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【PR】DellのノートPC「Alienware m15 R7」は,デスクトップPC並みの性能を詰め込んだハイエンドなゲームPCだ
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印刷2022/07/12 12:00

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【PR】DellのノートPC「Alienware m15 R7」は,デスクトップPC並みの性能を詰め込んだハイエンドなゲームPCだ

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 ゲーマー向けノートPCは筐体サイズの制限があるので,デスクトップPCのように大きな冷却機構を内蔵できず,ゲーム性能面では妥協を強いられることも多い。「ゲーマー向けノートPCは欲しいが,性能面で不安が……」という悩めるゲーマーに向けて,デスクトップPC並みの性能を持つノートPCを目指してDellが開発したのが,本稿で紹介する「Alienware m15 R7」だ。

Alienware m15 R7
メーカー:Dell Technologies
問い合わせ先:問い合わせ先一覧ページ
メーカー直販価格:26万7285円(税込,19%オフクーポン適用後,スタンダードモデル(RTX 3070 Ti搭載)の標準構成価格。2022年7月12日現在)
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 Alienware m15シリーズのインテル® Core™ プロセッサー搭載モデルの最新版となるAlienware m15 R7では,CPUとして第12世代インテル® Core™ i7 プロセッサーを採用することで,ゲーム性能に磨きをかけたPCに仕上がっている。そんなAlienware m15 R7の特徴と性能を明らかにしていこう。

DellのAlienware m15 R7製品情報ページ



第12世代インテル® Core™ i7 プロセッサーのCore i7とRTX 3070 Tiを採用


 Alienware m15 R7は,15.6インチサイズの液晶パネルを搭載するハイエンド〜ミドルハイクラスのゲーマー向けノートPCだ。本製品には,CPUとGPUの異なるいくつかのバリエーションがラインナップされているが,本稿で扱うスタンダードモデルの基本スペックを確認していきたい。

CPU-Zで,Alienware m15 R7におけるCore i7-12700Hのスペックを確認した様子
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 まず,CPUには冒頭で述べたとおり,第12世代インテル® Core™ i7 プロセッサーの「第12世代インテル® Core™ i7-12700H プロセッサー」(以下,Core i7-12700H)を採用する。IntelのハイエンドノートPC向け「Hシリーズ」に属する上位モデルに位置付けられるCPUである。
 第12世代インテル® Core™ i7 プロセッサーは,高性能なP-coreと,消費電力あたり性能に優れるE-coreを組み合わせたCPUだ。Core i7-12700Hは,6基のP-coreと8基のE-coreを集積しており,合計20スレッド(12+8スレッド)の実行が可能である。後段で説明するが,Alienware m15 R7は,高性能な冷却システムを搭載しているので,CPUの性能を有効に利用できるはずだ。

CPU-Zで,Alienware m15 R7におけるメモリのスペックを確認した様子
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 メインメモリには,これまでのノートPCで一般的だったDDR4-2400と比べて,2倍のメモリバス帯域幅を持つ「DDR5-4800」メモリを採用する。メモリ容量は16GB(8GB×2)だが,フルカスタマイズモデルであれば,32GB構成や64GB構成も選択可能だ。筆者が試用した機体には16GBが搭載されていた。

 ゲーム性能を左右するGPUには,NVIDIA製「GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPU」(以下,RTX 3070 Ti)を採用している。Ampere世代の「GA107」コアをベースとするRTX 3070 Tiは,5888基のCUDAコアを集積しており,ブーストクロック約1.5GHzというスペックを持つミドルハイ市場向けGPUだ。

GPU-Zで,Alienware m15 R7におけるRTX 3070 Tiのスペックを確認した様子
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 GPUの主な仕様はデスクトップPC向けの「GeForce RTX 3070」とほぼ変わらない。デスクトップ版GeForce RTX 3070のブーストクロックをやや抑えて,ノートPC向けに最適化したGPUと考えていいだろう。グラフィックスメモリに8GBのGDDR6メモリを使用している点も,デスクトップ版GeForce RTX 3070と同じだ。
 ノートPC向けのGPUとしてはかなりの高性能で,AAAタイトルを含めて,今どきのゲームは不自由なく高画質寄りの設定でプレイできる実力を持つ。また,後述するようにAlienware m15 R7は,プリインストールのソフトウェアを使ったGPUのオーバークロックが可能なので,さらに1段階上の性能を狙うことも可能だ。

