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HW短評:Kingston「HyperX Cloud」(3)マイク入力の音質傾向をチェック
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印刷2015/03/27 10:00

テストレポート

HW短評:Kingston「HyperX Cloud」(3)マイク入力の音質傾向をチェック

総試用時間:6時間
短評(2)短評(1)

HyperX Cloud
メーカー:Kingston Technology
問い合わせ先:00531-88-0018(平日9:00〜19:00)
実勢価格:1万円前後(※2015年3月27日現在)
HyperX
 Kingston Technology製ゲーマー向けアナログヘッドセット「HyperX Cloud」の短評第3回は,マイク入力検証だ。筆者のヘッドセットレビューではこれまで,記事の最後にマイクの波形テスト方法を記載してきたが,今回からは別途解説ページを設け,そこで説明することにしたので,最初にお断りしておきたい。ちなみに,過去のテストとは,スイープ波形の再生環境が異なっているので,その点はご注意を。

 さて,測定結果は下に波形で示したとおりで,ご覧のように,極端な低弱高強の周波数特性になっている。2kHz〜10kHzあたりと,1kHz以下との間には20dB強〜40dB弱といった,トンデモないギャップがあるのが分かるだろう。「ここがうまく調整されていると心地よく,強すぎると不快に感じられる」という2kHz〜4kHz,専門用語でいう「プレゼンス」から,10kHzあたりの高域までで“持っていく”特性だといえる。

テスト結果。2つあるペインの上側に示した周波数特性は,グリーンがリファレンス。オレンジがHyperX Cloudのものだ。下ペインは位相波形で,リファレンスとテスト結果が重なっており,問題ないのが分かる
HyperX

 自分の声を録音してみても,音抜けがよく,環境が劣悪な場所でも会話が聞こえる印象で,声は非常にクリア。携帯電話と似た特性といったところだろうか。10kHzまで強いため,鼻づまった印象もない。

HyperX
 この波形なので,当然ながらヒスノイズ(≒高周波ノイズ)は多く,子音や歯擦音も強調される。ローカルでは結構気になる人もいるだろう。
 ただ,現実のボイスチャットだと,4kHzくらいから上はばっさりカットされることも多く,その場合でもHyperX Cloudの場合は2kHz〜4kHzの強さが残るため,よほど劣悪なネットワーク環境でもない限り,音質傾向自体は保持されるだろう。一見,相当に突飛な波形だが,実際に音を聞いてみると「そうでもない」ので,この点は安心してほしい。

 なお,仕様によるとカージオイド型(=ハート形に音を集音するタイプの指向性)コンデンサマイクとのことで,マイクの表裏両面に孔もあるのだが,位相は何回計測してもぴったり中央なので,モノラル仕様ということでいいだろう。

スポンジを外した状態のマイク。左が内側,右が外側だ。どちらにも孔は空いているのだが,特性を見る限りはモノラルである
HyperX HyperX


予想以上に使えるヘッドセット


HyperX
 「メモリ関連メーカーが片手間に始めたんだとするとアレだなー」と思いながらここまでテストを進めてきたが,事実上のQPAD製品ということなのか,HyperX Cloudは,随所に「“分かっている”からこその仕様」が見られるヘッドセットになっていた。マイクスポンジが大きすぎたり,大きなインラインリモコンを固定する方法がなかったりと,荒っぽいところもあるのだが,装着感と音質傾向は,なかなかどうして,予想以上に使える製品に仕上がっている。

 第2回で触れたように,低強高弱を好む人や,音に色気が欲しい人の選択肢にはならない。基本的には,音を情報として扱いたい人向けということになるので,その点は注意が必要だが,面白い伏兵が登場してきたことを歓迎したい。

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Kingston TechnologyのHyperX Cloud製品情報ページ(英語)


※HW短評に関する注意
  • HW短評(ハードウェア短評)は,各執筆者が,テスト経過時点でのインプレッションをまとめたものです。最終的な評価の掲載を目的とするわけではないため,次回以降のHW短評,もしくは別途掲載されるレビュー記事などとは異なる評価が掲載されることもあります
  • HW短評について,お気づきの点や,「こんな追加テストをしてほしい」という要望があれば,問い合わせフォームの「記事について(掲載情報の間違いや修正依頼など)」からお伝えいただければ幸いです。ただし,ご要望にお応えできない場合もありますので,この点はご容赦ください
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