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ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第2回「インディ・ジョーンズ」シリーズ,真のパート4とは?<後編>
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印刷2008/06/28 12:00

連載

ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第2回「インディ・ジョーンズ」シリーズ,真のパート4とは?<後編>



「インディ・ジョーンズ」パート4は「アトランティスの運命」だ


ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第2回「インディ・ジョーンズ」シリーズ,真のパート4とは?<後編>
海外では1992年,日本では1993年にFM TOWNS用としてローカライズされた「アトランティスの運命」が発売された。ちなみに海外ではAMIGA,DOS,Macのみだった。パッケージにも「インディ・シリーズ第4作」と書かれている……
ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第2回「インディ・ジョーンズ」シリーズ,真のパート4とは?<後編>
Commodore 64など6機種でも「アトランティスの運命」はリリースされたが,こちらはアクションゲーム。発売時期はアドベンチャー版とほぼ同じだったが,FM TOWNS用にローカライズされることはなかった。が,アクションゲームとしての出来がアレなのでまあいいや
 海外で開催される「スター・ウォーズ セレブレーション」に参加するほどのスター・ウォーズ好きな筆者は,ジョージ・ルーカスの発言に期待を膨らませては,かなりの確率で裏切られてきた。「スター・ウォーズは全部で9作の映画にする」と言っていたはずなのに,気が付いたら6作で終わらせちゃったりしたあたりは,けっこう有名なエピソード。だが,細かいものをあげだしたら本当にキリがない。だからジョージの作品の熱心なファンほど,彼の発言をあまり本気にしないように気を付けている(それでも困ったことに,本気にしてしまうんだが)。

 そんなジョージにかかっては,自分の発言をなかったことにするのもお手の物。スター・ウォーズのみならず,「インディ・ジョーンズ」でも……。

 「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」公開前,ジョージは海外の雑誌のインタビューに,「『インディ・ジョーンズ』は,パート3『最後の聖戦』の直後から続編の話があったのだが,良い脚本に恵まれなかったため,19年も映画化を保留することになってしまった」と語っている。だが筆者は忘れはしない。幻となった第4作のことを。


 1993年8月のこと。当時のビクター音楽産業からFM TWONS用に,「インディ・ ジョーンズ アトランティスの運命」というゲームが発売された。これは,ルーカス・アーツが開発した作品のローカライズ版である。いまだに語られる「モンキーアイランド」のようなアドベンチャーゲームで,個人的にはいろいろな意味で期待度の高かったタイトルだった。なお,1995年に今は亡きマイクロマウスからPC版もリリースされている(メガCD版も予定されていたが発売中止に)。
 1992年頃に発売された海外のゲーム誌には,アトランティスの運命について,ルーカス・アーツの開発者へインタビューした模様が掲載されていた。それによると,「現在ビデオゲームとして作っている最中の『アトランティスの運命』は,映画『インディ・ジョーンズ』シリーズのパート4として脚本が用意されたもの。映画とゲームのメディアミックスを狙っていたのだ。ただ,映画版はルーカス・フィルムで話を進めていたものの,ハリソン・フォードが『ジョーンズ博士の役目は終わった』と続投を断ってきたことをきっかけに資金が集まらなくなり,制作を断念せざるをえなくなった。しかしジョージ本人がシナリオを気に入っていたので,せめてゲーム化だけでもしようということになった」のだそうだ。

ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第2回「インディ・ジョーンズ」シリーズ,真のパート4とは?<後編>
「アトランティスの運命」のストーリー導入部を紹介しておこう(ゲーム画面は英語版のDOS版)。舞台となるのは1939年,つまり第二次世界大戦を目前にした時代だ。その頃,ジョーンズ博士はバーネット大学内でとある彫像を探していた。目的の彫像を見つけて自室へ戻ると,スミスと名乗るドイツ人が訪問しており,彼の持ち込んできた彫像とインディの見つけてきた彫像を合わせると謎の黄金玉が現れた。スミスはインディに銃口を向け,黄金玉と彫像を奪い去るのだった。調べたところスミスという名は偽名で,本名はクラウス。ナチスの諜報員である。そしてジョーンズ博士の昔の恋人ソフィアが狙われていることも判明し,急きょ彼女の居るニューヨークへ飛ぶことに……。CD-ROMメディアでフルボイスという,当時のアドベンチャーゲームとしては豪華な作り。シナリオは途中で三つに分岐するので,全部のストーリーを追うには最低でも3回は遊ぶ必要があった。海外ではフロッピーディスク版も出ているのだが,当然ながらそちらは容量の関係でボイスはなし。後年,マイクロマウスはこのゲームを「アトランティスの秘宝」のタイトルでWindowsおよびMac用に発売した。ちなみにコンシューマ機ではメガドライブのメガCD専用ソフトとしても開発されていたのだが,残念ながら未発売に終わってしまった……
ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第2回「インディ・ジョーンズ」シリーズ,真のパート4とは?<後編>
こちらはFM TOWNS版のゲーム画面。キチンと日本語にローカライズされている。ビクターはルーカス・アーツと提携していたことから,シネゲーマニアにとって当時,神のような存在だった