 なお,Alienware m15 R7のフルカスタマイズモデルであれば,オーダー時に「GeForce RTX 3060 Laptop GPU」や「GeForce RTX 3080 Ti Laptop GPU」を選ぶこともできる。主にプレイするゲームは処理負荷が軽めなら,価格の安い前者を,より高いフレームレートや高いグラフィックス品質を望むなら,ノートPC向けハイエンドGPUである後者を選ぶのもいいだろう。

CrystalDiskMarkでSSDの性能を確認してみた。極めて高い性能を発揮している
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 ストレージには,PCI Express(以下,PCIe)4.0 x4接続のSSDを内蔵している。試用機は,容量1TBのSSDを1基搭載していた。フルカスタマイズモデルなら,512GBや2TBのシングル構成に加え,1TB×2基や2TB×2基のデュアルストレージ構成も可能だ。
 ストレージベンチマークソフト「CrystalDiskMark」で実測したところ,逐次読み出し(シーケンシャルリード)性能は約6500MB/s,逐次書き込み(シーケンシャルライト)性能は約5000MB/sといった具合で,極めて高い性能を叩き出した。PCIe 4.0対応のSSDでも,逐次書き込み性能が5000MB/sを超えるのはハイエンド製品に限られるので,Alienware m15 R7のストレージ性能は,非常に優れていると言えよう。

 搭載するディスプレイパネルは,15.6インチサイズで,解像度1920×1080ドット,最大リフレッシュレート165Hzの液晶パネルだ。中間調(Gray to Gray)応答速度は約3msと高速で,NVIDIA独自のディスプレイ同期技術「G-SYNC」にも対応している。さらに,Dolby Laboratories(以下,Dolby)のHDR関連規格「Dolby Vision」にも対応するので,ゲームやストリーミングビデオのHDR対応コンテンツを,美しく表示できるのもポイントだ。
 ディスプレイは狭額縁でサイズ以上に迫力ある映像が楽しめる。ノングレア加工されたパネル表面は,映り込みがほぼないので非常に見やすい。

テストパターンを表示した画面の角度を変えながら撮影。左から正面,左30度,左60度の状態だ。60度はさすがに見にくくなるが,横から覗き込む程度なら,見栄えはあまり変わらない視野角に優れた液晶パネルだ
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 後段でも触れるが,本機が搭載するRTX 3070 Tiであれば,フルHD解像度なら多くのゲームで60fpsを大きく超える高いフレームレートが得られる。ゲームによっては,165Hzを超えるフレームレートが得られることもあるほどだ。165Hzでは物足りないと感じるeスポーツゲーマーもいるかもしれない。
 そこでAlienware m15 R7のフルカスタマイズモデルでは,フルHD解像度で最大リフレッシュレート360Hz対応の液晶パネルや,2560×1440ドットで240Hz対応の液晶パネルを選択できる。360Hz対応パネルは,中間調応答速度も約1msと極めて高速なので,高フレームレートの表示を重視するeスポーツゲーマー向きだ。2560×1440ドットの240Hz対応パネルでも十分高速表示が可能なうえ,解像度の高さを生かして高精細な映像でゲームを楽しみたいゲーマーに向いているだろう。
 さらに,フルHD/360Hz対応液晶パネルと,2560×1440ドット/240Hz対応液晶パネルを選択すると,「Windows Hello」対応のWebカメラも搭載されるので,Windows 11のログオンを顔認証で行えるようになる。直接ゲームに関わる要素ではないが,ちょっと便利なポイントだ。

