ニュース
[iPhone]アクションRPGファンならば要注目。サクサク遊べる「ZENONIA」
アクションRPGとしてはとてもオーソドックスな作りとなっており,剣や魔法などを用いてフィールド上の敵を倒し,未知のエリアを探索していくという内容である。NPCからさまざまなクエストを請け負い,それらをクリアしていくことでストーリーが展開していく。
プレイヤーキャラの職業は,「PALADIN」「WARRIOR」「ASSASSIN」の3種類で,職業ごとに異なるスキルツリーが用意されている。レベルアップ時に獲得するステータスポイントとスキルポイントを割り振ることで,さまざまなタイプのキャラに育て上げられる点が,本作の魅力の一つといえるだろう。
スキルにはアクティブスキルとパッシブスキルがあり,習得したアクティブスキルをスキルスロットに入れることで,いつでも発動できるようになる。ただし,アクティブスキルを使うとSP(スタミナポイント)が消費される。
ボタンが小さめで,操作性はあまりよくない印象だが,左手の親指をなぞるようにせず,指を持ち上げてから意識して目的のボタンを押さえるようにするとよいようだ。
また,タッチスクリーンへの対応が不十分で,ステータス画面や,ダイアログボックスなどの操作をすべて十字キーで行う必要がある点は残念なところ。携帯電話から移植された作品なので,その名残りだと思われるが,直接タッチして操作できるようにインタフェースがデザインし直されていれば,なおよかったと思う。
とはいうものの,iPhone/iPod touch用アクションRPGの中では最もよくできている印象だ。
これまでにリリースされたアクションRPGには,キャラの移動がスムースでなかったり,レベルアップのテンポが遅かったりするものが多かった。それに対し,ZENONIAはプレイフィールが軽快で,これまで遊んでみた限り,それほど苦労せずにレベルアップしていける。コンシューマ機向けRPGなどに見られる演出もふんだんに盛り込まれており,ゲーム展開が単調になっていないことも嬉しい点だ。
ZENONIAのデベロッパ/パブリッシャである韓国GAMEVILは,本作のプレイ時間を40時間以上としており,ボリュームは十分。それだけに,日本語にローカライズしてくれればありがたいところだ。
とはいえ,アクションRPGとしてなかなか楽しい作品に仕上がっているので,英語の壁だけを理由にトライしないのはもったいないと思う。
「ZENONIA」紹介ページ(iTunesが起動します)
- 関連タイトル:
ZENONIA
- この記事のURL:
2008 Apple Inc. All rights reserved. Apple, the Apple logo, Mac, Mac OS, Macintosh, Leopard, iPhone, Multi-Touch, MoblieMe, iPod and iTunes are trademarks of Apple. Other company and product names may be trademarks of their respective owners.
(C)GAMEVIL Inc.