コーエーテクモゲームスは本日(2013年4月5日),同社が6月27日に発売を予定している
「討鬼伝」(
PlayStation Vita /
PSP)の
最新情報を公開した。
今回明らかになったのは,プレイヤーと共に鬼と戦うモノノフ2名と,鬼,2種類の武器アクション,「ミタマ」の詳細,さらに,モノノフと鬼が戦う異界の「領域」の情報。4月2日から配信されているPS Vita用体験版のプレイ動画が公開されているほか,
公式サイトには
開発者通信も掲載されたので,こちらも合わせてチェックしておこう。
■モノノフ
孤高の仕事人 速鳥(ハヤトリ)
CV:中尾良平
武器:双刀
疾風迅雷の双剣さばきで、どんな任務も完璧にこなす孤高の仕事人。
主に単独で行動し、必要以上の事は語らない寡黙な性格。
そのため周囲から孤立しがちだが、その腕に疑義を抱く者は誰一人いない。
奔放に吹く色なき風 息吹(イブキ)
CV:野島健児
武器:槍
実戦経験豊富な槍使い。
規則に縛られない自由奔放な人物で、軽薄でいい加減な色男を装っている。
その実、冷静かつ慎重な性格で、仲間たちを戦場から必ず生きて返すことを信条としている。
■鬼
【小型】
細蟹(ササガニ)
蜘蛛に似た姿の小型“鬼”。
局所的に、大量発生することがある。
猛毒を吐き出すため、新米モノノフにとっては注意を要する相手となる。
野槌(ノヅチ)
長大な体を持った“鬼”。
“鬼”には珍しく、人に興味を示さず、のんびりと異界を徘徊している。
時折、地面を咀嚼し、正体不明の物質を吐き出す行動が目撃されることから、この世を異界に作り変える役割を持っているのではないかと推測される。
【大型】
風切(カゼキリ)
四足獣のような姿をした、大型の“鬼”。
風を切って疾駆する姿から、この名が付けられた。
俊敏な動きから繰り出される鋭い一撃によって、多くのモノノフが命を散らしている。"
■武器アクション
双刀(そうとう)
攻撃属性:斬・突
両手に持った小太刀で素早い連続攻撃を繰り出し、手数でダメージを稼ぐ武器。空中と地上を自在に移動でき、空中での攻撃手段も豊富に持っているため、高さを意識した幅広い立ち回りが可能。
槍
攻撃属性:突・砕
中距離からの突き攻撃を主力に、間合いをとって立ち回れる武器。さらに、槍の柄で近傍をなぎ払う「砕」属性の攻撃も持ち、近接戦への対応も可能。それぞれの攻撃は、溜めることで威力が上がるうえ、溜め時間が短いため、高威力の攻撃を連続で放つことができる。
■ミタマ
【ミタマとは】
ミタマ(御魂)とは、“鬼”に食われ、身体の中に捕らわれていた、過去の英雄たちの魂です。
“鬼”を倒すと、その身体から解放されることがあります。
武器に宿すことで、モノノフに“鬼”を討伐するための力を貸してくれる存在です。
時空が歪んだ異界では、様々な時代の、様々な人物のミタマと出会えます。
【ミタマの力】
1.戦闘スタイル ミタマが持っている戦い方の傾向。攻撃が得意な「攻」、守りが得意な「防」……など様々なスタイルがある。スタイルによって、モノノフに与えられる能力も異なる。
2.タマフリ モノノフが、ミタマから引き出す特別な力。戦闘スタイルによって異なる。
3.スキル ミタマが持っている補助能力。攻撃力が上昇する、体力が増える、などミタマによって複数持ち、その能力は様々。
戦闘スタイル:迅(じん)
素早い立ち回りを得意とする戦闘スタイル。このスタイルの時には、あらゆる行動で消費する気力が減少する。
代表的なタマフリ:
「韋駄天(いだてん)」一定時間、移動速度が上昇し、気力の回復速度も上がる 代表的な人物:服部半蔵
タマフリ:「韋駄天(いだてん)」
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服部半蔵
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戦闘スタイル:魂(こん)
魂の力を操り、遠距離攻撃を得意とする戦闘スタイル。
このスタイルの時には、タマフリ構え中に「魂ゲージ」を溜められる。「魂ゲージ」が溜まるほど、タマフリの威力が上昇する。
代表的なタマフリ:
「破敵ノ法(はてきのほう)」敵体内の魂を操り爆発させる。狙った箇所に直接ダメージを与える。
代表的な人物:安倍晴明
タマフリ:「破敵ノ法(はてきのほう)」
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安倍晴明
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■領域
雅(みやび)
奈良・平安時代の特徴を持った「領域」。
常に、夕暮れのような欝金色の光に包まれている。
石化した巨大な蓮がいたるところに屹立し、水を滴らせている。
雅な時代を偲ばせる建造物が見かけられるものの、荒廃し、生き物の気配はまるでない。
武(ぶ)
鎌倉・室町時代の特徴を持った「領域」。
深山のごとき、神秘的な静寂に支配されている。
植物の生育が異常に促されており、武士たちの手による建物は、鬱蒼とした森に呑まれている。
戦(せん)
戦国時代の特徴を持った「領域」。
戦火のごとき不気味な赤光に照らされている。
各所に火山の活動が見られ、噴き出す溶岩が大地を焦がしている。
崩壊した建物は、戦によるものか、“鬼”の襲撃によるものか、判然としない。