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AMD,「Catalyst 14.2 Beta」を公開。「Thief」向け最適化や,「Minecraft」の表示異常修正などが実現される
すぐに入手したい人は下に示したリンクからどうぞ。「Display Driver」のバージョンは13.
→Catalyst 14.2 Beta1.3
今回のβドライバは,北米市場で25日に発売となったPC版「Thief」の最適化版という位置づけのリリースだ。CrossFireとEyefiintyも,ゲームをインストールしてすぐに利用できると謳われている。
なお,PC版Thiefは,AMD独自のグラフィクスAPI「Mantle」およびプログラマブルサウンドエンジン「TrueAudio」に対応するのがウリだが,MantleおよびTrueAudioのサポートは,現時点では利用不可。3月の早い段階で利用可能になるとのことだ。
AMDは,公式β版ドライバの導入をゲーマーに対して推奨する一方で,「現状渡しの無保証版」であるという立場も崩していない。なので,導入はくれぐれも自己責任でお願いしたいが,アップデート内容はなかなか魅力的であるだけに,気になる項目があるなら“特攻”してみるのも悪くなさそうである。
## 以下,英文リリースハイライトまとめ ##
●Catalyst 14.2 Beta1.3の対応製品
- Radeon R9 290・280・270シリーズ
- Radeon R7 260・250・240シリーズ
- Radeon R7 Graphics(A10-7000シリーズおよびA8-7000シリーズに統合)
- Radeon HD 8000 OEMシリーズ
- Radeon HD 7900・7800・7700シリーズ
- Radeon HD 6000シリーズ
- ATI Radeon HD 5000シリーズ
- Radeon HD 8000Mシリーズ
- Radeon HD 7000Mシリーズ
- Radeon HD 6000Mシリーズ
- ATI Mobility Radeon HD 5000Mシリーズ
●Catalyst 14.2 Beta1.3の新要素
- 「Thief」に向けた,シングルGPU構成での性能最適化と,CrossFireプロファイルの追加
- Mantle版「Battlefield 4」で,最大4基のマルチGPU構成に対応
- Dual Graphicsおよびブリッジコネクタ経由のCrossFire構成で,2560×1600以上の解像度で「Battlefield 4」あるいは「Battlefield 3」をプレイする環境に向け,Frame Pacingを導入
●Catalyst 14.2 Beta1.3で解決した問題
- DirectX 9アプリケーションを前にしたDual Graphicsの問題(※これにより,DirectX 9アプリケーションを前にしたDual Graphicsの性能が大幅に向上するという。ただし,どんな問題が修正されたのかは明らかになっていない)
- 「Minecraft」でテクスチャが表示されない問題
- 3Dアプリケーションがハングしたりクラッシュしたりする問題(※詳細は明らかになっていない。原文は「3D applications no longer see intermittent hangs or application crashes」)
- 「X-Plane」が画面表示がおかしくなる問題
- 関連タイトル:
AMD Software
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