 評価に用いたAlienware m15 R7試用機の主な仕様をにまとめておこう。

表 Alienware m15 R7(フルカスタマイズ,試用機構成)の主なスペック
CPU 第12世代インテル® Core™ i7-12700H プロセッサー(14C20T,定格2.3GHz,最大4.7GHz,共有L3キャッシュ容量24MB,TDP 45W)
メインメモリ LPDDR5 16GB(8GB×2)
グラフィックス GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPU(グラフィックスメモリ容量 8GB)
ストレージ SSD 容量1TB(M.2/PCIe 4.0 x4接続)×1
液晶パネル 15.6インチ液晶,解像度1920×1080ドット,最大リフレッシュレート165Hz,G-SYNC対応,ノングレア(非光沢)
無線LAN Wi-Fi 6(Intel Killer Wi-Fi 6E AX1675i)
Bluetooth 5.2対応
有線LAN 2.5GBASE-T(Intel Killer E3100G)
外部インタフェース Thunderbolt 4(USB Type-C)×1,USB 3.2 Gen 1 Type-A×3,HDMI 2.1 Type-A出力×1,4極3.5mmヘッドセット×1
キーボード 日本語配列89キー(AlienFX RGBキーボード)
スピーカー 2ch
インカメラ 搭載(720p)
バッテリー容量 86Whr
ACアダプター 定格出力240W
公称本体サイズ 約356.2(W)×272.5(D)×23.95(H)mm
公称本体重量 約2.42〜2.69kg
OS 64bit版Windows 11 Home


個性的な筐体に十分な拡張性を備えるAlienware m15 R7


 それではAlienware m15 R7の外観を見ていこう。
 Alienware m15 R7の内側は,「ダークコアコンセプト」と称する黒に近いグレーの配色となっている。この色は,画面への反射を減らして,ゲームにより集中できるようにと配慮したものだ。

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 筐体デザインは,現行のAlienwareシリーズ共通の意匠である「レジェンド2.0 デザイン」を踏襲している。そのため外観の細部は,ほかのAlienware製ノートPCと似ていて,たとえば,天板に意匠を凝らした「15」という数字が描かれているあたりや,背面インタフェース部を取り巻く輪のようなLEDイルミネーションは,「Alienware x15」などと共通だ。
 天面などは,濃いグレー系の「ダークサイドオブザムーン」と称する色を基調とした色をまとっている。


背面を囲むリング状のLEDイルミネーションが独特だ。天面中央にあるAlienヘッドは,カラーLEDイルミネーションで光る
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 公称本体サイズは,356.2(W)×272.5(D)×23.95(H)mm。フットプリントは,15.6インチ級のPCとしては,標準的だろう。厚さは,最も厚い部分で約24mmだが,おおむね20mm台前半なので,第12世代インテル® Core™ i7 プロセッサーとGeForce RTX 30シリーズの上位モデルを搭載するノートPCとしては十分に薄型だ。

付属のACアダプターは出力容量240Wの専用端子タイプ。サイズは実測で100(W)×200(D)×25mm。大型だが薄いので,意外に場所は取らない
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 重量は,公称値で2.42〜2.69kg(※内部のパーツ構成で異なる),評価機の実測では約2.58kgだった。標準添付のACアダプターは,公称重量が約824gなので,合わせると3kgを超える。常時持ち運ぶには無理があるものの,デスクノートとしての運用を基本としつつ,必要に応じて持ち出すことができるゲームPCとして使えるだろう。
 なおDellは,Alienware m15 R7で使える小型ACアダプター「240W スモールフォーム 電源アダプター」を用意しており,注文時に選択できる。公称サイズは78(W)×152(D)×23mmで,公称重量約620gと,標準ACアダプターと比べて25%ほど軽くなっている。標準ACアダプターよりも3432円ほど割高になるが,本機を持ち運ぶ機会が多いと考える人は,小型ACアダプターを選ぶのも良さそうだ。

 Alienware m15 R7で出色なのは,キーボードだろう。見た目はノートPCでありがちなアイソレーション(飛び石)タイプの薄いキーに見えるが,ストロークが約1.8mmもあり,不快なキーのグラつきがないしっかりとしたキータッチが特徴だ。

