ニュース
Corsair,側面パーツの交換で握り心地を変えられる光学式マウス「Glaive RGB」を発表
FPSおよびMOBA向けとされるGlaive RGBは,付属する3つの「Thumb grip」から好きなものを取り付けることで,左側面の形状,ひいては握り心地を変更できるのが特徴だ。
付属のThumb gripは,フラットで滑り止め加工なしのものと,フラットで滑り止め加工ありのもの,スカート付きで滑り止め加工ありのものの3点。パーツはマウス本体に磁石で固定される仕組みなので,着脱は容易に行えるそうだ。
製品名に「RGB」と付いている由縁であるカラーLEDイルミネーション機能は,ボディ側面を縁取る線と,パームレスト部分のロゴマーク,および奥側という3つのゾーンに内蔵されている。ゾーンごとに発光色や発光パターンをカスタマイズすることが可能だ。
なお,スクロールホイールの左手前側にも,青く光る5本の横線があるものの,こちらはトラッキング解像度を5段階で変更したときに,現在選択中の設定を示すもので,光り方のカスタマイズはできない。
ボタン構成は,左右メインボタンとセンタークリック機能付きスクロールホイールに加えて,スクロールホイール手前×1,左サイド×2の計6個と,ごく一般的なものだ。左右メインボタン用に定評あるオムロン スイッチアンドデバイス製スイッチを採用する点も,一般的な仕様だと言える。
搭載するセンサーは,PixArt Imaging製の光学センサー「PWM3367」で,これは2017年2月に国内発売となった「Scimitar PRO RGB」と同じ。ただ,センサーのスペックは公表されておらず,Corsairに確認したものの,本稿執筆時点までに回答は得られなかった。
なお,Corsairの統合設定ソフトウェア「Corsair Utility Engine」を使用すれば,マウスパッドに対するセンサーのキャリブレーションを行えるとのことだ。
スペックや仕様面で見劣りする要素は見当たらないので,適正な価格で国内に投入されれば,光学センサー搭載のハイエンドマウスとして,注目を集める製品となるのではなかろうか。国内展開に期待したい。
●Glaive RGBの主なスペック
- 基本仕様:光学センサー搭載ワイヤードタイプ
- 搭載センサー:PixArt Imaging「PMW3367」
- ボタン数:6(左右メイン,センタークリック機能付きスクロールホイール,スクロールホイール手前×1,左サイド×2)
- メインボタン耐久性:5000万回(メインボタンはオムロン スイッチアンドデバイス製)
- 最大トラッキング速度:未公開
- 最大加速度:未公開
- 画像処理能力:未公開
- フレームレート:未公開
- トラッキング解像度:100〜16000DPI(※1DPI刻みで設定可能)
- ポーリングレート(USBレポートレート):1000Hz
- オンボードフラッシュメモリ:内蔵(1プロファイルを保存可能)
- データ転送フォーマット:未公開
- リフトオフディスタンス:未公開
- LEDイルミネーション:搭載(※約1677万色)
- 公称本体サイズ:91.5(W)×125.8(D)×44.6(H)mm
- 公称重量:122g(※ケーブル抜き)
- マウスソール:PTFE
- ケーブル長:1.8m
- 保証期間:2年間
Corsair 日本語公式Webサイト
- 関連タイトル:
Corsair Gaming(旧称:Vengeance Gaming)
- この記事のURL: