「ELSWORD」「ドラゴンネスト」など4タイトルをフィーチャー。能登麻美子さん，桑島法子さんも登場した「ハンゲーム」ステージイベント

　東京都内のベルサール秋葉原で開催された“秋葉原PCゲームフェスタ”にて，NHN Japanは，同社のゲームポータル「ハンゲーム」でサービスを提供している各タイトルのオフラインイベントを，5月8日に行った。イベントは，大きな注目を集めているオンラインアクションRPGの「ELSWORD」や「ドラゴンネスト」をフィーチャーしていたほか，人気声優もゲストとして登場したため，さまざまな層の来場者で賑わった。

■「ハヤクデタインダケド」──「ELSWORD」ステージには「イヴ」を演じる能登麻美子さんがゲストに

左から，司会を務めた声優の井澤詩織さん，能登麻美子さん，「ELSWORD」プロデューサーの南館 怜氏

　「ELSWORD」のステージでは，声優の能登麻美子さんがゲストとして登場。能登さんは，新キャラクター「イヴ」のボイスを担当する。しかし実際の収録が行われるまでにはまだ間があるため，この時点では，能登さんはイヴの容姿と設定以外のゲーム内容を知らされていなかったとのこと。そのため，プロデューサーの南館 怜氏より，簡単な操作で爽快なアクションを楽しめるといった，ELSWORDの特徴があらためて紹介された。そして，キャラクターの紹介のところでは，能登さんの演じるイヴが7月に実装されることが明らかにされた。


　イヴについて，能登さんは「無口だったり機械だったりする一方で，時折，感情が垣間見える表情もするのでどう演じようか考えている」と感想を述べた。南舘氏は，それに応えて「イヴを演じるのは難しいため，演技力の高い能登さんを起用した」ことを明らかにした。また，そもそも感情のないイヴだが，ほかのキャラクターと触れ合うことで怒りや悲しみを覚え，戸惑うこともあるという。そのため，南舘氏は「プログラムの故障かしら？」という意味のセリフを多用することになると発言。さらに能登さんが実際に演じてみせて，会場を沸かせた。また能登さんが「ワタシ，ハヤクデタインダケド」（私，早く出たいんだけど）と，あえて機械調のセリフを披露する一幕もあった。

来場者と運営スタッフによる決闘大会も行われた

■パチンコゲーム「CRフィーバー機動戦艦ナデシコ」のステージには桑島法子さんが登場！

左から，司会を務めた声優の荻原秀樹さん，NHN Japanの須貝信一氏，同じく中村将和氏。3人はイベントの序盤でゲームの紹介を行った

　続いては「CRフィーバー機動戦艦ナデシコ」のステージ。このタイトルは，ハンゲームのパチンコ/パチスロゲームサイト「777WORLD（スリーセブンワールド）」にて，4月27日に実装されたばかりの，いわば“新台”だ。会場には，アニメ「機動戦艦ナデシコ」のミスマル・ユリカの声を演じた桑島法子さんがゲストとして登場。司会を務めた声優の荻原秀樹さんとトークを繰り広げた。

声優の桑島法子さん

　桑島さんは，機動戦艦ナデシコについて，アニメの放映から14年経っても今回のように新たな展開があることに触れ，すごい作品であるとコメント。また桑島さん自身は，当時，デビュー作でミスマル・ユリカという大役を与えられ大変な経験をしたが，そこに“自分の原点”があると述べていた。なお，司会の荻原さんも機動戦艦ナデシコに出演していたことが明かされ，桑島さんもビックリ。ただし荻原さんが演じたのは名前もないチョイ役で，現場では「ミギ」「ヒダリ」と呼ばれていたそうだ。

　この後，桑島さんが実際にゲームをプレイしてみることに。“左クリック”という言葉にすら戸惑う桑島さんだったが，開始直後から続々とプレミア演出ムービーが流れる状態になった！　……もちろん，これはイベント用に調整を施した開発バージョンだったが，興奮しながら解説する荻原さんと，「何が起こったのかサッパリ分からない」と感想を述べる桑島さんのギャップに，会場からは笑いが起こっていた。

　現在，CRフィーバー機動戦艦ナデシコでは，5月27日までの間に「SANKYO プレイパス」を購入してプレイすると，桑島さんのサイン入りアニメ版のDVDボックスやNET CASHが当たるキャンペーンが実施されている。このプレゼント用DVDボックスに，桑島さんは会場でサインを入れていた。

■超レアアイテムの抽選会も！　「プロ野球 ファミスタ オンライン 2010」ステージ

左から，司会の萩原さん，NHN Japanの立花正彦氏，御藝巫女（おんげいみこ）の稲森美優さんと上原あいさん

　オンライン野球ゲーム「プロ野球 ファミスタ オンライン 2010」のステージでは，来場者同士が対戦する「スペシャルアイテム争奪戦」が繰り広げられた。3回までの得点で勝敗を争い，5点差がついた場合はコールドというルールで，参加者は抽選で決まった16名。同タイトルの公式大会に出場した経験を持つ人もいる一方，中には10年ぶりに「ファミスタ」をプレイしたという人もいて，「当時の思い出が一気によみがえった」と感想を述べていた。

　争奪戦の後は，「ゴールドチケット」を賭けた抽選会が行われた。これは世に10枚も出ていないという超レアアイテムであり，会場は大いに盛り上がった。残念ながら先の争奪戦に参加した人には権利がなく，司会の荻原さんは「試合に出るより，こちらのチャンスを狙ったほうがよかったかも？」とコメントしていた。

■オープンβテストの新要素も一部公開！　専属芸人（？）が腕前を披露した「ドラゴンネスト」ステージ

「ドラゴンネスト」運営プロデューサーの山縣周一氏

　「ドラゴンネスト」のステージでは，同タイトルの運営プロデューサーを務める山縣周一氏から，アクション性の高さやプレイヤー同士の連携，そしてキャラクターごとにストーリーが異なるといった特徴が紹介された。なお山縣氏によると，すべてのキャラクターでプレイしないと，ストーリーの全体像が把握できない構成になっていることも明らかにされた。

　続いて，司会の井澤詩織さんと萩原秀樹さんが，実際にゲームの「ストーリーモード」をプレイ。実はこの二人は，ゲーム中でも重要なNPCのボイスを担当している。とくに荻原さんは，個人的にクローズドβテストに応募するほど，ドラゴンネストに期待を寄せていたとのこと。山縣氏のアドバイスを受けて，セミオートエイミングやスキルの使い方などを覚えた井澤さんと荻原さんは，仕掛けられたトラップを次々に突破。終盤では，しゃべることすら忘れてゲームに熱中していた。

自称“ドラゴンネスト芸人”のルナエリックニコラスさん。ギャグはスベり気味だったが，卓越したゲームの腕前を披露した

　「対戦モード」の紹介には，もう一人のゲストとして，お笑い芸人のルナエリックニコラスさんが登場した。実はニコラスさんは，かなりドラゴンネストをやり込んでおり，自身のブログで大きく取り上げたりしているのだ。会場ではステージ上の4人で2対2の対戦を披露することになったのだが，山縣氏が上手なのはもちろんのこと，ニコラスさんはそれ以上の腕前を発揮。空中技を巧みに取り入れた連続コンボを何度も決め，会場の注目を集めていた。


　また5月27日開始のオープンβテストで実装されるコンテンツを披露する最新バージョンの動画も公開された。そこには連続スキルや追加ダンジョン，新モンスターの姿などが収められていたが，詳細は追って発表される予定となっている。情報が入り次第，4Gamerでもお伝えしていくので，お楽しみに。