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日本ファルコム,平成18年9月期の業績予想を下方修正
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印刷2006/09/13 23:18

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日本ファルコム,平成18年9月期の業績予想を下方修正

 日本ファルコムは9月11日,2005年11月17日の決算発表時に公表した,平成18年9月期(2005年10月1日〜2006年9月30日)の業績予想の修正を発表した。

 日本ファルコムの「業績予想の修正に関するお知らせ」※リンク先はPDFファイル)によると,売上高は14億5000万円→10億7700万円,経常利益は5億円→1億1000万円,当期純利益は2億9000万円→6500万円と大きく下方修正している。売上高減少額の内訳は,ライセンス部門が2億4600万円,製品部門が1億2700万円である。

 ライセンス部門の減額理由として,当初第4四半期に予定していた,PCゲームをコンシューマゲーム機に移植する新規契約などが計画どおりに進まず,契約締結時の契約金(最低保証金)によるロイヤリティ収入が得られなかったことを挙げている。
 また製品部門では,9月29日発売予定の「幻想三国誌II」,および9月28日発売予定のPSP向け「空の軌跡FC」における初回出荷の受注数が伸び悩んだことを,下方修正の理由としている。なお,平成18年9月期に発売された,「ザナドゥ・ネクスト」「英雄伝説 空の軌跡SC」といったPCゲームタイトルや,PSP向けタイトルの「ぐるみん」については,ほぼ計画どおりの販売数だったという。
 日本ファルコムは今後の改善策として,クオリティの高いコンテンツを制作するとともに,携帯電話機向けのゲーム配信や,オンラインゲームのライセンス営業を強化するとしている。

 今回の下方修正で気になったのは,売上高の減額−25.7%に対して,経常利益と純利益の減率が−78%,−77.6%と大きい点だ。ロイヤリティ収入減少の理由として,PCゲームをコンシューマゲーム機に移植する新規契約が伸び悩んだことが挙げられている。これには,Wiiやプレイステーション3といった新世代ゲーム機が2006年第4四半期に発売されることが,少なからず影響していると考えられる。

 今後の日本ファルコムのタイトルラインナップには,現在クローズドβテスト段階の「ソーサリアンオンライン」(開発は電遊社),CJIG(韓国CJ Internetのゲーム開発スタジオ)が開発し,2006年末に韓国でサービスイン予定の「イースオンライン」などが控えている。ロイヤリティ収入が経常利益の中でも大きな割合を占める同社において,平成19年の業績予想がどう出るのか気になるところである。(oNo)

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