パッケージ
iRacing公式サイトへ
レビューを書く
準備中
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
「iRacing」を使ったバーチャルレースシリーズ“SeCR”,開幕戦のレポートを公開
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2022/09/21 20:47

リリース

「iRacing」を使ったバーチャルレースシリーズ“SeCR”,開幕戦のレポートを公開

iRacing
配信元 レーシングヒーロー 配信日 2022/09/21

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>

SUZUKA e-Sports Challenge Race Rd.1レースレポート
Challenge Classは石野弘貴 ProClass武藤壮太が勝利

画像集 No.001のサムネイル画像 / 「iRacing」を使ったバーチャルレースシリーズ“SeCR”,開幕戦のレポートを公開

9月19日、株式会社レーシングヒーローが主催するSUZUKA e-Sports Challenge Race(通称SeCR)の開幕戦が開催され、Challenge Class、Professional Classの2クラスが実施され、Challenge Classでは #8 石野弘貴#8石野弘貴(VERSUS e-motorsports team)が、Professional Classでは#465武藤壮太(Bigholiday eSports Team with 465garage)が開幕戦の勝利を飾った。

DallalaP217で行われたRd.1


シリーズでは開催1週間前にレースの使用車両が公開され、開幕戦では耐久レースで主に使用されるDallala P217(LMP2)が選定された。ダウンフォースレベルが高く、中高速コーナーも多い鈴鹿サーキットではハイスピードなバトルが期待された。

Challenge Classでは13歳の石野がポールトゥウィン


Pro Seriesに先だって開催されたChallenge Classでは、計15台がエントリー。予選では若干13歳の若手ドライバー#8石野弘貴(VERSUS e-motorsports team)が1:46:656でポールポジションを獲得。 0.1秒差で香西 琉衣、0.2秒差で黒沢 和真がそれぞれ2番手、3番手と続いた。香西は18歳、黒沢は15歳と、10代の若手ドライバーが予選TOP3に名を連ねた。

また今回のチャレンジシリーズでは、ゲストドライバーとして、車いすドライバーの長屋宏和が参加。2002年以来のドライバーとしてのレース復帰となり、15番手から決勝に臨むこととなった。

30分間のレースは大きな混乱なくスタートを切ったが、デグナーで#72川戸育馬(ZENKAIRACING e-Sports Team)がコースオフ。ヘヤピン立ち上がりから西ストレートで#78伊藤 鷹志(ZENKAIRACING e-Sports Team)、#28金田 敦史(My Back Pain racing)、#390辻野 笑太の3台の激しいバトルが展開された。オープニングラップ終了後、石野がトップを走り、1秒ほどの間隔の明け、香西、黒沢、#204野嶽 勇介(Pista)の4台が等間隔でトップグループを形成。後方では単独スピンや軽度の接触が発生した間に長屋が12番手まで順位を上げた。

落ち着いた展開を見せるトップグループとは対照的に、6番手争いは更に接近した争いを見せ、中盤に金田がホームストレートで伊藤をパスし6番手に浮上。残り5分を切った頃、#41山口 慧がスロットルトラブルによりリタイヤ。このレース唯一のリタイヤとなった。

レース最終盤、一定のリードを保っていた石野のペースが落ち、2位の香西が背後まで迫るが抜くには至らず、石野がポールトゥウィンを達成し、第一戦の勝利を収めた。

Challenge Class優勝石野弘貴(VERSUS e-motorsports team)のコメント

終盤タイヤがキツくなってしまったが、優勝することができて良かった。もう少しで完璧な勝利を収めることができたとので、そこが悔しい。次戦もこの調子で頑張り、タイトルを獲得したい。

14台が1秒以内に入る激しい予選と、465Garageが圧倒的な強さを見せつけた Pro Class


続いてメインのPro Classが開催。予選からハイレベルな争いが展開され、ポールポジションには優勝候補の#465武藤壮太(Bigholiday eSports Team with 465garage)が1:45:572でポールを獲得、2番手には1000分の1秒差という僅差で#466齊藤 祐太(Bigholiday eSports Team with 465garage)が入り、同チームでフロントローを分け合う形となった。

