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イーフロンティア,実力がさらに高まった「AI将棋」および「AI囲碁」のシリーズ最新作を11月27日に発売
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印刷2009/10/16 17:57

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イーフロンティア,実力がさらに高まった「AI将棋」および「AI囲碁」のシリーズ最新作を11月27日に発売

 イーフロンティアは,「AI将棋」および「AI囲碁」シリーズの最新作を,11月27日に発売する。それぞれ“DVD版”に加え,USBメモリをPC本体に挿すだけでプレイできる“USBメモリ版”が用意されており,製品名と価格は以下のとおりとなっている(すべて税込)。

「AI将棋 Version 17 for Windows DVD版」……1万2800円
「AI将棋 Version 17 for Windows USBメモリ版」……1万3800円
「AI囲碁 Version 18 for Windows DVD版」……1万2800円
「AI囲碁 Version 18 for Windows USBメモリ版」……1万3800円

画像集#001のサムネイル/イーフロンティア,実力がさらに高まった「AI将棋」および「AI囲碁」のシリーズ最新作を11月27日に発売 画像集#002のサムネイル/イーフロンティア,実力がさらに高まった「AI将棋」および「AI囲碁」のシリーズ最新作を11月27日に発売


 AI将棋には「YSS」,AI囲碁には「Many Faces of Go」という思考ルーチンが搭載されており,高い実力を備えているという。マルチスレッドに対応していることが両ソフトのウリの一つで,同じ手であればより速い時間で指すことが可能となっている。
 とくにAI囲碁では,ジョン・フォン・ノイマン氏による「モンテカルロ法」の採用により,「アマ3段レベルの棋力」(リリースより)が実現されているとのことだ。

 長きにわたって開発が続けられているだけあり,それぞれ,将棋/囲碁ソフトとしての基本機能が充実している。
 もちろんそれだけでなく,全国制覇を目指して戦う「国盗り戦モード」(AI将棋)といったお楽しみ要素や,定石や布石を教えてくれる「定石・布石機能」(AI囲碁)などの学習要素が盛り込まれており,幅広い層の将棋/囲碁ファンにオススメできそうだ。インターネット対戦にも対応しているので,遠隔地のプレイヤーと腕を競い合ってみよう。

画像集#004のサムネイル/イーフロンティア,実力がさらに高まった「AI将棋」および「AI囲碁」のシリーズ最新作を11月27日に発売
画像集#005のサムネイル/イーフロンティア,実力がさらに高まった「AI将棋」および「AI囲碁」のシリーズ最新作を11月27日に発売



AI将棋 Version 17 for Windowsの特長


2009年2月に開催された「第4回 コンピュータ将棋 世界最強決定戦」での激戦を制し、優勝を果たした思考ルーチン「YSS」を搭載したコンピュータ対戦型将棋ソフトです。
今回の『AI将棋 Version 17 for Windows』は、優勝版の『YSS』をさらにブラッシュアップした最新バージョンを搭載しており、名実ともに世界最強レベルの将棋ソフトです。
また、竜王戦などに採用されている分岐棋譜の読込/再生/編集が可能になり、別の手を指していたならばどんな展開になるのか、ひとつの棋譜で再現することができます。
さらに、Windows 7 上で動作するマルチタッチモニタに対応しておりますので、盤面の拡大/縮小/回転/縦横スクロール、駒の移動がジェスチャー動作で可能です。

●最強の思考ルーチンを搭載 ≪バージョンアップ≫
社団法人日本将棋連盟よりアマ四段を公認された本物の強さを持ち、2009年2月に開催された「第4回 コンピュータ将棋 世界最強決定戦」で優勝を果たした思考ルーチン「YSS」をさらにブラッシュアップした最新バージョンを搭載しています。
また、マルチスレッド(※)にも対応しており、Intel Core 2 Duoプロセッサーなどの複数のコアを搭載したパソコンをお使いの場合、複数の思考(指し手の探索)の並列化が可能で、同じ棋力であればより短時間で差し手を見つけることができます。最大4つまでの並列処理が可能です。
(※)1つのアプリケーションにおいて同時に複数の処理が実行可能なCPU

●分岐棋譜の読込/再生/編集が可能 ≪新機能≫
竜王戦などに採用されている分岐棋譜の読込/再生/編集が可能になりました。
この局面で別の手を指していたならばどんな展開になるのか、ひとつの棋譜で再現することができます。また、編集もできるので、自分なりの研究に役立つ機能です。

●マルチタッチモニタ対応 ≪新機能≫
Windows 7 上で動作するマルチタッチモニタに対応しております。盤面の拡大/縮小/回転/縦横スクロール、駒の移動がジェスチャー動作で可能です。
重要な局面部分の盤面を拡大して、実際に指でリアルに指すことができます。

●29種の「定跡」を学習できる「定跡学習モード」 ≪バージョンアップ≫
初級〜中級者が「定跡」を学習するのに便利な主要な定跡をコメント付きで再生しながら、途中からの対局も可能です。定跡の数も7種増えて29種を収録しています。今回から、分岐棋譜にも対応していますので、1つの定跡でもいろいろなパターンで学習することができます。

