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2月5日に大型コンテンツが実装される「モンスターハンター メゼポルタ開拓記」開発陣にインタビュー。新コンテンツの内容や今後の展開を聞いてきた
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印刷2015/01/30 12:00

インタビュー

2月5日に大型コンテンツが実装される「モンスターハンター メゼポルタ開拓記」開発陣にインタビュー。新コンテンツの内容や今後の展開を聞いてきた

モンスターハンター メゼポルタ開拓記
 カプコンがサービス中のブラウザゲーム「モンスターハンター メゼポルタ開拓記」(以下,メゼポルタ開拓記)は,同社のオンラインアクション「モンスターハンター フロンティアG」と世界設定を共有するシミュレーションRPGだ。プレイヤーはギルドマスターとなり,個性豊かなハンター達を率いて,メゼポルタに訪れた危機に立ち向かうことになる。

 そんな本作は,2015年2月と3月に大規模なアップデートが予定されている。ローンチ以降,新イベントの追加や調整などは行われてきたが,大型コンテンツが導入されるのは初となる。
 今回,4Gamerでは本作の開発チームを率いるカプコンの杉浦一徳氏と,プロデューサーの津川宏史氏にインタビューを実施し,新コンテンツの内容や今後の展開などについて話を聞くことができた。

カプコン CS第二開発統括 第二開発部 部長 杉浦一徳氏(左),同 第二開発部 第二プロデュース室 津川宏史氏

「モンスターハンター メゼポルタ開拓記」公式サイト

4Gamer.net「モンスターハンター メゼポルタ開拓記」特設ページ



好調なスタートを切ったメゼポルタ開拓記

次期アップデートに向けて準備中


4Gamer:
 本日はよろしくお願いします。
 今回は,メゼポルタ開拓記の公式メンバーサイト「開発運営マイルストーン」に公開されているアップデート内容を中心に,今後の展開などをお聞きしたいと思います。ですが,その前にお二人の本作における役割を教えてください。

杉浦一徳氏(以下,杉浦氏):
 メゼポルタ開拓記の立ち上げ当初は,私がプロデューサーとして前面に出ていたのですが,現在は津川がプロデューサーとして切り盛りしています。私はエグゼクティブプロデューサーとして,カプコンオンラインゲームズ(COG)のほかのタイトルと並行して管理する立場で,メゼポルタ開拓記をこれからどう差別化し,どういうゲームに育てていくのかを考えています。

4Gamer:
 それでは,新プロデューサーの津川さんにお聞きします。サービスインから約3週間(※)が経過しましたが,率直な感想をお聞かせください。

※インタビュー収録は2014年12月中旬に行われた

津川宏史氏(以下,津川氏):
 おかげさまで多くの方にプレイしていただき,DMMオンラインゲームのランキングで1位になることもできました。非常に嬉しかったのですが,その一方でサービス直後から不具合が発生したことや,クローズドβテストからバランスを変えたことなどについて,ギルドマスターの皆さんからは多くのご意見,ご要望が寄せられています。開発チーム一同,これらを真摯に受け止めなくてはいけないと思っています。

杉浦氏:
 反省点はありますが,当初設定していたKPI(Key Performance Indicator=重要業績評価指標。組織の目標達成の度合いを把握するための指標のこと)はクリアできていますので,数値的には良いスタートが切れたと思います。現在は,皆さんから寄せられるご意見を一つずつ解決していくこと,そして2月5日に予定している大型アップデートを成功させることに注力しているところです。

モンスターハンター メゼポルタ開拓記

4Gamer:
 KPIの話が出てきましたので,課金の状況についてもお聞きしたいです。

杉浦氏:
 こちらも,これまでのブラウザゲームの中では最も好調なスタートを切ることができました。

4Gamer:
 プレイヤーの傾向はいかがでしょう。やはり「モンスターハンターシリーズだから」という理由でプレイしている人が多いのでしょうか。

杉浦氏:
 モンスターハンターのネームバリューで始める方と,もともとDMMオンラインゲームの会員だった方とで半々といったところではないかと。ゲーム内のチャットを眺めていると,ほかのDMMオンラインゲームのタイトルの話をしているプレイヤーが多いようです。「モンスターハンター フロンティアG」をはじめとするモンハン特有の熱量も感じていて,ご意見から皆さんの熱い気持ちが伝わってきますね。

