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印刷2010/03/15 17:05

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海外ゲーム四天王 / 第37回:「LEGO Indiana Jones 2: The Adventure Continues」

海外ゲーム四天王 〜戦うおじさん〜
第37回:今週の考古学者:「LEGO Indiana Jones 2: The Adventure Continues」
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 有能な考古学者にして冒険家の,インディアナ・ジョーンズ博士を主人公にしたアクションゲームが,一部で大人気の週刊連載「海外ゲーム四天王」の今週のテーマだ。とはいえ,このインディ,なんだか顔も体も妙に角張っているなあと思ったら,それもそのはず。今回紹介するのはブロックおもちゃ,LEGOのインディが主人公の「LEGO Indiana Jones 2: The Adventure Continues」なのである。
 2009年11月17日に発売された本作では,博士の冒険もさらにパワーアップしている。しかも,これまでに制作された4本の映画のいいところをグッと詰め込んだというお得な一本なのだ。そんなLEGO Indiana Jones 2を,四角四面とはおよそ縁のない,ゆるめの編集者gingerが紹介しよう。

レゴキャラクターになったインディがまたまた大活躍!今度は秘宝をめぐってソビエト軍とあんなことやこんなことに

 

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 世界一有名な考古学者兼冒険家にして,世界で最も愛されている映画ヒーローの一人,我らがインディアナ・ジョーンズ博士の冒険はまだまだ続く。今度は,ソビエト軍やKGBのエージェント達を相手に,あらゆる金属を吸い寄せる不思議な力を持つ謎の頭蓋骨,“クリスタル・スカル”をめぐって,追いつ追われつの大争奪戦を繰り広げる! 伝説によると,このクリスタル・スカルをアマゾン奥地の失われた都アケトーに持ち帰った者には,スカルのパワーが与えられるというが,果たして……!?

 

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 てなわけで,今回の「海外ゲーム四天王」で取り上げるのは,LucasArtsより発売中のアクションアドベンチャー「LEGO Indiana Jones 2: The Adventure Continues」。もうすでにお分かりのとおり,本作は19年ぶりのシリーズ最新作として2008年に公開された映画,「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」をモチーフにしたゲームだ。

 映画の中のインディは,年齢に見合わぬタフガイっぷりを見せつけつつも,さすがにやっぱり年とったなあという印象を拭えなかったが,ゲームのインディにそんな心配はご無用。なにせレゴキャラクターなのでお肌もつやつやだし,トレードマークの中折れ帽に無精ひげというおなじみの姿で,得意の鞭を武器に画面狭しと大活躍する。

 

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 ゲームの内容は,映画のストーリーを元に,いかにもレゴゲームらしくコミカルに再現されたステージを,インディと相棒のキャラクターを切り替えながらクリアしていくというもの。それぞれのキャラクターには,そのキャラクター固有の得意技が設定されており,それを生かして仕掛けを解いていく。

 インディの得意技はもちろん鞭を使ったもので,敵に巻きつけて動きを封じたり,フックに引っ掛けて装置を動かしたりといった使い方ができる。このほかにも,壊れた機械の修理や,ハイジャンプができるキャラクターなど,総勢60人以上のサブキャラクターが登場。ギミックの中には,特定のキャラクターでなければ解除できないものもあるので,場面に応じて交代させながらゲームを進めていくのだ。

 

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 また,キャラクターだけでなくゲーム中に登場するオブジェクトもレゴブロックでできているのが本作の特徴で,これらを手当たり次第に壊しまくれるのが爽快だ。壊れたオブジェクトはレゴの破片になって飛び散り,中から大量のコインが出現するので,これを集めて新たなキャラクターや乗り物などをアンロックしていく。ときには,一度バラバラにしたブロックを組み立て直して別のオブジェクトを作りあげ,それを使って謎を解く必要があるなど,レゴブロックという素材をうまく利用した遊びがゲームの魅力となっている。

 

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 さらに本作には,クリスタル・スカルの王国だけでなく,なんと「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」の,三本の映画からのエピソードも収録。このゲーム一本で,シリーズ4作品すべてのエピソードが満喫できるという,ファンにはたまらない内容だ。

 とはいえ,メインとなるのはやっぱりクリスタル・スカルの王国で,そのほかの3作品のエピソードはおまけ程度なのが,やや残念。クリスタル・スカルの王国は三つのチャプターを使ってたっぷりと描かれているのに対して,ほかの3作品はどれも1時間半〜2時間程度でクリアできてしまうボリュームだ。しかし,ゲーム全体のボリュームは申し分なく,さらにレゴゲームとしては初となるステージビルダーも搭載され,その気になれば末永く遊べる一本だ。

 

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 コミカルな見た目に違わずゲーム難度もやさしめに抑えられており,親子で楽しむのにもぴったりな本作。映画を見て気に入った人ならば,間違いなく楽しめるゲームなので,失われたアークから最後の聖戦までをメインにした前作「LEGO Indiana Jones: The Original Adventures」と併せてオススメしておきたい。

 

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■■ginger(アニメ研究家/編集者)■■
 インディ・ジョーンズの大ファンで,いつか自分もインディのようになりたいと願いつつアニメばかり見ているダメな編集者。睡眠時間を削って毎週25本前後のアニメを視聴し,気に入ったものは毎月せっせとBDやDVDを購入しているが,最近の悩みは(テレビアニメを見るのに)忙しすぎて,一度見たことがあるアニメをBDやDVDで見直している時間がないことらしい。だったら買わなきゃいいのに。
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