Alienware m15 R7のキーボード。LEDバックライトが組み込まれており,発光色や発光パターンはユーザーがカスタマイズできる
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 Alienware m15 R7のキーボードは,全キー同時押しと,全キー(Nキー)ロールオーバーにも対応しており,しっかりとしたキースイッチとあいまってゲームプレイ時の安定感は抜群である。キーボード右側に独立した音量キーを備えている点や,右下側の矢印キーが,メインキーと同じサイズで押しやすいのもポイントだ。筆者は,数あるノートPC内蔵キーボードの中でも,最もゲームがプレイしやすいのはAlienwareのキーボードではないかと思っている。

「Aqua Key Test」を使って,[Space]キー側から手の先でキーボードを押してみた。同時に押したキーは,すべて正常に認識されていた
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 試用機が搭載する日本語配列キーボードは,10キーおよび一部の特殊キーを省略した配列を採用している(※注文時に英語配列キーを選ぶことも可能)。キー配列にも問題はなく,強いて言えば右[Shift]キーが狭いかなという程度で,ほとんどのキーで,約19mmのキーピッチを維持している。とくにクセがないキー配列なので,大抵のユーザーが,買った初日から普通に使えるだろう。

キーボードLEDは,キーボード全体やキーごと個別,あるいは[W/A/S/D]のような特定エリアに対して,任意の色や5種類のプリセットを適用できる
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 キーボードの付加機能も,ゲーマー向けの単体キーボードに匹敵している。たとえば,キーごとに設定が可能なカラーLEDイルミネーションは,プリインストールされているAlienware共通の設定ソフト「Alienware Command Center」から行なえる。
 また,[F2]〜[F6]キーには,任意のキー入力やマクロ,ショートカットや定型文入力を割り当てることも可能だ。割り当てができるのは5つのキーだけだが,ゲームやアプリのショートカットとして便利に使えるだろう。

キーボードの一部を,プリセットの色+白で光らせてみた様子。左から赤,橙,黄,緑,水,青,紫,白の順だ。発色は良好できれいだ
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任意のキー入力やマクロを[F2]〜[F6]キーに割り当てられる
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 一方,キーボード手前にあるタッチパッドは,約105(W)×60(D)mmとやや大きめのサイズで,使いやすいものだ。ゲームで使うデバイスではないが,通常の作業時には十分に役に立ってくれるだろう。

 ゲームで重要なサウンド周りは,2基の内蔵ステレオスピーカーと,4極3.5mmミニピンのヘッドセット端子が利用できる。
 ステレオスピーカーは底面の左右端にあり,音質もまずまずといったところ。ただ,やはりゲームではヘッドセットの利用が多くなるだろう。Alienware m15 R7は,Dolbyのバーチャルサラウンドサウンド技術「Dolby Atmos」に対応しており,プリインストールの設定ツール「Dolby Access」を使って,音質やバーチャルサラウンドの設定が行える。迫力あるゲームサウンドが楽しめるだろう。

底面の両側面寄りに埋め込まれたスピーカー
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Dolby AtmosやDolby Visionの設定ツール「Dolby Access」。音質やバーチャルサラウンドサウンドの効果をカスタマイズできる
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 I/Oンタフェースは,本体両側面および背面にまとめられている。
 携帯性重視のビジネスノートPCだと,インタフェース類はUSB Type-Cだけに集約する方向にあるが,Alienware m15 R7は,ゲーマー向けのPCらしくUSB 3.2 Gen 1 Type-A端子を合計3基も備えている。マウスやキーボードの接続には困らない。また,HDMI 2.1対応のHDMI出力端子も装備しており,適切なHDMIケーブルが1本あれば,大画面テレビに映像を出力できる。

本体左側面には,左から2.5GBASE-T対応有線LAN端子,4極3.5mmミニピンヘッドセット端子がある
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本体右側面には,USB 3.2 Gen 1 Type-A×2を装備する。マウスをつなげるのに便利だ
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主要なインタフェースがまとまっている本体背面。左からThunderbolt 4,USB 3.2 Gen 1 Type-A,HDMI 2.1,電源コネクタの並びだ。背面側に周辺機器をつなげれば,デスク周りをすっきりとできる
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 ネットワークはWi-Fi 6に対応するIntel製の「Killer Wi-Fi 6E AX1675i」モジュールと,2.5GBASE-Tに対応する有線LANコントローラ「Killer E3100G」を内蔵する。プリインストールの設定ソフト「Killer Intelligence Center」を使えば,自動帯域制御やステータスの監視を行えるので,うまく利用するとオンラインゲームのラグを抑えることもできるはずだ。