「アトランティスの運命」映画化頓挫の理由とは……?


ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第2回「インディ・ジョーンズ」シリーズ,真のパート4とは?<後編>
1994年に海外でリリースされたSNES版「インディ・ジョーンズ」は,日本ではビクター・エンタテインメントから発売された。決してピットフォールではないぞ!
ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第2回「インディ・ジョーンズ」シリーズ,真のパート4とは?<後編>
拡大縮小の強みを生かした複葉機での空中戦や,ムチを使ったアクションなど完成度の高い作りには敬服。映画の三部作をゲームに反映させた構成で,今遊んでも飽きない作りになっている
 そしてついに,そのことをジョージに直撃するチャンス……そう,「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」の記者会見の時は来た!
 大勢のマスコミが詰めかける中,質疑応答で筆者のターンが訪れるのか? 今回の映画に関する質問しか受け付けてもらえないのではないか? という心配はあったが,クリスタル・スカルの王国がパート4として宣伝されている以上,幻となったパート4こと,アトランティスの運命は避けては通れないはず! アトランティスの運命の死に水をとれるのは,この自分だけだ! と自らに言い聞かせながら,ジョージからは米粒ほどにしか見えないであろう会場最後部に着席。

 会見が始まり,ごくごく一般的な質問や,「日本にも徳川埋蔵金という秘宝があるので次の作品は日本で展開しては?」なんてナイス質問が飛び交う中,意を決して挙手したところ,司会の襟川クロさん(コーエーのシブサワ・コウ氏とは兄弟)から指名されることに成功。そして,「『インディ・ジョーンズ』の映画は今回の作品がパート4とのことですが,1992年に発売されたゲーム『アトランティスの運命』と同時に映画版の製作も進行していましたよね? なぜゲームだけになってしまい映画は実現しなかったのか,その事情を教えてください」という質問をぶつけた。
 するとジョージは,「『アトランティスの運命』はルーカス・アーツがゲームを作っただけで終わった。確かに映画化の話は浮上していたが,問題があって映画を作るまでに至らなかった。なぜなら,シナリオが映画化するに足るほどのボリュームではなかったからだ」と回答してくれた。ジョージは普段,インタビューでゲームの話を振られると,「その質問には答えられない」と返してくる。しかし記者会見ではさすがにそんな逃げ方をせず,正々堂々と受け止めてくれたのである。

 確かに前述の,「良い脚本に恵まれなかったため,19年も映画化を保留することになってしまった」という発言との食い違いはない。ならば,当時インタビューに答えていたルーカス・アーツの開発者が,ウソをついていたということなのだろうか?
 だが,ルーカス・フィルムとルーカス・アーツはリレーションが高く,ゲームの作り手と映画の作り手の意思疎通に優れているのが特徴であるということを考えると,1992年当時の開発者の話こそが,真実に近いのではないか,と筆者は思うのだ。
 さすがに隣にハリソンがいる状況で,「ハリソン・フォードが出演を断ったから製作資金が集まらなくなって,映画を作れなくなっちゃったんだよね」なんて話はできないだろうし!

