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クロスオーバーではレオンのパートナーがシェリーに? 中国・蘭祥ステージのデモも公開された「バイオハザード6」ステージをレポート
「バイオハザード6」公式サイト
ステージでは最初に,「バイオハザード6」のエグゼクティブプロデューサーを務める小林裕幸氏と,プロデューサーを務める平林良章氏が登場。「バイオハザード6」のキャラクター紹介を行ったあと,本邦初公開となるクリス編のデモプレイを披露した。
デモは,クリスがBSAAのメンバーと共に,バイオテロの危機に瀕している中国 蘭祥に上陸するシーンからスタート。このステージでは一般人や報道陣も街を歩いており,クリスが報道陣に話しかけられるといった場面も見受けられた。過去のシリーズでは,一般人がステージに大っぴらに登場することはあまりなかったため,これまでの「バイオハザード」とは違った雰囲気が感じられた。
クリスはテロを鎮圧をするべく奥へ奥へと突き進んでいくのだが,その途中,本作で登場する新たな敵“ジュアヴォ”が登場。平林氏いわくジュアヴォは再生能力が非常に高いため,ゾンビとは違った対処が求められるとのこと。ここではジュアヴォの妨害を受けながらも,なんとか奥に進むことに成功する。
その後,場面は大通りから狭い路地裏へと変わる。再びクリス達の行く手を阻むジュアヴォに対し,クリスを始め,BSAAのメンバー達も必死に応戦。クリスは格闘能力に長けているため,敵を怯ませてからの近接戦闘で敵をガンガンなぎ倒していく。ちなみにクリス編では,BSAAのメンバーが次々に倒れていくシーンもあるようで,作中では仲間が徐々に減っていく不安や恐怖も描いているという。
ここで,交戦していたジュアヴォが,なんとも禍々しいクリーチャーの姿に変身。人の形を留めていたこれまでのジュアヴォとは一線を画したものへと変わっていく。これが,平林氏のいうジュアヴォの“再生能力”なのだろうか。デモのラストでは,クリスが過去の記憶を思い出すシーンもあり,彼が何かしらのしがらみから解放されていないことが覗える。と,ここでクリス編のデモプレイは終了となった。
続いては,本作のウリともいえる新システム「クロスオーバー」のデモプレイが披露された。クロスオーバーとは,レオン,クリス,ジェイクらのストーリーが,ストーリーのみならずゲームプレイの部分においてもつながっていくというもの。クロスオーバーに関しては「こちら」の記事で詳しく紹介されているので,ぜひ一読してほしい。
[E3 2012]物語だけでなくプレイヤーも交差させる“クロスオーバー”とは? 気になる「バイオハザード6」の詳細をがっつりレポート!
ステージでは,レオンとジェイクのクロスオーバーが披露された。デモはレオンとヘレナ,ジェイクとシェリーの4人が一堂に会しているシーンからスタート。レオンが久しぶりに再会したシェリーに驚きながらも,これまでの経緯などを語っていたのだが,そんな2人の間に怒りの形相でジェイクが割って入る。と,その瞬間,突如ジュアヴォが襲いかかってきた。
ここでクロスオーバーが発動し,4人でのCo-opプレイがスタート。レオンサイドのプレイヤーとジェイクサイドのプレイヤーが1つのシーンを共有する瞬間だ。
またここでは,ジュアヴォによってチームが分断され,レオンのパートナーがシェリーに,ジェイクのパートナーがヘレナにチェンジする場面も見られた。今回のデモではパートナーチェンジだったが,ステージのシチュエーションによってはクロスオーバーの内容も変わっていくとのことなので,違うクロスオーバーもぜひ見てみたいところである。
このほか,デモではバスが突っ込んでくるシーンもあり,それによって先ほどまで行けなかった場所へ行けるようになったりするなど,ゲーム進行によって後の展開が次々と変わっていく。と,ここでデモプレイは終了となった。
デモプレイ終了後は,「バイオハザード6」の数量限定特典や,コラボレーションが展開が発表された。
最後に小林氏と平林氏が来場者に向けて,お礼の言葉を述べつつ「バイオハザード6」の魅力をアピール。発売日を楽しみにしていてほしいと述べ,ステージを締めくくった。
「バイオハザード6」公式サイト
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(C)CAPCOM CO., LTD. 2012 ALL RIGHTS RESERVED.
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