●対局するコンピュータの戦型を選べる「戦型指定対局」
「居飛車」、「振り飛車」をはじめ10種類の戦型を選んで対局することもできます。

●棋譜研究に必要な「棋譜コメント」の編集
対局した棋譜や、インターネットで配布されているコメント付き棋譜を再生して、コメントの表示・編集が可能です。

●うっかり防止「悪手ヒント」
特に初心者にはうれしい新機能です。「本当にいいの?」などとミスをやさしく教えてくれます。

●充実のヒント機能で実力向上
「詰めろ」をかけられたとき、詰み筋があるときにお知らせする「詰めろ/詰みあり表示機能」、次の一手の候補を3種類まで表示してくれる「チョークボード・ヒント機能」を搭載しています。初心者の方の指南役としてはもちろん、中級者以上の方の研究にも活用できます。

●臨場感を演出する「対局の間を調整」
悩んだ末の指し手に対しては、溜めて返すなどコンピュータが指し返す間を調整します。

●全てのレベルで「最新の戦型」を指せる
全てのレベルで最新の思考ルーチンが適用され「最新の戦型」で対局が楽しめます。

●楽しみながら棋力を上げる「国盗り戦モード」 ≪バージョンアップ≫
日本各地の強敵や曲者を倒しながら全国制覇を目指します。「居飛車」「振り飛車」「矢倉囲い」「棒銀」など、さまざまな戦法を得意とする相手と対局を繰り返し、勝ち進んでいくことで、楽しみながら棋力を高めることができます。
今回から、一度対戦して制覇した国盗り戦棋士と通常対局での対局が可能となりました。

●起動時に問題を表示する「今日の詰将棋」 ≪新機能≫
AI将棋の起動時に問題をスプラッシュで表示する初心者向けの「今日の詰将棋」を搭載しています。AI将棋で対局する前に、ちょっとしたウォーミングアップに最適です。3手詰み、5手詰みの合計365問を収録しています。

●終盤の棋力アップに最適な「AI詰将棋 - 朱雀の巻」
人間のすべての指し手に対してコンピュータが受け手を返すので、 間違った手を指してもそこで中断することなく、 答えの手数まで対局が継続します。 正解・不正解は、 最後まで対局してはじめてわかるので、 実戦さながらのスリリングなゲーム展開を楽しめます。1手詰みから最高11手詰みまでの合計200問を収録しています。

●勝敗の分かれ目が見える「棋譜解析機能」
指し手に合わせて変化する対局中の有利・不利のグラフを、「定跡」「好手」「悪手」「疑問手」などのコメントとともに表示します。形勢がいつ変わったのかが一目で分かり、またその局面からやり直すこともできます。

●AI思考を覗き見る「AI検討機能」
AI思考ルーチンが考える指し手の候補とその後の読み筋を、「定跡」「最善」などの評価コメントとともに表示します。

●複数の手筋を試せる「シミュレーション機能」 ≪特許出願中≫
任意の局面から別のウィンドウを開いて別々に指し進めて行くことができます。感想戦のように一つの対局について様々な角度から自由に検討を重ねることができるので、自分なりの一手を存分に研究していただけます。

●見知らぬ相手と対局できる「インターネット通信対局」
「AIマッチングシステム」(※)を利用して、離れた人間同士で対局を楽しむインターネット通信対局機能を搭載しています。そこに集まった人たちとチャットで会話をしながら、対局相手を探すことができます。
(※)マッチングサーバーを利用して、インターネット経由で対局相手を見つけ、通信対局を行うサービス

●将棋がもっと楽しくなるさまざまな機能を満載
・プロ棋士養成機関「奨励会」を疑似体験できる「AI奨励会モード」
・自由に入力して楽しめる「詰将棋ルーチン」
・ツールバーのサイズを大中小変更可能
・充実した棋譜管理機能を活用してしっかり研究
・「持ち時間」「秒読み」「考慮時間」などを自由に設定可能
・豊島龍山、奥野一香ら名匠の駒を画面上にリアルに再現
・初心者にはうれしい入門者向け「将棋ガイド」を収録

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■戦型指定(10種)
居飛車、振り飛車、横歩取り、角換わり、右玉、棒銀、対振り急戦、雁木、穴熊、美濃囲い

■定跡(29種)
矢倉崩し、矢倉棒銀、85飛、5筋位取り中飛車、雁木、ゴキゲン中飛車、ヒネリ飛車、角換わり棒銀、角換わり棒銀 成功例、角換わり腰掛銀、角頭歩、向かい飛車、向かい飛車 はまり形、鬼殺し、坂田流向かい飛車、三手目角交換筋違い角、四間飛車鷺宮定跡、四間飛車対5三銀左急戦、横歩取り 3二飛切、横歩取り 相横歩取り、藤井システム、銀多伝、4手目△3三角、2手目△3二飛、三間飛車、かまいたち、高田流逆棒銀、カメレオン、鳥刺し

■AI将棋 Version 17 for Windows USBメモリ版(独自機能)

