やり込めば日本の地理に詳しくなれる。クイズゲーム「あそんでまなべる 日本地図クイズ」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第14回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。　そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　今回の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，クイズゲーム「あそんでまなべる 日本地図クイズ」（iOS / Android）を取り上げてみたい。当連載でクイズゲームを紹介するのは初めてとなるが，本作は知識量がものをいうガチンコなクイズゲームではなく，日本地図をテーマにした簡単なもの。「日本人なら全問正解が当たり前でしょ！」という気分でプレイしてみた。

iOS向けとAndroid向けが配信されており，いずれも無料でダウンロードできる

iOS版「あそんでまなべる 日本地図クイズ」ダウンロードページ

Android版「あそんでまなべる 日本地図クイズ」ダウンロードページ

画面は白とオレンジが基調になっていて非常に爽やか。項目をタッチすれば各モードに入れる

　本作に用意されているゲームモードは全部で4種類。ランダムで選ばれた県の形からその県名を順番に10個答えていく「クイック都道府県」，ランダムで選ばれた県の形からその県名を47都道府県すべて答える「ベーシック都道府県」，ランダムで選ばれた県の県庁所在地を10個答える「クイック県庁所在地」，そしてランダムで選ばれた県の県庁所在地を47都道府県すべて答える「ベーシック県庁所在地」だ。

　いずれのゲームモードも答えが4択式なので，延々と悩むことがなくテンポよくプレイできるのが特徴となっており，表示される日本地図も大きく，選ばれた県はオレンジ色にハイライトされるので分かりやすい。「この県ってこんな位置だっけか」「あれ，県庁所在地はこっちか〜」などと，記憶を掘り起こしつつ，楽しく学べてしまう。

回答方法は4択式となっており，画面下部に表示された選択肢の中から答えを選ぶ。答えを間違えると新たな選択肢に切り替わる仕組みだ

　本作では，クイズゲームをクリアしていくと称号がもらえる仕組みになっており，この称号が確認できる「ギャラリー」やクリアタイムを競う「ランキング」機能なども実装されている。
　ギャラリーでは，「クイック都道府県を3分以内にクリア」や「クイック県庁所在地を30秒以内にミス無しでクリア」といったように，各モードに設定された条件を満たすことで，花をモチーフにしたアイコン（おそらく県花）が獲得できる。これらをコンプリートするまでプレイしたら，日本の地理にかなり詳しくなっているはずだ。

最初のうちは思うようにタイムを縮められないかもしれないが，答えを覚えてくるとパッと出てくるようになるだろう

　ゲーム全体を通してスッキリとした見やすいフォントが採用されており，インタフェースもなかなか洗練されている。無料タイトルなので，画面下部に広告が表示されるが，ゲームプレイ中はそれが非表示になるユーザー目線の配慮も嬉しいところだ。

　ちなみに，「あそんでまなべる」シリーズには，「あそんでまなべる 日本地図パズル」（iOS / Android）や「あそんでまなべる 世界地図パズル」（iOS / Android）といったパズルゲームも存在しているので，本作をプレイして地理にハマってしまったという人はこちらもどうぞ。

iOS版「あそんでまなべる 日本地図クイズ」ダウンロードページ

Android版「あそんでまなべる 日本地図クイズ」ダウンロードページ

著者紹介：トリスター/目代将規
　ゲームやアニメの書籍企画，編集，シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや，一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

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