連載
コツコツやって,一気に成り上がり。Android向けアクションゲーム「尻上がり」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第292回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介するゲームは「尻上がり」。尻上がりとは,物の後ろ側が上がること,または時間が経つにつれて物事の状態が良くなっていくことを表す言葉だが,このゲームはこれに「成り上がり」をかけ,尻を突き出した主人公が,お金を集めながら上へ上へと昇っていくという内容になっている。
「尻上がり」ダウンロードページ(Google Play)
プレイヤーは,矢印ボタンをタップして,主人公の「万十次郎」を左右に移動させ,ステージに点在している札束をひたすら取っていく。万十次郎は札束を取ると,嬉しさのあまりか,かなりの勢いで画面上へと上昇するが,やがて落下を始めるので,さらに札束を取って上昇。これを繰り返し,何メートル上まで到達できたかがスコアとなるのだ。
実際にプレイしてみると,ふわふわした動きをする主人公を制御するのはなかなか難しい。札束をうまく取れずに画面下へ落ち,ゲームオーバーになることも多いはず。しかし何度もプレイし,到達した高さの累計数が一定の値になるたび,札束を取らずともその場で急上昇できる「やる気スイッチ」の使用可能回数が加算されていく。
こつこつ頑張ってスイッチを使える回数を増やしていけば,さらに高いところまで到達できるようになるはず。この繰り返しで,成り上がりの頂点を目指していこう。
なお,ステージの道中にはハンマーを持った色違いの万十次郎(ダメな自分)が待ち受けており,接触すると真横へと飛ばされてしまう。たいていの場合は札束がないスペースに飛ばされて万事休すとなるので,これを避けるのも重要なポイントだ。
成り上がりをテーマにしながら,意外に難度が高い本作。やる気スイッチを押すタイミングを逃したり,右往左往して迷った挙句,札束に手が届かずゲームオーバーになったりと,何か自分を揶揄されているような気がしないわけでもない。
やはりゲームも現実同様,コツコツと積み重ねることが大事。何度もプレイしてスイッチの数を溜めれば,誰でもクリアできるはずなので,最後まで諦めないで挑戦してほしい。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればパソコンのFPS(ファーストパーソンシューティング)も遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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