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「Bloodborne」の戦闘はとにかく死ぬ気で斬りかかれ! 試遊バージョンでじっくり確認する“死闘感”の魅力
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印刷2014/08/15 12:00

プレイレポート

「Bloodborne」の戦闘はとにかく死ぬ気で斬りかかれ! 試遊バージョンでじっくり確認する“死闘感”の魅力

 Sony Computer Entertainment JAPANスタジオとフロム・ソフトウェアが開発中のPlayStation 4用アクションRPG「Bloodborne」。「Demon's Souls」と「DARK SOULS」を作り上げた宮崎英高氏がディレクターを務めることで,期待しているゲーマーも多いと思うが,その試遊バージョンがgamescom 2014で展示されていたというのは,すでにお伝えしたとおりだ。
 ただ,ゲームショウの会場でのプレイということで,この試遊版は死んだらタイトルまで戻される仕様のため,最後まで進めなくてもプレイ終了となってしまう。それではじっくり確認できない! というわけで,今回,ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアに頼んで,日本でも同じ試遊バージョンをプレイさせてもらった。かなりの苦戦ながらも,ボス戦まで進めてみたので,戦闘の雰囲気や細かなシステムなどをお伝えしていこう。

用意してもらった試遊バージョンはgamescomと同じ仕様。なので「死んだらタイトルから」というのも同じ。ボス前のショートカットを開放してもまったく無意味で,ちょっと泣きそうだった
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 本作の舞台となるのは,ヴィクトリア朝をモチーフにデザインされた古都「Yarnum(ヤーナム)」だ。試遊版は,月夜の街の中からスタートするのだが,薄暗い建物が並び,霧の立ちこめるヤーナムの様子はなんだか不気味。細かく作り込まれた街の建造物や装飾品に「いやぁ,雰囲気出てるなぁ」などと感心するが,よくよく見ると,怪しげな修道女のような像がいろいろな場所に立っていたり,遠くの建物に腕のような奇妙な触手が絡みついていたりと,ただの荒廃した街ではない様子が感じられる。

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 ヤーナムでは,人が獣化してしまう風土病が発生しており,住人は夜の街を歩いて獣狩りを行っている。しかし,この住人達も病に感染しているのか,主人公を見ると容赦なく襲いかかってくるため,まずは彼らを倒しながら進んでいかなければならない。プレイヤーの武器は,右手の変形する武器と左手の銃だ。
 今回,プレイヤーキャラクターはStandardとHeavyの2種類から選択でき,それぞれ武器が異なっていた。Standardで使えるのは,手斧と鉈に変形する「Saw」と,ショットガンタイプの銃「Blunderbuss」。一方Heavyは,柄の短い片手斧と,柄の長い両手斧の2形態を活用できる「Axe」と,少し離れた敵にも攻撃できる「Pistol」を装備していた。

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 今回は試遊バージョンだからか,街の住人達はそれほど強くはなく,2,3回斬ればだいたい倒れてくれる。その代わり,複数で襲ってくるシチュエーションが多い印象だ。Demon's SoulsやDARK SOULSの場合,複数に絡まれたら死を覚悟するというものだったが,本作に関しては意外となんとかなる。その理由の1つが,前述した変形武器である。
 例えばSawの場合,先に殴りかかってきた敵を素早く攻撃できる手斧で始末し,その後襲ってくる2人は鉈に変形させてまとめて攻撃といった感じで,各形態を使い分けることで対処できるのだ。武器の変形は,攻撃の最中でも可能で,手斧で2回攻撃したあと3発目は変形しながらの鉈攻撃といった連撃も繰り出せるため,変形中にやられてしまうといったこともなかった。
 ただし,Axeの両手斧状態では銃が使えなくなったので,そういった制限には注意する必要がありそうだ。
 ちなみに,操作方法は[R1]が弱攻撃,[R2]が強攻撃,[L1]が変形,[L2]が射撃。[L]が左手,[R]が右手と完全に操作が分かれていたDemon's Soulsなどとは若干変わっているので,最初は戸惑うかもしれない。

 もう1つ,戦いやすくなった要因としてあげられるのが「リゲイン」だ。これは,敵の攻撃を受けたとき,一定時間内に攻撃を返すことで,ヘルスをある程度取り戻せるシステム。この回復量がけっこう大きく,しっかり取り戻せばダメージの100%……とまではいかないが,90%くらいは回復できる印象だ。そのため,例えば暗がりから単体で不意打ちしてくるような敵は,すぐに斬り返すとあっさり回復でき,あまり怖くない。なんという親切設計! ……もっとも,これがまったくの誤解であり,実際は“心折設計”だということは,後々思い知るのだが。

