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「beatmania IIDX 21 SPADA OST」&「True Blue...」&「BLUE DRAGON」発売記念インタビュー。コンポーザー陣が語り尽くす,青龍の謎からSPADA新収録曲まで
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印刷2013/12/27 00:00

インタビュー

「beatmania IIDX 21 SPADA OST」&「True Blue...」&「BLUE DRAGON」発売記念インタビュー。コンポーザー陣が語り尽くす,青龍の謎からSPADA新収録曲まで

 KONAMIの人気リズムゲーム,BEMANIシリーズの最新作「beatmania IIDX 21 SPADA」。そのサウンドトラックアルバム「beatmania IIDX 21 SPADA ORIGINAL SOUNDTRACK」が,2013年12月25日に発売された。さらに同日には,BEMANI界のキングことdj TAKA氏6年ぶりの2ndアルバム「True Blue...」と,人気コンポーザー・Ryu☆氏の別名義である青龍の最新アルバム「BLUE DRAGON」も発売となり,熱心なBEMANIファンは,嬉しい悲鳴をあげているのではないだろうか。


 4Gamerでは,この3つのCDアルバム発売を記念した,各コンポーザー陣のインタビューをお届けしたい。同席いただいたのは,できあがったばかりのアルバムを手にしたdj TAKA氏とRyu☆氏,そしてbeatmania IIDXシリーズのサウンドディレクターであるL.E.D.氏猫叉Master氏の4名だ。
 稼働から1か月が経過したbeatmania IIDX 21 SPADAの新収録曲の話題から,それぞれのアルバムの魅力まで,2時間みっちりと語っていただいたので,ファンはぜひご一読いただきたい。もちろん,すでにCDが手元にあるという人は,話題の曲を流しながら読んでもらえると,より一層楽しめるはず。ぜひ,お試しあれ。

■関連記事

「beatmania IIDX 21 SPADA」
MADOKA氏&DOLCE.氏による初見プレイムービー(再掲)


※YouTube版は「こちら」

「beatmania IIDX 21 SPADA」公式サイト

dj TAKA「Ture Blue...」特設ページ

青龍「BLUE DRAGON」公式サイト



ダークファンタジー×厨二がコンセプトの「beatmaniaIIDX21 SPADA」


4Gamer:
 今回は12月25日に発売される「beatmania IIDX 21 SPADA」(以下,SPADA)のサウンドトラック,dj TAKAさんの2ndアルバム「True Blue...」,そしてRyu☆さんの青龍名義での初アルバム「BLUE DRAGON」について話を伺えればと思います。
 ですがその前に,稼働から約1か月が経過したSPADAの,現時点での反響はいかがですか?

L.E.D.氏:
 おかげさまで,かなり好評です。ここ最近のbeatmania IIDXシリーズは,18,19,20と比較的明るめのビジュアルを続けてきたのですが,今回はギャップを狙う意味で,少しハードな路線を選んでみました。そこがプレイヤーの皆さんにどう受け止められるかと思っていたんですが,一安心しているところです。

4Gamer:
 タイトル画面からインパクトが大きいですよね。“SPADA”というのはイタリア語で「剣」という意味とのことですが,なぜこのタイトルになったのでしょうか。

L.E.D.氏:
 今回はダークファンタジーがコンセプトなんです。そこにプラスして,IIDXシリーズが元々持つ,サイバーでスタイリッシュなイメージの融合を目指しました。SPADAというのは,そのダークファンタジーを表したタイトルなんですが……普通にSWORDとかだと,ちょっと厨二感が足りないでしょう?

L.E.D.氏

4Gamer:
 ああ,とりあえずドイツ語にしとけみたいな(笑)。いや,今回はイタリア語なわけですが。

L.E.D.氏:
 そうそう,そんな感じです(笑)。

4Gamer:
 世界観という意味では,タイトル画面のみならず,インタフェースにもかなりこだわっていますよね。とくにシステム音声のボイスには,稼働当日はかなり話題になっていたように思います。

L.E.D.氏:
 そこはぜひ,システムサウンドを担当した猫叉さんから語っていただければと。

猫叉Master氏(以下,猫叉氏):
 システムサウンドはtricoroから僕が担当しているのですが,ここは僕等が思う存分腕を発揮できる部分なんです。だからどんなことをしてプレイヤーを楽しませようか,いつも考えています。今回はダークファンタジーがコンセプトということで,作り手としては凄くイメージを膨らませやすかった。それがあの悪魔っぽいボイスになったんです。