4Gamer:
 確かに,ゲーム内のチャットや公式サイト内のコミュニティへの書き込みを見ると,「もっと良いゲームにしてほしい」と熱く語っている人が多い印象です。
 ゲームの魅力はいろいろとあると思うのですが,プレイヤーに一番楽しんでほしいと考えていたのは,どの要素でしょうか。

杉浦氏:
 メゼポルタ開拓記の「ご褒美」にあたるものは,武器を作ることとハンターの成長です。ご褒美である以上,もちろん魅力があるものでなくてはいけません。自分が育てたハンター達を率いて,より強力なモンスターを狩猟する,難度の高いフィールドを開拓するといった形で面白さを提供していきます。

津川氏:
 ちなみに,開発段階では自分の村を育成する要素を想定していたのですが,最終的にはバッサリと落としています。繰り返し遊びたくなるゲームサイクルを目指すには,何でもできるゲームではなく,面白い要素にフォーカスしたほうがいいと考えたわけです。

杉浦氏:
 あとはゲームエンジンに「Unity」を使っていますので,ハンターのイラストだけでなく,ゲーム全体のビジュアルもリッチな表現になっています。視覚的にも満足してもらえたら嬉しいですね。

4Gamer:
 なるほど。では,狩猟システムについてはプレイヤーからどんな意見が寄せられていますか。

津川氏:
 モンスターの部位破壊の要素や,アクションポイントをやりくりしてハンターのスキルを選択するシステムは,多くの方に受け入れられているところだと思いますが,バランス面では調整が足りなかった部分もありました。こちらは随時改善しており,今後も皆様のご意見,ご要望も参考にさせていただきつつ対応していきます。


DMMオンラインゲームとカプコンが

タッグを組むことになった経緯とは


4Gamer:
 先ほども話に出てきましたが,メゼポルタ開拓記はDMMオンラインゲームで単独先行配信されています。カプコンオンラインゲームズという自社ポータルを持っている状況で,なぜこのような展開になったのでしょうか。

杉浦氏:
 まだサービスインの時期が決まっていない段階で,DMMオンラインゲームさんとお会いする機会があったのですが,最初から熱意ある対応をしていただきました。そこで,一緒に協力してメゼポルタ開拓記を盛り上げていきたいと考えました。
 もちろん,「カプコンオンラインゲームズでサービスを開始する」という選択肢もありましたが,まずは先方の熱意に応える形をとったというわけです。

津川氏:
 実際,DMMオンラインゲームさんには多くのギルドマスターさんを集めていただきました。今後も良きパートナーとして,協力していきたいですね。

4Gamer:
 東京ゲームショウでは大々的に発表され,その後の広告展開も積極的でした。

杉浦氏:
 広告展開は,基本的にDMMオンラインゲームさんの担当です。DMMオンラインゲームさんの仕事は,とにかく人を集めてくること。そして,集まってくれた人に長く継続して遊んでもらえる,魅力あるコンテンツを提供するのが我々の仕事です。そういった意味で,DMMオンラインゲームさんは非常に頑張ってくれています。ほかのプラットフォーマーさんも見習ってほしいくらいに(笑)。

4Gamer:
 カプコンオンラインゲームズでのサービス開始時期は2015年夏と発表されていますが,現在,DMMオンラインゲームでサービス中のものと同じ内容になるのでしょうか。

杉浦氏:
 とくにゲームの内容を変えることは考えていません。入り口が違うだけで中身は一緒というわけです。また,オンラインゲームは人が賑わっていたほうが絶対に楽しいですから,もちろん共通のサーバーを予定しています。