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 さて,基本システムを確認しつつ少し進むと,巨大な獣が火あぶりにされている広場にたどり着いた。そこには,15人ほどの住人が集まっており,まともに戦おうとすれば苦戦は必至。道中で拾った石を投げつけて,少しずつおびき寄せて撃破したり,火炎瓶を使って一気に数を減らしたりすれば,全滅させることは可能だったが,別に彼らを倒すことが目的ではないので,ここは回り道をして戦闘を最小限に回避するのが得策だった。

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 広場を抜けると,今度は街の住人とは到底思えない,巨人タイプの敵が出現。住人との大きな違いは,攻撃力の高さはもちろんだが,何よりも斬りかかってものけぞってくれないので,正面切って戦うのが難しいことだ。そこで活用するのが,左手の銃である。銃はDemon's Soulsなどには存在しなかったタイプの武器だが,本作の戦闘においては非常に重要な役目を持っている。それは遠距離からの射撃……ではなく,大型の敵へのカウンターだ。
 本作では,大型の敵の攻撃に合わせて銃を撃ち込むと,敵をダウンさせることができ,そのまま致命の一撃(と本作でも言うのかは分からないが,クリティカル攻撃)を行えるのである。つまり,敵の背面を取ったり,パリィを行ったりする必要はなく,敵が大型であっても,こちらからの攻撃を起点に正面から致命の一撃を繰り出せるというわけだ。
 なお,今回使えた銃はどちらもたいして威力が高くなかったので,基本的には近接武器がメインになるのではないか。

 正面からカウンターできるというと,タイミングさえ合わせれば楽勝なのではないかと思うかもしれない。実際,筆者もそう思ったのだが,この後で遭遇する狼男のような敵で,その考えは吹き飛んだ。この狼男は,狭い道で2体で襲いかかってくるのだが,攻撃力が尋常ではない。これまでの道中の住人が強くなく,ヘルスも9割ほど残っていたのでそれほど警戒せずに挑んだところ,なんとびっくり,即死である。
 道が狭いので回避しづらく,2体いるのでじっくりカウンターを狙うわけにもいかない。ここでは,側にいたNPC(プレイヤーと同業のハンターだと思われる)を戦闘に巻き込んで,1体を請け負ってもらってどうにかしたが,ここまで強力な相手だと,守りになど入っていては殺されてしまうのだ。そんな敵を倒すために,本作ならではの「能動的な戦闘」が必要になってくるということだろう。

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 さらに恐ろしいのが,今回のバージョンでボスとして用意された鹿の化け物である。巨大なゾンビの顔を鹿に変えたような見た目で,怖い,素早い,そして何より強い。目の前で,鹿の巨人がもの凄い勢いで暴れ回っているわけだが,もう「どう戦えばいいのかまったく分からん」という感じだ。銃でカウンターを入れたいところだが,どの攻撃に対して有効なのかが分からず,攻撃も激しすぎるため,近付いたら死ぬ未来しか見えないのだ。
 とりあえず攻撃モーションの確認を……などと様子見に徹していたら,2本の太い腕でガッシリ掴まれ,ドカンドカンと地面に叩きつけられた挙句,わずかに残ったヘルスもなぎ払われて消し飛び,タイトル画面送りにされてしまった。

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 そして,(道中の狼男に2回殺されつつ)再びボスに挑んで,筆者は気付いた。そう,ここでリゲインを使うのだと。敵の攻撃をくらって死なないように回復アイテムを使うと,そのモーションが終わるころには次の攻撃をくらい,ジリ貧になってしまう。しかし,リゲインを使って攻撃と回復を両立させ,なんとか生存できれば,敵にダメージを与えつつ,離脱して改めて回復することもできるのである。リゲインは,道中を楽々進めさせてくれるためのシステムなどではなく,ボスに向かって必死で攻撃して,なんとか生存のチャンスをつかみ取るための手段というわけだ。
 また,詳細は避けるが,実は道中で拾ったアイテムの中にボスの弱点となるものがあり,それを使ってダウンさせ,致命の一撃を繰り出すことができた。この弱点とリゲインのおかげで,ボスの撃破には成功したのだが,「危なかった,なんとか倒せた……」という安堵が感じられ,なるほど,これが本作のコンセプトである“死闘感”なのかと思わされた次第だ。

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 Demon's SoulsやDARK SOULSのファンであれば,Bloodborneという新作タイトルになったことで,まったく違った作品になるのではないかと心配している人もいるかもしれない。しかし,その手応えや達成感は,まったく失われていないと断言できる。それでいて,「先に殺らないと殺られる」と思えるようなバランスには新たな面白さがあり,早く製品版をプレイしたくてたまらなくなる内容だった。
 今後,日本国内のイベントなどで,プレイできる機会があると思われるが,Demon's SoulsやDARK SOULSのファンなら,絶対に触ってみてほしい。本作ならではの魅力を感じられるはずだ。

「Bloodborne」公式サイト

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