
連載
無料版でもボリューム十分なiOS向けパズルゲーム「地下牢パズル」を取り上げる「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第16回
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スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
今回取り上げるiOS向けの「地下牢パズル」は,シルクハットをかぶった鳥を地下牢から脱出させるのが目的となるステージクリア型パズルゲームだ。グレーを基調にした地味なゲーム画面だが,特筆すべきは圧倒的なステージ数である。無料版で400ステージ,85円(税込)の有料版ではなんと1280ステージも用意されているのだ。作者のステージ作りにかける情熱(?)に,筆者の心はグッと掴まれてしまった。
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「地下牢パズル」ダウンロードページ
地下牢パズルでは,スタート地点にいる鳥をゴール地点となるハシゴまで移動させればステージクリアとなる。画面を上下左右にスワイプすると,鳥がその方向へススッと進んでいくのだが,地下牢の床はツルツルと滑るため,何かにぶつかるまで止まらない仕組みなのだ。
地下牢には,ぶつかると止まるブロックや,ぶつかると書かれた数字分のマスだけ跳ね返るブロック,その場でピタッと停止する灰色の床などが置かれている。これらを利用し,鳥の位置を調整しながらハシゴを目指していく。
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ステージをクリアすると,ゴールまでにかかった手数に応じて★でプレイ内容が評価され,最大で★3つが得られる。クリアするだけならどれだけ手数がかかっても構わないため,くり返しトライすれば着実に解法が見えてくるのはうれしいところだ。
筆者はパズルゲームが大の苦手だが,難しいステージでも,なんとなく鳥を移動させているうちにヒントを掴めることが多く,ゴールへの道筋を見つけたところで手数を減らすように再挑戦するのが楽しかった。ステージデザインも絶妙で,ステージをこなしていくごとに難度が徐々に上がっていくため,ほどよく頭を使いながら長く遊べるのも特徴といえるだろう。
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「地下牢パズル」ダウンロードページ
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著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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