モンスターハンター メゼポルタ開拓記

4Gamer:
 ちなみにパートナーであるDMMオンラインゲームから,ゲームの内容について要望や要求はあるのでしょうか。

杉浦氏:
 ほとんどないですね。もしあったとしても,プラットフォーマーとメーカーという立場に関係なく,良い意見であれば取り入れていくと思います。

4Gamer:
 プレイヤーの意見を聞くと同時に,その傾向を分析して継続率を伸ばすことも,オンラインゲームにおいては重要だと思います。その際,とくに注意していることがあれば教えてください。

杉浦氏:
 まったくゲームをプレイせずに数字だけを見ても,何が問題になっているのかが分かりません。まずは,きちんとゲームをプレイすることを心掛けています。ゲームを遊んでギルドマスターさんと同じ経験をすることで,データの良い部分と悪い部分が,それぞれどんな理由から導かれたものなのか,仮説を立てられると考えています。
 ちゃんとプレイしていれば,皆さんから寄せられる意見も,共感できるものと優先度を下げても構わないものに区別できるようになります。

4Gamer:
 なるほど。ちなみに杉浦さんは自腹で遊んでおられるのでしょうか。

杉浦氏:
 もちろん(笑)。あくまで個人的な見解ですが,プロデューサーが自腹を切って遊びたくなるゲームじゃないと,まずいんじゃないかと思いますね。


2月5日の大型アップデートで

新コンテンツ「大連続狩猟」が解禁


4Gamer:
 ここからは,今後の展開について詳しくお聞きしたいのですが,まずは2月5日に大型アップデートが予定されていますね。

津川氏:
 そこでは新コンテンツ「大連続狩猟」を実装する予定です。「開拓や狩猟に連れて行けるハンター12人をフル活躍できる場所が欲しい」というプレイヤーからの要望に応える内容になっています。

4Gamer:
 ハンター12人が活躍できるということは,メンバーを入れ替えながら狩猟する「長期戦」になるのでしょうか。

津川氏:
 ええ。大型モンスターの連続狩猟に挑んでもらいますので,出現モンスターに応じて,有効な武器を持ったハンターを入れ替える必要があります。
 通常の狩猟とは異なり,スコアが用意されているのですが,これは狩猟中のさまざまな行動や条件によってリアルタイムで変動します。短いターン数でモンスターを討伐したり,部位破壊に成功したりすると,多くのスコアが加算される仕組みを考えています。
 ハンター12人を投入して,モンスターごとの弱点属性や部位破壊を狙うなど,よりスコアを稼ぐにはどういう戦略にするかという楽しさ,そしてスコアの増減による演出の快感を楽しんでいただけるコンテンツです。

ポイント倍増のフィーバータイム! 強力なアクションをたたき込みスコアを稼ぐチャンスだ
モンスターハンター メゼポルタ開拓記

4Gamer:
 どんなモンスターにも対応できるように,さまざまなタイプのハンターを育てることが攻略のカギになりそうですね。

津川氏:
 事前に出現するモンスターは確認できますので,ぜひ対策を練ったうえでハンターを強化してください。
 また,大連続狩猟ではランキングに入っているプレイヤーの部隊構成が確認できるようになっています。自分が育てたハンターをほかのプレイヤーにアピールする場でもありますので,これを目標に楽しんでもらえるように調整中です。

4Gamer:
 今の説明を聞く限りでは,ゲームを始めて間もない初心者には厳しそうな印象を受けます。

津川氏:
 出現するモンスターの強さは,初級から上級までいくつかの段階を用意しますので,自分の実力に合ったモンスターを選べば,誰でも楽しめるコンテンツとなっています。

大連続狩猟ではさまざまな行動や条件によってスコアが変動する。なかでもモンスターの部位破壊に成功すると,大量ポイントが獲得できる
モンスターハンター メゼポルタ開拓記