4Gamer:
 あの声はいわゆるサンプリングボイスですか? それともどなたか担当されたのでしょうか。

猫叉氏:
 今回は内部の人にお願いして録ったボイスを加工して使いました。その正体は今のところ謎に包まれていますが,いずれ機会があれば世に出ることもあるかもしれません(ニヤリ)。


コンポーザー陣が語る,新収録曲のあれこれ


4Gamer:
 皆さんの新収録曲についても少し伺わせてください。まず猫叉さんの「Element of SPADA」ですが,これはSPADAとタイトルに入っていますし,表題曲という扱いでいいのでしょうか。

猫叉氏:
 そうですね。SPADAで最初にプレイしてもらいたくて作った曲で,気持ちとしてはテーマソングだ思っています。テーマを前面に押し出した楽曲が一つあると,その後の全体的なモノ創りがスムーズになるんです。

Element of SPADA

4Gamer:
 IIDXシリーズで霜月はるかさんが起用されたのは,家庭用の「beatmania IIDX 10th style」に収録の「泰東ノ翠霞」以来ですよね。霜月さんとのコラボのきっかけは何だったのですか?

猫叉氏:
 霜月さんとは昔から親交がありまして,お互い民族音楽テイストの曲が好きなことから,いつか作品を出したいよねって話はあったんですよ。そこにちょうどダークファンタジーというテーマが来たわけですから,これは頼むしかないだろうと。
 難度的には簡単な曲なので,上級者からすると物足りないかもしれませんが,その分幅広いプレイヤーに遊んでいただけるんじゃないかと思います。

4Gamer:
 なるほど。猫叉masterとしてはもう1曲,「Funny shuffle」という曲が収録されていますが,こちらは?

猫叉氏:
 これはですね,昨今人気を博している高速な――高いBPM(Beats Per Minute)の楽曲が多いなかで,あえてゆっくりしたテンポの低速な曲で,かつどこまで高難度にできるか,という実験的な要素を含んだものなんですよ。

4Gamer:
 確かに高難度曲というと,高速BPMという印象がありますね。一方で,「Funny shuffle」は遅めのJAZZテイストの楽曲となっています。

猫叉氏:
 いまどきのEDM(Electronic Dance Music)にも興味はあったんですが,中々取り入れる機会がなくて。それでJAZZとEDMの掛けあわせという音楽的な挑戦と,低速でありながら難しく,そして面白い譜面を作るというゲーム的な試行錯誤が合わさった1曲になっています。

※EDM(Electronic Dance Music)……エレクトロニックなダンスミュージックを意味する言葉。古くはTranceやTechnoや,Houseなどを指していたが,近年のクラブミュージックシーンでは,DUBSTEPやProgressive Houseを指す事が多い。

4Gamer:
 前作の「POINT ZERO」でも,猫叉さんは譜面の監修をされていましたが,では「Funny shuffle」も猫叉さんが譜面を監修したのですか?

猫叉氏:
 ええ。ほかの人が作ったベースを元に,指示を入れて監修させていただいた形ですね。

4Gamer:
 なるほど。プレイヤーの反応を見る限りは,その試みは成功しているようですね。ではL.E.D.さんの楽曲についてお聞きしますが,新収録曲は「EXTREME MACH COLLIDER」と……。

L.E.D.氏:
 自分はあと,「超!!遠距離らぶ?メ〜ル」「旋律のドグマ〜Miserables〜」の3曲ですね。「EXTREME MACH COLLIDER」は,先ほど猫叉さんも言っていたように,最近の人気曲の傾向に一石を投じるという意味で,あえて今は少なくなってしまったジャンルを選んでみました。

4Gamer:
 いやまさに,こういうのが欲しかったという人も多いのではないでしょうか。

EXTREME MACH COLLIDER

L.E.D.氏:
 そういってもらえると,嬉しいですね。人気曲のジャンルに幅がほしいと思っているので,今後もこういう試みは続けていきたいと思っています。IIDXが進化していく中で,時代の流れの中に置き忘れてしまったものに再び光を当てるようなね。

4Gamer:
 さまざまなアプローチで,収録楽曲の幅を広げていこう,という試みなんですね。さて,その話の流れから,次の「超!!遠距離らぶ?メ〜ル」になるわけですが……これは名義はボーカリストのななひらさんになっていますが,作曲はL.E.D.さんなのですね。