Killerシリーズの有線/無線LANに対して,多彩な設定やステータス監視が行えるKiller Intelligence Centerがプリインストール済みだ
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GPUオーバークロックに対応する強力な冷却システムの性能をチェック


 AlienwareノートPCにおける魅力のひとつが,最先端の冷却システムを搭載している点だろう。Alienware m15 R7には,Dellが「Alienware Cryo-Tech」と呼ぶ薄型ながらも強力な冷却システムが採用されている。

 Alienware m15 R7におけるAlienware Cryo-Techは,ヒートパイプと2基の冷却ファンを使ってCPUとGPUの熱を排出する仕組みだ。Alienware m15 R7ではファンのブレード数を従来の2倍にするとともに,ブレードを従来よりも37%薄型化して,高い冷却性能を実現したという。

Alienware m15 R7におけるAlienware Cryo-Techのイメージ
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空気の流れは,キーボード面の奥側(左)と底面(右)にある六角形の給気孔から吸い込み,背面と左右側面奥側から排気する仕組みだ。ハニカム状のデザインはレジェンド 2.0デザインの特徴でもある
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 さらに,Alienware m15 R7のGeForce RTX 3070 TiおよびGeForce RTX 3080 Ti搭載モデルには,CPUの半導体ダイとヒートスプレッダの間を埋める熱伝導材に,「エレメント31」と称するDell独自の流体金属を使用することで,熱伝導の効率を高めているという。
 ちなみに,エレメント31は,シリコン・ガリウム合金の一種で,常温だと半固体だが熱が上昇すると流体になる性質がある金属だ。流体化することで,ダイとヒートスプレッダの隙間を完全に埋めることができる。

Alienware Command Centerの「フュージョン」タブで,CPUやGPUのオーバークロック設定が可能だ
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 Dellによると,Alienware Cryo-techの優れた放熱システムにより,Alienware m15 R7の冷却システムは,CPUとGPUあわせて最大170WのTDPに対応できるのだそうだ。その効果もあってか,Alienware m15 R7のAlienware Command Centerは,GPUのオーバークロック設定も可能である。
 オーバークロックできるのは,GPUコアクロックとGPUメモリクロックだ。スライダーを動かすと,それぞれ最大で定格より300MHz上まで上げることができる。
 さすがに+300MHzの動作は無理があるが,プリセットにあるGPUクロック+25MHz,メモリクロック+50MHzの「Overclock 01」と,同+50MHz,+100MHzの「Overclock 02」という2種類は,適用しても問題なく動作した。

Overclock 01とOverclock 02という2種類のプリセット済みオーバークロックプロファイルであれば,問題なく動作した
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 Alienware Cryo-Techの性能を確かめるために,2つのオーバークロックプロファイルにおけるGPUの温度を,GPU-Zを使って調べてみた。テスト方法は,3DMark(v2.22.7359)の連続負荷テストである「Stress test」を実行して,その間のGPU温度をGPU-Zのログ機能で保存するというものだ。選択したStress testは,レイトレーシング性能を調べる「Port Royal」を連続20回実行するという,かなり過酷なテストだ。
 以下では,標準クロック時を「Default」,Overclock 01適用時を「OC1」,Overclock 02適用時を「OC2」と表記する。結果をグラフ1に示そう。

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 デフォルト時とオーバークロック時で,驚くほどGPU温度には差があった。デフォルト時はせいぜい62〜63℃程度に収まるが,OC1やOC2を適用すると87℃前後まで上昇した。だが,90℃までは達しないことや,OC1,OC2時でもピークの温度に達するまでに600秒以上かかっていることがグラフから読み取れよう。Alienware Cryo-Techの冷却性能が極めて高いことがうかがえる結果だ。
 なお,わずかにOC2のほうが温度が高めに推移する傾向があるようだが,差はほとんどなかった。これもAlienware Cryo-Techの冷却性能が高いからと見ていいだろうと思う。


