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「Camelot Unchained」,2015年8月に予定されていたβテストの開始が大幅に延期
日本でも根強いファンを獲得していた「Dark Age of Camelot」の開発チームによる,精神的後継作品として,2013年5月に223万ドルあまりのクラウドファンディングに成功した本作(関連記事)。その後も公式サイトで開発資金の公募が続けられ,現在までに約350万ドルを獲得するなど,ファンの高い期待がうかがえる新作だ。
「Camelot Unchained」公式サイト
今回,City State EntertainmentのCEOであるマーク・ジェイコブ(Mark Jacob)氏のビデオメッセージで明らかにされたところによると,6月初めに参加した元Riot Gamesのシニアプログラマー,ケヴィン・ブレイ(Kevin Bray)氏が,「人生で見過ごせない機会を得た」という理由で参加からわずか2日で辞職してしまったことなど,人事面での問題が遅延の大きな理由であるとのこと。
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また,開発に不可欠なグラフィックス関連のプログラマーが確保できていないとのことだが,必要人員として挙げられていたネットワークプログラマーやアーティストなどの獲得は順調に進んでおり,2015年末までには開発を軌道に乗せるとジェイコブ氏は楽観視している。しかし,βテストの新しいスケジュールに関しては,「もし不測の事態で再度の延期があればファンを失望させることになるので,ターゲットを決めるのは控えた」と語っており,遅ければ2016年に入ってからの開始になるとジェイコブ氏は見ているようだ。
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「Dark Age of Camelot」の頃に比べて,MMORPGを開発するのは予算も開発人数も膨大になっており,City State Entertainmentも以前から述べているように,この「Camelot Unchained」の企画は無謀なものであり,それは出資者達も承知しているはず。
しかし,PvPやRvRの楽しさをうまくMMORPGに落とし込んだ「Dark Age of Camelot」の後継作を熱望するファンは少なくなく,1000人規模の大乱闘を実現したデモが公開されるなど,City State Entertainmentの開発も着実に進んでいるようだ。今後も,しっかりと見守っていきたい。
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Camelot Unchained
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