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「Radeon Software Crimson Edition 16.3 Hotfix」登場。外付けGPU対応やRadeon Settingsの拡張が入った大規模アップデートに
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印刷2016/03/10 12:26

ニュース

「Radeon Software Crimson Edition 16.3 Hotfix」登場。外付けGPU対応やRadeon Settingsの拡張が入った大規模アップデートに

 北米時間2016年3月9日,AMDが,新しいHotfix版グラフィックスドライバ「Radeon Software Crimson Edition 16.3 Hotfix」(以下,Crimson 16.3 Hotfix)を公開した。今回もWHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)通過版ではない,純然たる(?)Hotfix版ドライバだ。
 すぐに入手したい人は下に示したリンクを利用してほしい。

→64bit版Windows 10用Crimson 16.3 Hotfix
→32bit版Windows 10用Crimson 16.3 Hotfix(※Radeon R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)
→64bit版Windows 8.1用Crimson 16.3 Hotfix
→32bit版Windows 8.1用Crimson 16.3 Hotfix(※Radeon R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)
→64bit版Windows 7用Crimson 16.3 Hotfix
→32bit版Windows 7用Crimson 16.3 Hotfix(※Radeon R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)

→ノートPC向けの64bit版Windows 10用Crimson 16.3 Hotfix
→ノートPC向けの32bit版Windows 10用Crimson 16.3 Hotfix(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)
→ノートPC向けの64bit版Windows 8.1用Crimson 16.3 Hotfix
→ノートPC向けの32bit版Windows 8.1用Crimson 16.3 Hotfix(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)
→ノートPC向けの64bit版Windows 7用Crimson 16.3 Hotfix
→ノートPC向けの32bit版Windows 7用Crimson 16.3 Hotfix(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)

Crimson 16.3 Hotfixのインストーラ。VulkanのRuntimaが入ることになる
画像ギャラリー No.001のサムネイル画像 / 「Radeon Software Crimson Edition 16.3 Hotfix」登場。外付けGPU対応やRadeon Settingsの拡張が入った大規模アップデートに
 「Display Driver」のバージョンは16.15-160307a-300321E。「Radeon Software Crimson Edition 16.2.1 Hotfix」の15.301.1901-160226a-299897Eと比べると,(おそらく年番号を示すと思われる)最初の2桁数字が1上がっているので,2016年仕様になったのだと思われるが,その推測を裏付けるかのように,注目すべき新要素は多い。
 英文リリースノートの和訳は例によって本稿の最後にまとめたので参考にしてほしいが,AMD独自の3DグラフィックスAPI「Mantle 1.0」をベースに開発されたKhronos Groupの新世代API「Vulkan」の新規サポートは軽いジャブといったところで,「XConnect」という新技術によるThunderbolt 3接続の外付けグラフィックスボックス新規対応,そして何より,Radeon Settingsに対する多数の機能追加は,気になる人が多いのではなかろうか。

 端的に,アップデートの規模はかなり大きいとまとめてしまっていいだろう。いずれ,Crimson 16.3 Hotfixの内容を含んだ公式版ドライバも登場すると思われるものの,AMDがゲーマーに対してHotfix版ドライバの導入を推奨していることからするに,「WHQL版以外は絶対に導入しない」というポリシーの人以外は,自己責任で試す価値がありそうだ。


#### 以下,英文リリースノートまとめ ####

●Radeon Software Crimson Edition 16.2 Hotfixの対応GPU
  • Radeon R9 Furyシリーズ
  • Radeon R9 300・200シリーズ
  • Radeon R7 300・200シリーズ
  • Radeon HD 8500以上のRadeon HD 8000シリーズ
  • Radeon HD 7700以上のRadeon HD 7000シリーズ
  • Radeon R9 M300・M200シリーズ
  • Radeon R7 M300・M200シリーズ
  • Radeon R5 M300・M200シリーズ
  • Radeon HD 8500M以上のRadeon HD 8000Mシリーズ
  • Radeon HD 7700M以上のRadeon HD 7000Mシリーズ
  • AMD FX APU with Radeon R7 Graphics
  • AMD A-Series APU with Radeon R8・R7・R6・R5・R4・R3 Graphics
  • Athlon/Sempron APU with Radeon R3 Graphics
  • AMD E-Series APU with Radeon R2 Graphics