Alienware m15 R7のゲーム性能を確認


 それでは,Alienware m15 R7の性能を,定番のベンチマークテストで確認していく。先述のとおり,Alienware Command CenterでDefault,OC1,OC2を適用した合計3パターンでテストを行う。

 実行したテストは,4Gamerのベンチマークレギュレーション25から「3DMark」「Far Cry 6」「バイオハザード ヴィレッジ」「Call of Duty: Warzone」「Fortnite」「Borderlands 3」「Project CARS 3」の7タイトルを選択した。また,ゲーム以外のOSやアプリケーションにおける性能を調べるために,「PCMark 10」(version 2.1.2563)も実行している。
 それに加えて,Alienware m15 R7は高いレイトレーシング性能を持つGeForce RTX 3070 Tiを搭載しているので,3DMarkではDirectX Raytracingの性能を測る「Port Royal」,DirectX Raytracingの実装と性能を調べる「DirectX Raytracing Feature test」も追加でテストした。

 実ゲームの解像度は,パネル解像度の1920×1080ドットを中心に,2560×1440ドットと1600×900ドットを加えた3パターンだ。内蔵ディスプレイでは表示できない解像度を含むので,テストはHDMI接続の外部ディスプレイを使って行っている。グラフィックス品質はすべて高負荷寄りの設定を採用した。

 では,3DMarkから順番にテスト結果を見ていこう。グラフ2は,その3DMarkにおける「Fire Strike」の総合スコアをまとめたものだ。

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 DefaultとOC1,OC2の差はわずかだが,Fire StrikeにおいてOC2の総合スコアがほかよりも少し落ち込んでいることを除けば,おおむね横並びであることが見て取れると思う。Fire StrikeにおけるOC2の落ち込みについては,個別スコアの部分で触れたい。
 Fire Strike Extremeでも14000弱のスコアが得られていることから,2560×1440ドットまでならば,ほとんどのゲームを快適にプレイできる性能を持っていると言える。また,Fire Strike Ultraでも7000台半ばのスコアなので,グラフィックス品質を調整すれば,十分に4K解像度でのゲームプレイも可能だろう。

 続くグラフ3にFire StrikeのGPU性能テスト「Graphics Score」,グラフ4にCPU性能テスト「Physics Score」を,グラフ5には「Combined test」の結果をまとめておく。

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 目立つのは,CPUとGPUの双方に負荷をかけるCombined testにおいてFire Strike時のスコアが,OC2のときに大きく落ち込んでいる点だろう。OC2の総合スコアが他より低くなったのも,Combined testが足を引っ張ったためと考えられる。
 OC2のCombined testが落ち込んだのは,GPUオーバークロックによる発熱によりCPUのクロックが抑えられたためではないかと推測している。CPU性能を測るPhysics scoreでも,Fire Strike時にDefaultがわずかに高いスコアを出すなど,GPUオーバークロックがCPU性能を抑える傾向が,ところどころに見られるためだ。CPUとGPUの冷却システムが一体になっているノートPCでは,こうした現象はわりと珍しくない。
 とはいえCPU性能を見るPhysics scoreなどのスコア自体は極めて優秀で,Alienware m15 R7は,GPUだけでなくCPUも高い性能を持つことが見て取れる。

 次のグラフ6はDirectX 12のテストとなる「Time Spy」の結果だ。

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 差はごくわずかで誤差範囲だが,Time Spy Extreme,Time SpyともにOC2,OC1,Defaultの順になっていることが分かるだろう。オーバークロックの効果がそれなりに出ているようだ。

 続くグラフ7は,Time SpyのGPUテストである「Graphics score」の,グラフ8は,CPUテストとなる「CPU score」をまとめたものである。

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 Graphics scoreは,おおむね総合スコアの傾向どおりだが,CPU testのTime Spyは,かなりばらついた結果になった。OC2のスコアが落ち込んでいるのは,やはりGPUオーバークロックの影響でCPUクロックが抑えられているためではないかと見ている。Time Spyの総合スコアにおけるCPU testの比率が低いので,総合スコアにはあまり影響を与えなかったようだ。

