Razer，外付けグラフィックスボックス「Razer Core」をついに国内発売

Razer Core

　2016年9月8日，Razerは，Thunderbolt 3接続の外付けグラフィックスボックス「Razer Core」（関連記事）を同社直販サイト限定で国内発売すると発表した。Razer製のノートPCであるRazer Bladeシリーズと組み合わせることで，市販のデスクトップPC用グラフィックスカードを利用できるようになるという，待望の製品がいよいよ国内でも入手可能になったわけだ。
　価格は6万1800円（税別）とされているので，単純計算した税込価格は6万6744円となる。なお，直販サイトで「Razer Blade」または「Razer Blade Stealth」を購入済みである場合や，これらのノートPCとRazer Coreを同時に購入する場合は，Razer Coreを1万2800円安く購入できる値引きも実施中となっている。

Razer Blade Stealth（左）と接続した状態のRazer Core（右）

Razer Coreの正面向かって左側面には大きな吸気孔があり，グラフィックスカードへのエアフローを確保している（左）。内部には310（W）×152（D）×44（H）mmまでのグラフィックスカードを内蔵できるだけのスペースがある（右）

　基本的にRazer Bladeの周辺機器という扱いであるRazer Coreだが，Intelのゲーマー向けの超小型PCベアボーンキット「NUC6i7KYK」（関連記事）のように，Razer製品以外でもRazer Coreのサポートを表明している製品はある。これと同様に，Thunderbolt 3対応のノートPCや超小型PCでRazer Coreをサポートする動きを広がっていけば，ゲーマーがPCを選ぶときの選択肢が広がることにもなると期待できるだろう。

　なお，Razer Coreが対応するグラフィックスカードの一覧もアップデートされていた。リストを確認したところ，GeForce GTX 10シリーズとRadeon RX 400シリーズが新たな対応製品加わっていたので，最新世代のGPUでも安心して利用できそうである。

●対応GPUの一覧
NVIDIA

• GeForce GTX 1080
• GeForce GTX 1070
• GeForce GTX 1060
• GeForce GTX Titan X
• GeForce GTX 980 Ti
• GeForce GTX 980
• GeForce GTX 970
• GeForce GTX 960
• GeForce GTX 950
• GeForce GTX 750 Ti
• GeForce GTX 750
AMD

• Radeon RX 480
• Radeon RX 470
• Radeon RX 460
• Radeon R9 Fury
• Radeon R9 Nano
• Radeon R9 300 Series
• Radeon R9 290X
• Radeon R9 290
• Radeon R9 285

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