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Riot Games公式のeスポーツ施設「LoL PARK」がすごい。サモナー大興奮のオープンブースアリーナを紹介
「リーグ・オブ・レジェンド」の世界大会「World Championship 2018」初日をレポート。逆転に次ぐ逆転で,DFMは惜しくも1勝1敗
2018年10月1日,「リーグ・オブ・レジェンド」の世界大会「2018 League of Legends Worlds Championship」が開幕した。2018年の世界最強の座をかけて争う本大会で,日本代表のDetonatioN FocusMeの戦果はどうだったのか。Worlds初日に行われた,プレイインステージの模様をレポートしよう。
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- 編集部:御月亜希
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LoL PARKは,ソウルのチョンガク駅を出て目の前の高層ビル「グランソウル」の3階を丸ごと使う形で作られた施設だ。9月17日にお披露目されたばかりで,大会で使われるのは今回が初となる。
3階についたサモナーを迎えるのは,「Riot PC Bang」と「Cafe Bilgewater」だ。
Riot PC Bangは,Riot Games LA Campus内にあるものに次ぐ,Riot Gamesが手掛ける世界で2つ目のPCカフェとなる。オープン日は未定だが,利用料金は1時間あたり1500ウォン(約152円)になるとのこと。座席数は101で,「その数だと,プリメイドで遊ぶのに半端じゃないの?」と思わないでもないが,「LoL」の字面に合わせた数らしい。
Cafe Bilgewaterは,ミス・フォーチュンやガングプランクなどの設定に関わっている港町「ビルジウォーター」をモチーフにしたカフェ。今回の大会にオープンが間に合わなかったようで,まだ本格的な営業はしていない様子だったため,どのようなメニューが用意されるのか不明だ。どうせなら,「ガンクプランクのオレンジジュース」とか,それっぽいメニューが出てきてほしい気はする。
また,LoL用施設ということで,LoLのさまざまな展示品も置かれている。3×2×2mの巨大なバロンの彫刻や,2018 LCK Summer Splitに参加したチームのユニフォームとフィギュア,LCKチームが描かれた壁画などが見られ,このあたりの“LoL一色感”みたいなものは公式施設ならでは。どこを向いてもLoL関係のものしかないので,サモナーなら勝手にテンションが上がってしまうというものだ。
そして,LoL PARKのメインとなるのが,韓国初の楕円形オープンブースアリーナだ。アリーナの座席数は400,立ち見席を含めた最大収容人数は500人となる。オープンブースということで,選手達はボックス内ではなく,アリーナの中央で試合を繰り広げる。一番前の席からなら,選手の画面やマウス捌きが直に見えてしまう距離で,観戦に熱が入ること間違いないしだ。
ちなみに,そんな環境で普段どおりのプレイができるのかと思うかもしれないが,DetonatioN FocusMeのメンバーは,ヘッドセットが優秀でまったく外の音が聞こえないと話していた。
1つのタイトルで,これだけ大規模な施設が作れてしまうというのは驚くほかない。今回Worldsに取材にきている日本メディアは,「アリーナに入ったら絶対『おおー!』と反応してしまいますよ」と言われていたのだが,それを知ったうえで入っても,本当に「おおー!」と口から出てしまうようなインパクトだった。韓国のLoL人気が感じられると同時に,いちプレイヤーとして非常にうらやましい限りだ。
これだけの施設を用意したからには,今後の大会などで,また会場として使われることになるはず。もし韓国に観戦にくる機会があれば,会場見学だけでも楽しみが1つ増えるだろう。
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