 次のグラフ9では,DirectX Raytracingの性能を調べる「Port Royal」のスコアを,グラフ10では,DirectX Raytracingの実装レベルと性能をチェックするDirectX Raytracing feature testのフレームレートをまとめている。

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 Port Royalのスコアは少しばらついているが,OC2時に7000を超える高スコアをマークした。また,非常に重いDirectX Raytracing feature testでも,30fpsに迫るほどフレームレートが得られている。レイトレーシング対応タイトルのほとんどをプレイできるスコアを残したと評していいだろう。

 以上,3DMarkの結果をまとめると,パネル解像度であるフルHD解像度ならば,ほとんどのゲームを高いグラフィックス品質の設定で快適にプレイできるだろう。さらに,2560×1440ドットや4K解像度も,グラフィックス品質の設定次第で十分にプレイできそうだ。

 続いては,Alienware m15 R7の性能を,実ゲームで確かめていくことにしよう。Far Cry 6のグラフィックス品質「最高」における平均および最小フレームレートをグラフ11〜13にまとめた。

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 Far Cry 6におけるプレイアブルなフレームレートの目安は,平均70fps以上だが,Alienware m15 R7は,すべての解像度で目安をクリアした。2560×1440ドットでも平均85fpsが得られているので,4K解像度もプレイできそうだ。
 少し気になるのは,一般的にGPUのオーバークロックは高解像度ほど効果が出やすいはずだが,Far Cry 6ではむしろ低解像度ほどフレームレートが伸びる結果になってしまっている点だ。どうしてこうなったのかは不明だが,冷却システムがGPUとCPUで共用になっていることが影響しているのではと推測している。

 次のグラフ14〜16はバイオハザード ヴィレッジの高負荷設定における平均および1パーセンタイルフレームレート(※極端に低い値を除いた事実上の最小フレームレート)をまとめたものだ。

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 バイオハザード ヴィレッジを快適にプレイする目安は平均80fps以上だが,Alienware m15 R7はすべての解像度で目安をクリアした。2560×1440ドットでも平均100fpsを超えているので,4K解像度でも快適にプレイする目安を超えそうだ。バイオハザード ヴィレッジに関して言えば1920×1080ドットの標準ディスプレイパネルだとオーバースペック気味と言えるほどだろう。
 オーバークロックの効果も各解像度で順当に見てとれる。バイオハザード ヴィレッジは,GPUオーバークロックの効果が出やすいタイトルなのかもしれない。

 CoD Warzoneにおける高負荷設定のフレームレートを見てみよう(グラフ17〜19)。

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 CoD Warzoneにおける快適なフレームレートの目安は,120fps以上である。Alienware m15 R7では,1920×1080ドット以下の解像度で,この目安をクリアした。2560×1440ドットも平均100fpsを超えているので,少しグラフィックス品質を落とすだけで軽く目安をクリアできるはずだ。
 少し気になるのは,GPUオーバークロックの効果が見られないか,むしろ1920×1080ドット以下では逆効果になっているという点だ。ここまで見てきたように,GPUオーバークロックはときとしてCPU性能を抑えることがあるので,CPU寄りのタイトルだと逆効果になることも十分にありえる。CoD Warzoneはそういうタイトルのひとつということだろう。GPUーバークロックはタイトルを選んで行ったほうが良さそうだ。

 グラフ20〜22は,Fortniteにおける「最高」設定のフレームレートである。

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 Fortniteにおける快適さの目安は,平均135fps以上とかなりハードルが高い。Alienware m15 R7においても,目安を超えたのは1920×1080ドットのOC2時と1600×900ドット時に限られる。ただ,プレイ可能な目安である70fpsであれば,すべての解像度で超えているので,Fortniteも快適にプレイできると言っていいだろう。
 オーバークロックの効果はばらつきがあり,とくに,1920×1080ドット時には,OC2が飛び抜けたフレームレートを残すなど安定を欠く印象がある。高解像度では効果が出にく,く低解像度では効果が見られるのは,Far Cry 6と似た傾向とまとめられよう。CPUとGPUのクロックが関連性を持つことから,バラツキが生じるのだろう。

