んでいると感じているようだ。その具体例が,「ストレージ用途のクラウド」ではなく,「計算リソースとしてクラウド」を活用する領域だと,氏は述べている。
 たしかに,GPUサーバーという新しいサーバーのスタイルが台頭してきている今,グラフィックス描画や各種シミュレーション,AIなどをクラウド側で処理するゲームデザインというのは,今後,脚光を浴びるようになるかもしれない。その意味でも「サーバー関連技術」(≒ネットワーク関連技術)は重要度を増していくということなのだろう。


日本マイクロソフトの「ゲーム開発者向け質問受付窓口」を積極的に活用しよう


 冒頭でも紹介したとおり,Channel 9の日本語動画はひとまず全4回の予定。日本マイクロソフトによると,日本のゲーム開発者や大手パブリッシャの担当者,ミドルウェア企業のエンジニアといった人達が登場予定で,どんどん話は技術寄りになっていくという。

 日本のゲーム関連企業は多く,著名なクリエイターやエンジニアはまだまだいる。さらに,日本に進出している海外ゲーム関連企業も多い。それに,著名ゲームエンジンメーカーもいまや日本支社を設立しており,ゲーム開発現場の経験を経たかなり有能なエンジニア達が合流している。正直,筆者自身がインタビュワーとして参加したいほどだ。

 さらに筆者個人的な要望を加えれば,今後は,CPUやGPUといったプロセッサメーカーや,VRおよびAR関連のエンジニアなどが出演すると面白いだろう。実際の開発拠点は海外の本国にあるとしても,日本のゲーム開発シーンにおける,彼らの製品の活用傾向のような話題は,多くの開発者や学生にとっても関心が高いはずである。

 さて,日本マイクロソフトは,Channel 9の日本語動画シリーズを始めるのに合わせて,国内ゲーム開発者向けの問い合わせ窓口を開設している。
 あくまでも開発者向けなので,その点は注意してほしいが, Windows 10環境におけるゲーム開発に関連した質問であれば,ゲームスタジオに所属する人だけでなく,アマチュア開発者からの質問も大歓迎だそうだ。ゲーム開発にあたって何か聞きたいことがあれば,下に示した問い合わせ窓口をぜひ使ってみてほしい。

Japan Game Development お問い合わせ窓口
  • メールアドレス:jpngamedev(アットマーク)microsoft.com
※「(アットマーク)」部は半角のアットマークを入力してください

 ゲーム開発者向けChannel 9は,今後,PCゲームファン(ユーザー,プレイヤー)から開発者,学生などにとっては要チェックサイトとなるはずだ。ブックマークを忘れずに!

MSDNのChannel 9公式ページ

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