 まあ,ジョージにはジョージの事情があるのだろう。が,やっぱり何というか,ジョージの発言をそのまま鵜呑みにはできないなぁという認識を新たにし,筆者は六本木ヒルズを後にした。

1999年にリリースされた「地獄の機械」はWindowsとNintendo 64のみで登場。もちろん海外版のみ。N64版は当初,ブロックバスタービデオ(レンタルビデオ/ゲームのチェーン店)でのレンタル用タイトルとして展開されたが,後日,一般流通にも載せられた。しかしその数は少なく,プレミア系ソフトとなっている。これを入手するべく,西海岸の中古ゲームショップやブロックバスタービデオを巡りに巡ったものだ。本作はR指定でもおかしくないほど,ジョーンズ博士がバイオレンス。ジープで生身の兵士を轢き殺したりとやりたい放題だ
ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第2回「インディ・ジョーンズ」シリーズ,真のパート4とは?<後編>
ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第2回「インディ・ジョーンズ」シリーズ,真のパート4とは?<後編>
「地獄の機械」は2001年にゲームボーイカラー版も発売された。なんだかトップヴューな「悪魔城ドラキュラ」のようにも見えてしまう……
ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第2回「インディ・ジョーンズ」シリーズ,真のパート4とは?<後編>
テレビシリーズ「ヤング・インディ・ジョーンズ」も1992年にNES(左),1994年にGENESIS(右)でゲーム化。ゲーム自体は横スクロールアクションの,可もなく不可もない内容
ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第2回「インディ・ジョーンズ」シリーズ,真のパート4とは?<後編>
2003年にWindows,PlayStation 2,Xboxにて発売された「皇帝の墓」は,アジアを舞台にした展開。現在開発中の新作「Indiana Jones 2007」(仮)のストーリーは明かされていないが,このタイトルとの関連性が噂されている
ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第2回「インディ・ジョーンズ」シリーズ,真のパート4とは?<後編>
ハリソン・フォードの顔は,ゲーム内の肖像権問題がクリアできなかったため,パッケージにしか出てこない。結果,ゲーム中のジョーンズ博士は,なんだか全然知らない奴! チャイナガール達の露出度が高いこともあり,過去の映画やゲームの中でも最もセクシャルな作品。完成度は,リリース済みのゲームではトップクラス
ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第2回「インディ・ジョーンズ」シリーズ,真のパート4とは?<後編>
アーケード版は,日本ではアタリとナムコが共同でリリース。ヒットしたはずだが,プレイシティキャロット系列以外では見かけなかった
ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第2回「インディ・ジョーンズ」シリーズ,真のパート4とは?<後編>
スタンド筐体を採用したアーケード版は,アメリカからの直輸入品だった。ウイリアムスがリリースしたピンボールは,日本国内ではメダルゲームを多く取り扱っていたシグマ系列の大型ゲームセンターに置いてあった程度。なかなかお目にかかれなかった


ドブ漬けGAMEスープレックス(2)

Xbox 360「The Orange Box」(エレクトロニック・アーツ)

 4Gmaer読者の多くはPC版でプレイ済みかもしれないが,このところ,週末から日曜日にかけてはエレクトロニック・アーツから発売中の「The Orange Box」(Xbox 360版)を遊びまくっている。
 ValveのFPS「ハーフライフ2」を含む5タイトルが,アジアの海賊版ゲームに良くありがちな“N in 1”(この書き方ってなぜか背徳感あるなぁ)スタイルで詰め込まれたパッケージだ。
 オレンジボックスに収録されたタイトルの中では,「ポータル」の秀逸なアイデアに感動。FPSでパズルゲームを遊ばせるなんて……まだまだゲームの可能性は残されているんだなと,不沈艦ラリアットを食らったぐらいの衝撃を脳髄に受けた。
 恥ずかしながら,ハーフライフ2にはまだ手を付けられていないのだが,「チームフォートレス2」が面白いという噂を聞いたので,ちょろっと遊んでみたところ,見事にオンライン対戦にハマってしまい,やめるタイミングを見失って仕事を放置!
 海の向こうの皆さんとチーム対戦をすると,彼らが妙に交戦的なものだから,仕方なくメディックを使ってライフ回復ばかりを担当するようになってしまったため,いつの間にかプロ仕様なメディックになってしまった……。本当はヘビーを使ってガトリングガンをバリバリ発射したいのに。

画面はPC版のものです
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「The Orange Box」(Xbox 360版)公式サイト



■■ジャンクハンター吉田(シネマゲーム研究家)■■
事務所が空き巣被害にあったばかりの吉田氏は,毎週土曜日1:00PM〜2:00PMに文化放送のデジタルラジオで放送している映画情報番組「Cinemambo」で,「シネゲーラヂオ塾」というコーナーを担当中。ゲーム業界や映画業界のいろんな方々がゲストとして登場しているので,デジタルラジオを聴取する環境のある人はぜひチェックを!



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