 次のグラフ23〜25は,Borderlands 3のウルトラ設定におけるフレームレートだ。

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 Borderlands 3を快適にプレイする目安は60fps以上で,Alienware m15 R7はすべての解像度で目安を超えた。2560×1440ドットでも70fps前後をマークしているので,少しグラフィックス品質を落とせば,4K解像度にも対応が可能だろう。
 オーバークロックの効果は,OC2でわずかに見られるものの,全体としてははっきりしない傾向だ。Borderlands 3はGPUオーバークロックの効果が得られにくいタイトルと言えるのかもしれない。

 実ゲームテストの最後は,Project CARS 3の高負荷設定(グラフ26〜28)である。

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 Project CARS 3における快適さの目安は60fps以上で,Alienware m15 R7は全解像度で目安を超えている。ただ,オーバークロックは逆効果気味で,CoD Warzoneに近い傾向といえるかもしれない。

 以上,実ゲームの結果を見てきたが,Alienware m15 R7は,パネル解像度であるフルHDなら,高いグラフィックス品質でゲームを快適にプレイできる性能を有することが確認できた。タイトルによっては,パネル解像度では物足らないほどなので,レイトレーシングのように処理の重いグラフィックス設定で美しい映像のゲームを楽しみたいゲーマーにも,Alienware m15 R7はおすすめできるだろう。


一般アプリの性能も極めて高いAlienware m15 R7


 ここまではゲーム性能を中心に見てきたが,一般的な利用における性能も知りたいという読者もいると思うので,PCMark 10の結果を見ておこう。
 グラフ29は,「Gaming」を除くPCMark 10 Extendedを,GPUアクセラレーション有効で実行した結果である。

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 Windowsの快適さの目安となるEssentialsでは,10000超えというハイエンドデスクトップPCと肩を並べるスコアをマークしている。面白いのは,Officeアプリの性能を見るProductivityの結果で,GPUオーバークロックの効果が驚くほどはっきりと現れた。PCMark 10のProductivityには,OpenCLに対応するOfficeスイート「Libre Office」が含まれているので,GPU性能もそれなりにスコアを左右するようだ。
 一方で,イメージ加工や3Dコンテンツ制作を含むDigital Content Creationは,わずかだがGPUオーバークロックが逆効果になった。Digital Content Creationは,CPU性能が物を言う3Dレンダリングなどが含まれるので,GPUの発熱がCPU性能を抑える傾向が出たのかもしれない。

 いずれにしても,Alienware m15 R7なら,一般的なPCの作業においてもハイエンドデスクトップPC並みの快適さが得られそうだ。

 テストの最後に,各テスト実行時のシステムの消費電力をまとめておきたい。ログの取得が可能なワットチェッカー「Watts up? PRO」を用いて,各アプリケーションベンチマークを実行したときに最も高い消費電力値を記録した時点をタイトルごとの実行時,OSの起動後30分放置した時点を「アイドル時」としてまとめたのがグラフ30である。

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 バイオハザード ヴィレッジのDefault実行時に,241.1Wという最も高い消費電力を記録した。AC電源側での測定なので,ACアダプターの出力容量である240Wは超えていないと見ていいだろう。
 オーバークロック時に,必ずしも消費電力が大きいとは限らないのが面白い点だ。ここまで触れてきたように,GPUオーバークロックはCPU性能を抑えることがあるので,単純に消費電力が伸びるということにはならないようだ。


デスクトップ機並のゲーム性能を求めるゲーマーにおすすめ


 Alienware m15 R7の機能や性能を見てきたが,厚さ20mm台前半というスリムな筐体ながらもデスクトップPC並のゲーム性能を持つことを,はっきりと確認できた。
 15.6インチのディスプレイはリフレッシュレートも高く,映像品質面でも上質で,常用するゲームマシンとしても満足できるはずだ。ゲーム性能に妥協したくないゲーマーなら,Alienware m15 R7は真っ先に候補に上げておきたいPCではないだろうか。

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