【TGS 2013】ブシロード×ヱヴァンゲリヲン始動。スマホ向けアプリ「モバイル・ヱヴァンゲリヲン」の情報が公開された「ブシモ発表会 2013秋」レポート

　2013年9月19日，ブシロードは東京ゲームショウ2013にて，同社が運営するスマートフォン向けのプラットフォームサービス「ブシモ」の新作発表会「ブシモ発表会 2013秋」を行った。
　この発表会では，現在配信されているスマートフォン向けソーシャルゲームの新情報に加えて，「モバイル・ヱヴァンゲリヲン（仮）」（iOS / Android）が初披露されている。本稿ではこのモバイル・ヱヴァンゲリヲンの話題を中心に，発表会の様子をレポートしよう。

[TGS 2013]スマホ向けパズルRPG＆ADV「モバイル・ヱヴァンゲリヲン（仮）」が2013年冬に配信決定

ブシロードステージブースでは，「ラブライブ！スクールアイドルフェスティバル」や「フューチャーカード バディファイト」を試遊できる。また，人気ライトノベル「インフィニット・ストラトス」の痛車と痛チャリが展示されていた

　昨年のTGS 2012では，会場にプロレスのリングを設置して，本物の試合を披露するといった大胆なプロモーションで注目を集めたブシロード。はたして今年は何を仕かけてくるのか？　期待に溢れるイベントステージに，ブシロード取締役の広瀬和彦氏が登場したところで新作発表会がスタートした。

司会は声優の徳井青空さんが担当（左）。ブシロード取締役により広瀬和彦氏（右）によりプレゼンテーションが行われた

「超機密」の文字とともに発表されたモバイル・ヱヴァンゲリヲン。説明はモバイルコンテンツ部部長の海内裕輔氏（右）が担当

　イベントの目玉である「モバイル・ヱヴァンゲリヲン（仮）」の制作発表は，同社モバイルコンテンツ部部長の海内裕輔氏によって行われた。
　本作は「新劇場版ヱヴァンゲリヲン」を題材にした，スマートフォン用のパズルRPG＆アドベンチャーゲームとされている。ゲーム中に出現する「使徒」は，すべて3Dグラフィックスで描かれており，使用されるイラストも公式監修のもとすべて描き下ろされるなど，一部の情報だけでも本作に対する気合いの入れようが伝わってくる。

戦闘シーンの一部も公開された。使徒はダメージを与えると，それに合わせてグラフィックスも切り替わる。第3使徒「サキエル」（右）なら，2つ目の顔が出現するなど，こだわりが伺える

　ゲームの配信は2013年冬の予定で，新しい情報はティザーサイトにて，随時更新されるとのこと。ヱヴァンゲリヲンファンの人は小まめにチェックしてみよう。

描き下ろしイラストは発表会時点で200点以上を用意。ゲーム内のイベントでは，キャラクター達のコスプレイラストも用意されているとのこと。発表会では特別に，メイド服を着たアスカのイラストが公開された

　発表会ではそのほかにも，2012年に配信されたスマートフォン向けゲームについての新情報が発表された。
　まず，人気カードゲーム「ヴァンガード」のスマートフォン版「カードファイト!!ヴァンガード 惑星大戦」（iOS / Android）には，新シナリオが追加されるという。
　また，人気アニメ「ラブライブ！」のリズムアクションゲーム「ラブライブ！スクールアイドルフェスティバル」（iOS / Android）に関しては，イベントの告知が行われた。

ブシモが配信しているゲームは現在のところ9タイトル。上記の2本以外に，150万人が登録しているバウンド対戦RPG「バウンドモンスターズ」や人気アニメ「ミルキィホームズ」を題材にしたアクションゲーム「大疾走!ミルキィホームズ ターボ」などが代表的だ

ブシモブースでは「ラブライブ！スクールアイドルフェスティバル」のスコアアタックを開催している。参加者には特製ステッカーがプレゼントされ，1位〜30位のプレイヤーはスコアと名前が掲載されるとのこと

　ラブライブ！のヒットに加えて，モバイル・ヱヴァンゲリヲンが発表されたことにより，ブシモのスマートフォン向けゲームはますます勢いに乗っている印象を受けた。東京ゲームショウの場に限らず，ゲーム業界にいい意味でのサプライズを今後も提供してくれることを期待したい。

「モバイル・ヱヴァンゲリヲン（仮）」ティザーサイト

ブシモ公式サイト