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「Oculus Rift」の新型試作機「Crescent Bay」が登場。Oculusいわく「過去最高のVR対応HMD」
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印刷2014/09/22 18:38

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「Oculus Rift」の新型試作機「Crescent Bay」が登場。Oculusいわく「過去最高のVR対応HMD」

 仮想現実対応型ヘッドマウントディスプレイ(以下,HMD)「Rift」を手がけるOculus VRは,北米時間9月19〜20日に開催された開発者向けイベント「Oculus Connect」で,最新の試作機「Crescent Bay」(クレセントベイ,開発コードネーム)を披露した。最終製品版Riftの実現に向けた最新の試作機という位置づけだ。

Crescent Bayの正面イメージ。現行の開発者向けバージョンでは「Development Kit 2」と書かれているところに,「Crescent Bay Prototype」と書かれている

 写真を見るとまず目に付くのは,ゴーグル部分の左右やや後方についたオンイヤータイプのヘッドフォンだ。現行の開発者向けキット(Rift Development Kit 2,以下,DK2)はサウンド再生機能を備えていなかったため,ゲームコンテンツなどで音を楽しみたい場合は,別途ヘッドフォンやイヤフォンを装着する必要があった。しかし,Riftを一般消費者向けに提供する以上,本体にもサウンド再生機能が必要であるのは明白。最終製品でもヘッドフォンが用意されるのか,ヘッドフォン出力端子に切り替わるのかは分からないが,製品化に向けた重要なアップデートだとは言えるだろう。

本体を左前方から見たイメージ。左右にヘッドフォンが装備されている

こちらはDK2。ヘッドフォンは別途用意したもので,Crescent Bayとはゴーグルのデザインやサイズも異なっている
Rift
 公開された製品イメージをDK2と見比べてみると,ヘッドフォン以外にもいくつかの違いが見える。まず,ゴーグル部分前面がフラットな形状となり,左右側面にあったレンズの前後位置調整用ダイヤルが見当たらなくなった。DK2までの構造を考えるに,レンズと目の距離を調節する仕組みは必須のはずなので,あるいは側面のどこかにダイヤルが隠れている,もしくはダイヤル以外の調整機構が採用されたのかもしれない。

 鼻を覆う部分とゴーグル前面の距離がDK2よりも短くなっているように見える点からは,ゴーグル部分全体が小型化されている可能性も感じられる。顔の周囲を覆う遮光用フード部分も若干小型化されているようだ。
 頭を支えるベルトも変更されている。DK2では3本のベルトがまとまる後頭部でベルトの長さを調整して,ユーザーの頭に合わるようになっていたが,Crescent Bayにそういうギミックは見当たらない。よりシンプルな方法で装着できるように改良されているのではないだろうか。
 筆者もDK2をごく短時間試用したことがあるのだが,ゴーグルの重さや装着のしにくさは大きな課題だと感じていた。その点にきちんとメスが入ったとすれば,それは大いに歓迎できそうだ。

本体を右後方から。3本のベルトがまとまった後頭部を支える部分が大きく変わった

 上のイメージを見ると,3本のベルトがまとまった「後頭部を支える部分」にもヘッドトラッキング用のマーカーが用意されたのが分かる。ソニー・コンピュータエンタテインメントの「Project Morpheus」(プロジェクトモーフィアス,開発コードネーム)とよく似た仕様になったといえそうだ。Crescent BayでOculus VRは,360度のヘッドトラッキングに対応したとしているので,このマーカーを使っているということなのだと思われる。


Unreal Engine 4やUnity無料版もRiftに対応

Oculus VRはサラウンドサウンドの研究も開始


 開発ツールの対応もさらに加速している。まず,Epic Games開発のゲームエンジン「Unreal Engine 4」(以下,UE4)がRiftに最適化されると発表された。Oculus ConnectではUE4による各種のデモアプリケーションが披露されたとのことだ。


 Unity Technologiesのゲームエンジン「Unity」がRiftに正式対応することも発表されている。これによって,Unityの無料版でもRift向けアプリケーションが開発可能となるとのこと。利用者の多いUEシリーズとUnityの対応が本格化したことによって,HMD対応アプリケーション開発を大きく促進する効果が期待できるのではないだろうか。

こちらはE3 2014のOculus VRブースでも披露されていたRift対応アクションゲーム「Lucky’s Tale」のスクリーンショット。開発にはUnityを使用しているようだ

 ゲームエンジンとは別にもう1つ,米メリーランド大学発のベンチャー企業であるVisiSonicsの3Dサウンド技術「RealSpace3D」のライセンスをOculus VRが取得したことも紹介しておきたい。Oculus VRでは,RealSpace3Dの技術を基盤として,ユーザーによって異なる頭部伝達関数(Head-Related Transfer Function),大ざっぱに言い換えると「音の聞こえ方」の違いを踏まえたエンジンを開発中だという。

 ちなみにOculus VRはBlogで,最終製品版の完成に向けた技術的な課題は残っているものの,Crescent Bay自体は「今までに作られた中で最高の仮想現実対応HMD」であるとアピールしている。製品化に向けた取り組みがCrescent Bayの登場で加速することを期待したい。

Oculus VR公式Blogの当該ポスト(英語)


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