USBメモリ版は、インストールせずにUSBメモリからの起動が可能で、どのPCでもすぐに使える高い利便性を兼ね備えています。USBメモリだけを持ち運べば、外出先のPCでもプレイすることが可能です。また、ユーザー設定をUSBメモリ内に保存するのでゲームの続きをいつでもどこでも行うことができます。もちろん、従来どおりPCにインストールして使用することもできます。



AI囲碁 Version 18 for Windowsの特長


話題の「モンテカルロ法」(※1)で格段に棋力をアップしたAI思考ルーチン「Many Faces of Go」を搭載したコンピュータ対戦型囲碁ソフトの最新版。アマ3段レベルの棋力を実現しました。
今回の『AI囲碁 Version 18 for Windows』は、人工知能研究の第一人者、米国デビッド・フォットランド氏が長年開発した従来の思考ルーチンのノウハウと「モンテカルロ法」による思考ルーチンをうまく融合させることで格段に強くなりました。また、序盤および終盤のヨセでの人間らしい手筋を実現しました。
(※1) シミュレーションや数値計算を乱数を用いて行なう手法の総称

●マルチスレッドに対応
Intel Core2 Duoプロセッサーなど、複数のコアを搭載したパソコンを使用した場合、最高4つまで同時に思考ルーチンを活用できるマルチスレッド(※)に対応しました。新思考ルーチンで採用した「モンテカルロ法」は、マルチスレッドの組み合わせで強さが活かされます。すなわち、コアが1つよりも2つのほうが、2つよりも4つのほうがより強くなります。
(※)1つのアプリケーションにおいて同時に複数の処理が実行可能なCPU

●定石ならどう打つかアドバイスする「定石・布石機能」
学習機能の充実! 定石・布石の位置を文字で盤面に表示してくれる機能を搭載。初心者の方にはうれしい機能です。

●勝てる力が身に付く「ヒント機能」
次の一手の候補を3種類まで表示してくれる「ヒント機能」を搭載。初心者の方の指南役としてはもちろん、中級者以上の方の研究にも活用できます。

●勝敗の分かれ目が見える「形勢グラフ機能」
一手打つごとに変化する対局中の有利・不利をグラフ形式で表示する形勢グラフ機能を搭載。形勢の変わり目が一目で分かり、リアルタイムでの確認が棋力の向上に役立ちます。グラフ上の任意の局面からやり直すこともできます。黒白どちらに形勢が傾いているか一目で確認できるゲージも搭載しています。

●複数の手筋を試せる「シミュレーション機能」 ≪特許出願中≫
任意の局面から別のウィンドウを開いて別々に打ち進めて行くことができます。感想戦のように一つの対局について様々な角度から自由に検討を重ねることができるので、自分なりの一手を存分に研究していただけます。形勢グラフ機能と合わせて使うことにより効果的な研究を行え、勝機を得る技術を身につけることができます。

●研究に力を発揮する充実の棋譜機能
対局データの読み込み、保存、印刷など、多彩な棋譜機能を搭載。インターネット上に公開されている棋譜を読み込んで任意の局面を再現したり、地合を表示させることなども簡単にできます。
研究には任意に石を配置できる盤面編集機能も力を発揮します。マウス操作で簡単にまとめて石を配置することも可能です。

●見知らぬ相手と対局できる「インターネット通信対局」
「AIマッチングシステム」(※)を利用して、離れた人間同士で対局を楽しむインターネット通信対局機能を搭載しています。そこに集まった人たちとチャットで会話をしながら、対局相手を探すことができます。
(※)マッチングサーバーを利用して、インターネット経由で対局相手を見つけ、通信対局を行うサービス

●囲碁がもっと楽しくなるさまざまな機能を満載
・19路盤、13路盤、9路盤の3モードを用意
・置石やコミの細かい設定が可能
・「弱い」から「最強」まで4段階の棋力レベルを設定可能
・「待った」や対局中の棋力レベル変更が自在
・ツールバーのサイズを大小変更可能
・初心者にはうれしい囲碁入門者向けガイドを収録

【デビッド・フォットランド氏略歴】
オハイオ州クリーブランド生まれ。1979年、Case Western Reserve Universityで電子工学とコンピュータ・エンジニアリングの学位を取得。ヒューレット・パッカード社でRISCプロセッサの開発に従事し、複数の特許を取得。最新の研究成果を生かした人工知能技法を導入した囲碁ソフトの開発に成功。1998年、コンピュータ囲碁選手権Ing杯優勝。2001年、国際コンピュータ囲碁大会SG杯準優勝。2002年度21世紀杯優勝。2005年世界コンピュータ囲碁大会 岐阜チャレンジ2005準優勝。2008年 第13回 国際コンピュータゲーム選手権「碁」部門で優勝、同大会9路盤部門で優勝。


■AI囲碁 Version 18 for Windows USBメモリ版(独自機能)

USBメモリ版は、インストールせずにUSBメモリからの起動が可能で、どのPCでもすぐに使える高い利便性を兼ね備えています。USBメモリだけを持ち運べば、外出先のPCでもプレイすることが可能です。また、ユーザー設定をUSBメモリ内に保存するのでゲームの続きをいつでもどこでも行うことができます。もちろん、従来どおりPCにインストールして使用することもできます。
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