L.E.D.氏:
 ええ。まあ,自分の名前を出して先入観を持たれるより,ななひらさんの名前のほうがインパクトあるかなってだけなのですが。この曲もやっぱり,バリエーションを広げる試みの一つで,猫叉さんと同じく,低速でも楽しい譜面を目指した曲です。そこからスタートして,かつはじめてIIDXを遊ぶ人にも触れられるようなPOPな曲を目指しました。ただ,曲のリストの中に埋もれてしまうのは嫌だったので,エッジの立ったものにしようとおもったのが,ななひらさんを起用した理由ですね。

4Gamer:
 最後は「旋律のドグマ〜Miserables〜」ですが,これもまた厨二感が満載の曲ですよね。

L.E.D.氏:
 猫叉さんの「Element of SPADA」がそうであるように,これは自分にとってのSPADAの表題曲なんです。ダークファンタジーというテーマに沿った,かつ厨二的な世界観を目指したつもりです。高難度の解禁曲ですが,ビジュアルも含めて楽しんでいただければと。

4Gamer:
 おお,そうだったんですね。共に表題曲ということで,お二方の解釈の違いを楽しんでみるのも面白そうですね。
 dj TAKAさんは,今回は明るめのTranceである「rainbow guitar weeps」を提供されていますが,これは以前の「rainbow flyer」の続編……と考えていいんでしょうか。

※Trance……主にシンセサイザーなどを使って作る電子音楽の一種で,リズミカルなドラムパターンと透き通るような綺麗なメロディを組み合わせた曲調が特徴。2000年付近のクラブミュージックシーンで一大ムーブメントを起こした。BEMANIアーティストではdj TAKA氏やSota Fujimori氏などが楽曲を提供している。

dj TAKA氏

dj TAKA氏:
 続編というわけでもないんですが,そもそも今回,猫叉さんからもらったのが,「rainbow flyer」を彷彿とさせる曲というリクエストだったんです。ただプレイヤーに偶然似た曲になったと思われるのは嫌だったので,あえてイントロを同じパターンにして,そこから段々別の曲になっていく,という流れにしてあります。
 あとはいわゆる平出し――ロケテストから遊べる曲で,SPADAのコンセプトに沿わなくていいとのことだったので,隠し楽曲やボス曲とは違う作りになっていますね。僕的には,ロケテっぽい曲という感じかな。

4Gamer:
 ロケテっぽい曲,というと?

dj TAKA氏:
 テンポやフレーズの密度が,ボス曲と比べて違うんですよ。そういうオーダーは久々だったので,かなり自由にやらせてもらいました。実はこの曲を作り終ったあとに制作環境を一新したんですけど,この時はもう,自分の手元の環境で使える音色に飽きがきていたので,ちょうど部屋にあったギターをポロポロ弾いて入れてみました。たまにはいいかなって。

猫叉氏:
 あっ,あれ実際に弾いてたんですね。どうやったのかなって,ちょっと気になってたんですよ。

rainbow guitar weeps

4Gamer:
 猫叉さんとしては,このオーダーにはどんな意図があったんですか?

猫叉氏:
 TAKAさんには前作で「Liberation」を提供してもらったのですが,それとの差別化が欲しかったのが一つ。もう一つは,SPADAのコンセプトに沿ったハードな曲は十分に集まったので,毛色の違うものがほしかったというところですね。

4Gamer:
 確かにダークファンタジーであれば,「Liberation」のほうがテーマに沿った楽曲のような気がしますね。「rainbow guitar weeps」はかなり明るい曲調なので,逆に印象に残りやすいのかも。

L.E.D.氏:
 ハード路線でちょっとコッテリしすぎたので,今回TAKAさんには味の調整役に回ってもらった感じです。コンセプトに沿ったものを中心に置きつつ,その周りを固めてもらう感じで。最終的にはバランスのとれたものになったんじゃないかと思います。

4Gamer:
 確かに重たいのばかりだと,胃もたれしてしまいますものね。では,いよいよ問題作である青龍の「Crytical Crystal」についてですが……。