Professional Classでは実際のレースに参戦するトップドライバーも多く参加。当日に参加が急遽確定したF2ドライバーの#4岩佐歩夢(LAPS)はリアルドライバーの中ではトップの3番手グリッドを獲得。続いて#5小出俊(Bigholiday eSports Team with 465garage)が6番手、#77冨林 勇佑(ZENKAIRACING eSports Team)が9番手を獲得した。

レースはスタートからアクシデントが続発。スタートの混乱で#79岡田衛(ZENKAIRACING eSports Team)がスタートライン前でスピン、1コーナーでは冨林も弾き飛ばされる形となり、ZENKAI RACING eSports Teamは序盤で勝負権を失ってしまった。その他スタートライン前の追い越しなどが見られたが、前方では予選順位通り#465武藤がホールショットを獲得。#466齊藤、#4岩佐が続き、130Rからシケインの飛び込みで#4岩佐が#466齊藤をパス。混乱に乗じた#43大三島 和希(Burst Esport)がコースオフした#466齊藤を合わせてパスし、#465武藤、#4岩佐、#43大三島のトップ3台でオープニングラップを通過した。

オープニングラップ終了時点で#465武藤は2番手岩佐に対して2秒のギャップを築くが、対する#4岩佐以降はほぼ等間隔の状態で進行していく。中段には現在SUPER GT 500クラスに参戦している山下健太の姿も見えるが、仕掛けるタイミングを見出せず、苦しい展開を強いられていた。

淡々とした展開が続く中、トップ#465武藤と#4岩佐は2秒前後の差をキープしながら周回を重ね、#465武藤が後続とのギャップをコントロールしながらレースを展開。ともにレース中にファステストを更新しながら後続を引き離していく。中段ではバトルが所々で起きていたが、シケインの飛び込みで#71木村偉織(ZENKAI RACING eSports Team)が#62廣? 智輝(BON RACING TEAM)にオーバーテイクを仕掛けるが、2つ目の進入で接触。木村はスピンでポジションダウンを強いられ、こちらも苦しい展開に。

レースが大きく動いたのは残り23分を切った頃、#4岩佐がピットストップで#465武藤のアンダーカットを狙う。岩佐はタイヤ無交換でピットアウトし、21番手で復帰。翌周には#43大三島がピットストップを行い、岩佐の前でピットアウトし逆転に成功。トップグループで初の順位変動が起きた。更に翌周は#465武藤、#466齊藤の2名が同時にピットストップ。武藤はトップのリードを保ったままピットアウトするが、驚くべきは齊藤が、岩佐、大三島の2名をピットストップで逆転し、2番手に一気に浮上。Bigholiday eSports Team with 465garageの2台が1-2体制を築き上げレース終盤へと突入していった。

#465武藤と#466齊藤は45秒台を連発しながら#43大三島を引き離していくが、その#43大三島と続く#4岩佐のバトルはファイナルラップまで緊迫した展開が続いた。

レースはそのまま順位は変わらず#465武藤、#466齊藤、#43齊藤のトップ3でフィニッシュ。#465武藤と#466齊藤はゴール直後に燃料を使い切ってしまうギリギリの戦略での逆転に成功した結果となった。

優勝ドライバー武藤壮太のコメント

色んな準備をしてこのレースに臨んだので結果を出すことができてホッとしている。ワンメイクでセッティングも同条件でどうなるかわからず、レース中は岩佐選手がずっと後ろに付いてきてヒヤヒヤした。車輛が発表されてから、チームやスポンサーのサポートを受けながら優勝できたことがとても嬉しい。第二戦もこの調子で頑張っていきたい。

Rd.2はF1日本グランプリの翌日となる10月10日(月)に開催予定。使用車種は直前での発表が予想されている。

「iRacing」公式サイト(英語)

  • 関連タイトル:

    iRacing

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:05月01日〜05月02日