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「1」を超える面白さを目指し開発されたシリーズ最新作。PS3用SRPG「魔界戦記ディスガイア4」発売記念スペシャル体験会をレポート
ディスガイア4は,2003年にPS2用ソフトとして産声を上げたシミュレーションRPG「魔界戦記ディスガイア」シリーズの最新作だ。規格外なボリュームを誇るやり込み要素や,可愛く描かれた魅力的なキャラクターといった同シリーズの特徴はそのままに,グラフィックスの強化はもちろん,ネットワーク機能による新しい遊び方も追加され,最新作にふさわしい進化を遂げている。
「魔界戦記ディスガイア4」公式サイト
イベントには,日本一ソフトウェアの代表取締役兼ディスガイア4のプロデューサーを務める新川宗平氏と,ディレクターの山本雅博氏が登場した。新川氏は,圧倒的なやり込み要素,魅力的なキャラクター,ちょっとおバカなストーリーなど,シリーズ1作目から受け継がれているシリーズならではの魅力をアピール。またグラフィックスについては,従来のドット絵から高解像度のアニメーションになったことで,分かりやすい形で進化をアピールできたのではないかと述べていた。
続いては山本氏が,本作の新要素を解説した。ディスガイア4では,プレイヤーが育てたキャラクターを,ほかのプレイヤーのゲームに殴り込ませることが可能。敵として勝負を挑むこともできるし,逆に助っ人として,ほかのプレイヤーを助けることもできる。また「マップエディット」システムでは,自分でマップを作成し,ネットワークを通して,それを全国のプレイヤーに配信することも可能だ。
続いては来場者による質疑応答タイムへ。まずは,「『4』の舞台は『3』の前なのか後なのか」という質問。新川氏によると,時系列は「1」「2」「3」「4」の順番に,分かりやすくつながっているとのこと。「『4』から遊んでも問題はない」と話していた。
続いては,「ディスガイアのパロディネタはどこから沸いてくるのか」という質問。これに対して新川氏は,「ここならアレのパロディができるな」といった具合に,ゲームを作っていく流れの上でネタを思いつくとコメントしていた。一方の山本氏は「シリーズが進むごとにネタが枯渇してきている」と製作の苦労を述べつつ,ネタに関しては,自分の好きな部分から引っ張ってくることが多いと明かした。山本氏によると,自身のお気に入りである「ドラゴンボール」のネタは,とくに多く反映されているとのことだ。
新川氏:
お客様からは,ディスガイアの「1」が一番面白いという意見をよく聞くんですけど,ディスガイア4では,「1」を超える評価を得たいという気持ちで,力を尽くして開発しました。まだ本作をプレイされていない方はぜひ遊んでほしいと思います。よろしくお願いします。
山本氏:
本作は,従来のディスガイアの遊び方はもちろんですが,オンライン要素によってほかのプレイヤーとの交流も楽しめます。ディスガイアのプレイヤーには,キャラクターに愛着を持っている方が多いと思いますので,ネットワークを通じて自分のキャラクターを自慢することも,楽しみ方の一つなのかなと思っています。ぜひ手にとってほしいと思います。よろしくお願いします。
トークショウ終了後はジャンケン大会がスタート。見事勝利した人にはディスガイア4出演者のサイン色紙が贈呈された |
エミーゼル役の今井麻美さんのサイン |
左から,プリニー役の間島淳司さんのサイン,風祭フーカ役の三森すずこさんのサイン |
「魔界戦記ディスガイア4」公式サイト
- 関連タイトル:
魔界戦記ディスガイア4
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(c)2011 Nippon Ichi Software, Inc.
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