Crytical Crystal

Ryu☆氏:
 おっ,Dolce.くん「なんすかコレ?」という,ありがたいお言葉をいただいたやつですね(関連記事)。本当に光栄です(笑)。

4Gamer:
 見事に,やられてしまってましたね(笑)。

Ryu☆氏:
 いやあ。プレイヤーのああいう反応が見たくて作った曲ですから(笑)。完成までには色々あったんですけど。

4Gamer:
 その色々あった部分を,ぜひお聞かせいただければと。

Ryu☆氏:
 僕はL.E.D.さんからオーダーをいただいたんですが,そのときは確か,青龍っぽい曲でかつ,平出しということだったんです。ダークファンタジーというテーマも聞いていましたが,その言葉からストレートに連想すると,クラシカルなコード進行とメロディの,いわゆるRPGっぽい曲になるじゃないですか。で,そういう曲ってもうありますかと聞いたら,いっぱいあるって言われちゃって。

L.E.D.氏:
 うん。いっぱいあった(笑)。

4Gamer:
 出だしからつまずいてしまったと。

Ryu☆氏:
 そうそう。なので,テーマはあまり考えないで,とにかく面白いことをやろうって思ったんです。で,個人的に最近のIIDXシリーズに対して思っていたことがあって。「beatmania IIDX 17 SIRIUS」からチャージノートが追加されたじゃないですか。でもあれが自分にはしっくり来てなかったんですね。

Ryu☆氏

4Gamer:
 鍵盤を長押しする譜面のことですね。しっくりこないというと?

Ryu☆氏:
 自分でも考えてみたんですが,どうもインタラクションがはっきりしていないのがダメみたいです。長押し自体は「SOUND VOLTEX」「REFLEC BEAT」にもあるわけですが,遊んでみるとこっちはしっくりくるので。

4Gamer:
 もう少し詳しくお願いします。

Ryu☆氏:
 例えばREFLEC BEATなら,長押しするところで「カーン(押す),シュー(長押し),カーン(離す)」って音が返ってくる。SOUND VOLTEXなら,そもそもド派手なエフェクトがかかる仕組みなわけで,操作に対してしっかり反応があるわけです。そういう気持ちよさが,IIDXのチャージノートには足りないじゃないかって。

4Gamer:
 ああ,なるほど。確かにSOUND VOLTEXは,音の迫力が顕著に変わりますね。

Ryu☆氏:
 あと,この手のオブジェクトは長いメロディに当てるのが基本なわけですけど,難しい譜面になると,並行して色々な操作をすることになるので,途中で音を見失っちゃうんですよね。途中でハズしちゃって,いつの間にか音が消えてしまったり,それが結構寂しい。

4Gamer:
 なるほど,それで「Crytical Crystal」のあの譜面になったわけですか!

Ryu☆氏:
 ええ。なのであの曲は,エフェクト重視のSOUND VOLTEX式で制作しています。チャージノートやスクラッチには,DJでいうところのエフェクト,リバースだったり,DJミキサーのTRANS的なババババって切れる音をアテンドしています。

4Gamer:
 Ryu☆さんご自身が楽しめるチャージノートを目指したわけですね。

Ryu☆氏:
 そうですね。あとは,あえてメロディを弱めにしたところが,自分としては新しい部分かも。いつもは一度聞いたら忘れない,パンチ力のあるメロディを心がけているんですが,エフェクトありきだと,どうしてもメロディを途中でぶった切ることになってしまいますから。それがストレスにならないように,切れても大丈夫なメロディ,気持ちよく連打できる調整を心がけましたね。

4Gamer:
 実際の譜面は,どなたが制作されたんですか?

Ryu☆氏:
 譜面はIIDXチームの方が調整してくれました。自分の想定だと,チャージノートの部分はそのまま長い同時押しが降ってくる感じだったんですけど,色々追加していただいて。結果,パルテノン神殿地帯と言われるものに仕上がりました(笑)。おかげさまで多くの方に「なんすかコレ?」って言っていただけて,個人的には大満足です。

パルテノン神殿地帯と呼ばれる,チャージノート連発譜面

L.E.D.氏:
 Ryu☆くんは外部のコンポーザーの中でも,とくに譜面を意識した楽曲制作をしてくれるので,調整するときもその意図を壊さないように心がけているつもりです。

猫叉氏:
 Ryu☆さんの楽曲は,譜面を調整していてもすごく楽しいんですよ。実のところ,自分の曲を調整するより,倍以上はかどるくらい。

Ryu☆氏:
 ありがとうございます。そういってもらえると,本当に嬉しいですね。


謎の新人“ジャカルタファンクブラザーズ”の謎に迫る


4Gamer:
 今回ご同席いただいた方の楽曲のほかにも,多くのアーティストさんが今回も楽曲を提供していますが,そのなかでとくに印象深い楽曲というと,何があるでしょうか。稼動後の反応を見ると,DJ SHIMAMURAさんm1dyさんの楽曲は,よく話題に上っているようですが。

L.E.D.氏:
 DJ SHIMAMURAさんは,以前からプレイヤーの皆さんから参戦の要望が多かったアーティストさんの一人ですね。今回のコンセプトにはとくにピッタリということもあり,オファーさせていただきました。m1dyさんについても,Speedcoreという癖の強いジャンルながら,楽曲はもちろん,譜面やPVのインパクトが抜群で,想定以上に反応が大きかったように思います。

※Speedcore……ハードテクノから派生した音楽。最大の特徴はBPMの速さであり,Speedcoreと定義されている楽曲のほとんどは200を越えている。激しい曲調と,攻撃的な音の応酬で,L,E.D.氏の語るように非常に癖のあるジャンルといえる。ちなみにSPADAで楽曲を提供したm1dy氏は国内Speedcoreの第一人者であり,世界的にも高い評価を得ているアーティストでもある。

4Gamer:
 PVのインパクトと言う意味では,SOUND HOLICさん「ALBA-黎明-」も人気が高いですよね。

L.E.D.氏:
 これについては,イラストを手がけるGOLIさんの琴線に触れたみたいで,こちらの想像以上に時間と情熱を傾けてくれた結果ですね。

猫叉氏&dj TAKA氏:
 またそのパターンなんだ(笑)

L.E.D.氏:
 それはもう(笑)。曲自体も非常に素晴らしいですが,GOLIさんの情熱とのシナジーが,さらに魅力を引き出したのではないかと。

4Gamer:
 前作の「狂イ咲ケ焔ノ華」もすごく気合が入ってましたし,この手も厨二ぽい世界観は,GOLIさんのツボなんですねえ。あとそうだ,期待の新人アーティスト,ジャカルタファンクブラザーズについては?

猫叉氏:
 あれは僕がスカウトしてきた2人組なんです。

4Gamer:
 あのユニットは,見るからに謎が多いですよね。一体どんな人達なのでしょうか?

猫叉氏:
 それはこれから掘り下げようと思っているので,もう少し時間をください。

Ryu☆氏:
 いやあ,あのPVは久々に強烈ですよね。一体誰のアイデアなんです?

猫叉氏:
 たしか僕とGOLIさんの雑談の中で,最近実写のPVがないから,何かやりたいよねって話になってのが切っ掛けですね。SPADAって剣以外にも,カジキマグロという意味があるので,「じゃあ,マグロ漁船にでも乗っちゃう?」なんてL.E.D.さんと話してたんですけど。

L.E.D.氏:
 そんな話あったねえ。

4Gamer:
 曲のコンセプトはどんな風に決まったんですか。

猫叉氏:
 まえにRyu☆さんと食事したときに,Funkotが面白いって話で盛り上がったんですね。それなら誰かがやる前にやってしまおうと思って。Funkotって,自分の中では土着的と言いますか、そういう文化的な背景から発展した音楽文化の延長線上にある存在だと思っていて、それらを象徴するイメージとあの2人のルックスがぴったりはまったんです。

※Funkot……インドネシア,ジャカルタ付近で発祥したダンスミュージック。早いBPMにパーカッションやサンプリングボイス,独特なベースとリズムを合わせた,早くて陽気なイメージを持つ。Funkot独自の楽曲はもちろんのこと,近年では日本の邦楽やTranceなど,さまざまな楽曲がFunkot風にリミックスされており,世界的な盛り上がりをみせている。

猫叉Master氏

4Gamer:
 そこはやっぱり,謎の2人組なんですね(笑)。

猫叉氏:
 謎です。PVに出てくる食材も,全部その場で採取したということになっています。

L.E.D.氏:
 その設定は,俺も初めて知ったよ(笑)。

Ryu☆氏:
 ああ,あのとき。確かにそんな話しましたねえ。でもその設定,KONAMI的に大丈夫なんです?

猫叉氏:
 えっ。どうなんだろう……ま,dj TAKAがOKと言ってくれれば問題ないです。

dj TAKA氏:
 えっ。いやいや,だって設定の話なんだよね?

猫叉氏:
 スーパーのレシートありますから。ま,そういうふわっとした感じの二人組なんですよ(笑)。

4Gamer:
 なんかいろいろぶっちゃけられた気もしますが,謎の新人アーティストの今後にも,期待したいと思います(笑)。

 
  • 関連タイトル:

    beatmania IIDX 21 SPADA

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