4Gamer:
 なるほど。その後,3月には新コンテンツ「総力戦」の導入が予定されています。こちらも,話せる範囲で内容を教えていただけますか。

津川氏:
 大連続狩猟はほかのプレイヤーと競う要素が強いコンテンツですが,総力戦は力を合わせて強大なモンスターに挑むという内容です。ラオシャンロンをはじめとするモンスターがメゼポルタ広場に攻めてくるので,これを撃退するのが全ハンターの目的となります。

4Gamer:
 公開中のムービーでは,タワーディフェンスゲームのような要素が確認できましたが?


杉浦氏:
 総力戦の仕様はまだ詰めている段階なのですが,やはり最終的な目標としては,4人でのマルチプレイに近いコンテンツの開発ですね。

津川氏:
 4人のプレイヤーで同期が取れるのかは,技術的な問題をクリアできればといったところですが,ほかのプレイヤーとの協力要素は盛り込む予定です。もちろん,プレイヤーが育成したハンターや武器といった資産が,しっかりと結果に反映されるコンテンツにするつもりです。

4Gamer:
 総力戦は,従来のコンテンツにはなかったゲーム性が楽しめそうなので,大いに期待しています。
 そのほかにも新要素を導入する予定はありますか。

津川氏:
 2月5日のアップデートでは,大連続狩猟だけでなく,新しいハンターやスキル,フィールド,ストーリーを追加し,各機能のリファインを実施する予定です。

モンスターハンター メゼポルタ開拓記 モンスターハンター メゼポルタ開拓記

4Gamer:
 モンスターハンターシリーズといえば,防具の組み合わせ次第でスキルが変わる点が特徴だと思いますが,メゼポルタ開拓記には武器しか登場しませんね。

津川氏:
 防具を登場させるかは,開発チームでもかなり議論したところです。メゼポルタ開拓記はブラウザゲームなので,まずは要素をシンプルにすることを優先して様子を見ようと考えました。将来的に防具が登場する可能性はありますし,開拓の要素を拡充していくという構想もあります。
 移動するモンスターを罠にかけて足止めしたり,開拓フィールドのマスにギミックを加えたりと,アイデア次第でさらに面白くすることができると思いますので,少しずつ手を加えていきたいですね。

4Gamer:
 それでは,ほかの作品とのコラボレーション企画の予定はいかがでしょうか。

津川氏:
 現在,具体的に動いているものはあるのですが,正式な発表はもうちょっと先になりそうです。もちろん,ストリートファイターシリーズをはじめとするカプコンタイトルとのコラボも検討中ですよ。

モンスターハンター メゼポルタ開拓記
昨年12月から2015年1月にかけては「デート・ア・ライブ」とのコラボ企画が実施された

(C)橘公司・つなこ/KADOKAWA
(C)犬威赤彦/KADOKAWA
(C)2014 橘公司・つなこ/KADOKAWA 富士見書房刊/「デート・ア・ライブII」製作委員会

4Gamer:
 分かりました。
 それでは,最後に4Gamer読者に向けてメッセージをお願いします。

杉浦氏:
 プロデューサーは津川に引き継ぎましたが,第二開発部の部長として優秀な人材をメゼポルタ開拓記に送り込み,ゲームの面白さを確実に引き上げていきます。私は戦略担当として部のマネジメントを,津川は戦術担当として本作のクオリティを最大限に高めていくことで,さらに盛り上げていきますので,これからもよろしくお願いします。

津川氏:
 サービスイン以降,バランスや不具合の修正を最優先に取り組んできましたが,少しずつ落ち着いてきましたので,これからは新しいコンテンツを皆様にお届けできると思います。まずは,2月5日のアップデートに向けて万全の体制で挑みますので,引き続きメゼポルタ開拓記をお楽しみください。

4Gamer:
 本日はありがとうございました。

「モンスターハンター メゼポルタ開拓記」公式サイト

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