●Radeon Software Crimson Edition 16.3 Hotfixが統合するコンポーネント
(※比較対象はRadeon Software Crimson Edition 16.2.1 Hotfix)
  • Display Driver:16.15-160307a-300321E(←15.301.1901-160226a-299897E)
  • Radeon Settings:2016.0307.1802.32257(←2016.0226.1531.27895)
  • 2D Driver:8.1.1.1546(←8.1.1.1533)
  • Direct3D:9.14.10.1183(←9.14.10.1171)
  • OpenGL:6.14.10.13431(←6.14.10.13417)
  • OpenCL:2.0.6.0(←2.0.4.0)
  • Mantle: 9.1.10.109(←9.1.10.99)(※Mantle API:98309)
  • Audio Driver:7.12.0.7723


●Radeon Software Crimson Edition 16.3 Hotfixにおける最適化
(※比較対象はRadeon Software Crimson Edition 16.2.1 Hotfix)
  • Radeon R9 Fury X搭載環境において,「Rise of the Tomb Raider」で最大16%
  • Radeon R9 Fury X搭載環境において,「Gears of War: Ultimate Edition」で最大60%
  • Radeon R9 380シリーズ搭載環境において,「Gears of War: Ultimate Edition」で最大44%


●Radeon Software Crimson Edition 16.2 Hotfixにおける新要素
・対応APIの拡張
  • Vulkanに正式対応

・Radeon Settingsの拡張
  • Radeon Settingsの「Profile Options」以下に「Per-Game Display Scaling」(ディスプレイスケーリング)を追加。ゲームの画面をフルスクリーン表示するとき,アスペクト比を保持して拡大するのか,無視して画面いっぱいに拡大するのか,中央にドットバイドットで表示するのかを,ドライバレベルで設定できるようになった
  • Radeon Settingsの「Preferences」−「Language」タブにプルダウンメニューを追加。ユーザー側で好みの表示言語を選べるようにした
  • 2画面Eyefinityに対応
  • 「CrossFire Status Indicator」を追加。CrossFire動作時にGPUがどう動作しているかのインジケータを任意で表示できるようになった
  • ソーシャルリンクを更新。ユーザーが住む地域に即した情報を表示するようにした
  • 「Power Efficiency Toggle」を追加。一部のRadeon 300シリーズとRadeon R9 Fury Xを搭載する環境で,「Global Options」から,消費電力の最適化設定を無効化できるようにした

・アプリケーションプロファイルの拡張
  • 「HITMAN」用アプリケーションプロファイルの追加
  • 「HITMAN」および「The Park」用CrossFireプロファイルの更新

・外付けGPUの対応拡張
  • XConnectでThunderbolt 3接続の外付けグラフィックスボックスに対応。Radeon R9 300シリーズで利用可能になった
  • XConnectは外付けグラフィックスボックスのプラグアンドプレイと管理インタフェースを提供
  • 利用には,「Razer Blade Stealth」のように,外部GPUをサポートしたBIOSを搭載するシステムが必要

・DirectX 12対応の拡張
  • グラフィックスメモリ転送涼を減らし,フルスクリーン表示時の消費電力を下げる「Direct Flip」に新規対応。「Ashes of the Singularity」のバージョン2.0で利用可能に


●Radeon Software Crimson Edition 16.3 Hotfixで解決した問題
  • GPUコアクロックが一定レベルを維持せず,フレームレートにムラが生じたり,画面表示がおかしくなったりする問題(※新要素である「Power Efficiency Toggle」から電力制御機能を無効化する必要がある)
  • 「Gears of War: Ultimate Edition」で,ゲーム中,ゲームが唐突にフリーズすることのある問題
  • 「XCOM 2」のゲーム中,さまざまな場所でテクスチャがちらつくことのある問題
  • テッセレーションを有効化していると,「Rise of the Tomb Raider」が起動中にクラッシュすることのある問題
  • 関連タイトル:

    AMD Software

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