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細かくバグ修正の進んだ「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.9.1」
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印刷2017/09/08 11:10

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細かくバグ修正の進んだ「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.9.1」

 北米時間2017年9月7日,AMDは,「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.9.1」を公開した。WHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)未通過の「Optional」という扱いになる今回のリリースは,複数のバグ修正がトピックとなっている。

 入手先は下に示したとおり。「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.8.2」に引き続き,AMDはRadeon RX Vegaシリーズとそれ以前のGPUとで入手先を分けているが,ダウンロードできるインストーラは同じだったので,今回も4Gamerからのリンクは1つに集約している。

64bit版Windows 10用Crimson ReLive 17.9.1
32bit版Windows 10用Crimson ReLive 17.9.1(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)
64bit版Windows 7用Crimson ReLive 17.9.1
32bit版Windows 7用Crimson ReLive 17.9.1(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)

ノートPC向けの64bit版Windows 10用Crimson ReLive 17.9.1
ノートPC向けの32bit版Windows 10用Crimson ReLive 17.9.1(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)
ノートPC向けの64bit版Windows 7用Crimson ReLive 17.9.1
ノートPC向けの32bit版Windows 7用Crimson ReLive 17.9.1(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)

4Gamerの最新ドライバリンクページ

※2017年9月時点でAMDは,「Radeon R9 FuryシリーズとRadeon Pro Duo,Radeon RX 400シリーズでは64bit版Windows 10・8.1・7に対応,Radeon RX 500シリーズでは64bit版Windows 10・7に対応」というスタンスだ。Windows 8.1用ドライバは,64bit版が「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.7.1」,32bit版が「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.1.2」を最後に更新されていない。

 「Display Driver Package」のバージョンは「17.30.1081-170905a-317685E-CrimsonReLive」。17.8.2の「17.30.1071-170821a-317359E-CrimsonReLive」と比べると,数字上の違いは大きくないが,実際,今回の17.9.1でバグフィックス以外の新要素はなかったりする。なので,下にまとめた英文リリースノートの和訳に目を通し,気になる修正項目があれば自己責任での導入を検討する,くらいでいいのではないだろうか。
 もっとも,Radeon Settings関連では多くの読者に影響のありそうなものがあるため,「迷ったらインストール」で問題はない気もするが。


#### 以下,英文リリースノートまとめ ####

●Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.9.1の対応GPU
  • Radeon RX Vegaシリーズ
  • Radeon RX 500・400シリーズ
  • Radeon Pro Duo
  • Radeon R9 Furyシリーズ
  • Radeon R9 300・200シリーズ
  • Radeon R7 300・200シリーズ
  • Radeon HD 8500以上のRadeon HD 8000シリーズ
  • Radeon HD 7700以上のRadeon HD 7000シリーズ
  • Radeon R9 M300・M200シリーズ
  • Radeon R7 M300・M200シリーズ
  • Radeon R5 M300・M200シリーズ
  • Radeon HD 8500M以上のRadeon HD 8000Mシリーズ
  • Radeon HD 7700M以上のRadeon HD 7000Mシリーズ


●Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.9.1が統合するコンポーネント
  • Display Driver Package:17.30.1081-170905a-317685E-CrimsonReLive(←17.30.1071-170821a-317359E-CrimsonReLive
  • Radeon Settings:2017.0905.1156.19665(←2017.0821.2358.41324)
  • 2D Driver:8.1.1.1614
  • Direct3D:9.14.10.01304(←9.14.10.01292)
  • OpenGL:6.14.10.13492
  • OpenCL:22.19.676.0(←22.19.673.0)
  • Mantle:9.1.10.0220
  • Mantle API:102400
  • Audio Driver:10.0.1.1
  • Vulkan Driver:1.6.0
  • Vulkan API:1.0.51


●Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.9.1における最適化
(※比較対象はRadeon Software Crimson ReLive Edition 17.8.2)
  • リリースノートに記載なし


●Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.9.1における新要素
  • リリースノートに記載なし


●Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.9.1で解決した問題
  • Radeon RX Vega搭載環境でスリープからの復帰後にビデオ再生を行うと,システムが応答しなくなることのある問題
  • 「Guild Wars 2」の実行時,Radeon ReLiveのツールバーとインスタントリプレイが正常に機能しないことのある問題
  • WattMan,もしくはサードパーティ製のGPU情報表示ツールをバックグラウンドで開いていると,マウスカーソルの動きにスタッター(stutter,カク付き)が生じることのある問題
  • 4Kテレビ上でRadeon Softwareのインストーラが縮小表示されたり,(そうでなくとも)非常に小さく表示されたりすることのある問題
  • Radeon Settingsの「ディスプレイ」タブを開くと,アプリケーションがハングしたりクラッシュしたりすることのある問題
  • Graphics Core NextアーキテクチャベースのGPUを搭載する環境で,「Moonlight Blade」(天涯明月刀)が起動しないことのある問題
  • 第1世代Graphics Core Nextアーキテクチャ(=GCN 1.0)ベースのGPUを搭載する環境で,「Titanfall 2」がハングしたりクラッシュしたりすることのある問題
  • Microsoft製の“desktop productivity applications”を実行すると,画面表示がおかしくなることのある問題(※原文は「Random corruption may appear in Microsoft desktop productivity applications.」。17.8.2ドライバではRadeon RX Vegaシリーズ固有の問題として対策済みとなっていたが,今回はGPUの指定がないので,より広く対策が進んだのだと思われる。ただし,おそらく「Office」スイートのことだとは思うが,「desktop productivity applications」が何を指すのかは依然として明らかになっていない)
  • 関連タイトル:

    AMD Software

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