「Dark Age of Camelot」を制作したマーク・ジェイコブス氏の新作「Camelot Unchained」がKickstarterで開発資金の調達を開始

　City State Entertainmentが，処女作となるMMORPG「Camelot Unchained」の開発資金調達を目指し，クラウドファンディングサイトKickstarterで支援の募集を開始した。目標金額は200万ドル（約2億円）となっているが，募集開始から1日で，すでに55万ドルほどを集めている。

「Camelot Unchained」公式サイト

Kickstarter「Camelot Unchained」企画ページ

　City State Entertainmentを知らなくても，多くのMMORPGファンにとって「Dark Age of Camelot」には覚えがあるはず。City State Entertainmentは，Dark Age of Camelotを制作したMythic Entertainmentの創設者の一人マーク・ジェイコブス（Mark Jacobs）氏を中心に，リードプログラマーだったアンドリュー・メグス（Andrew Meggs）氏ら元Mythicのメンバーが立ち上げたスタジオだ。


　Camelot Unchainedについての詳細は明らかにされていないものの，タイトルに「キャメロット」の名前が使われていることから，背景となるストーリーには何らかの関連があるようで，Arthurian，Viking，そしてTuatha De Danannという3つの勢力による，RvR（レルムvs.レルム）に焦点を当てた，ニッチ層に向けたゲームになるという。さらに，クラフティングやハウジング要素なども用意され，自分の家だけでなく，前線の砦などもプレイヤー同士で築いていくといった楽しみ方が用意される予定だ。


　今回の資金調達に成功した場合，ジェイコブス氏がさらに自己資金200万ドルを出すほか，ほかに100万ドルが出資が見込まれているとのこと。出資者には，金額に応じてさまざまなゲーム内アイテムが提供されるが，日本人サポーター向けのページもオープンしているので，支援に興味のある人は，そちらも参照してほしい。