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AMD,リリースの遅れていた新版「Catalyst 14.1 Beta」を公開。Mantle対応ドライバがいよいよ登場
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印刷2014/02/03 11:45

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AMD,リリースの遅れていた新版「Catalyst 14.1 Beta」を公開。Mantle対応ドライバがいよいよ登場

 AMDは,同社製GPUに対応する公式β版グラフィックスドライバ「Catalyst 14.1 Beta1.6」を,北米時間2014年2月1日のタイムスタンプで公開した。「1月末公開予定」と予告されながら,土壇場でリリースが延期されていた,待望の「『Mantle』対応ドライバ」が,ついに登場したことになる。
 すぐに入手したい人は下に示したリンクからどうぞ。なお,Catalyst 14.1 Betaでは,「インストールの前に,既存のドライバを必ずアンインストールせよ」という注意書きがあるので,いつも以上に“人柱向け度合い”の高いドライバになっているものと思われる。

Catalyst 14.1 Beta1.6

 「Display Driver」のバージョンは13.350.1005.0000(1401311758-13.35.1005-140131a-167669E-ATI)。「Catalyst 13.12」が13.251.0.0000(1312111721-13.251-131206a-165817C-ATI)だったので,バージョンは(予告どおりなので,驚くには値しないものの)相当に大きく引き上げられたことになる。

 そんなCatalyst 14.1 Beta1.6における最大の特徴がMantle対応であることは間違いないが,Kaveri世代のAPUに対応する初の公式β版ドライバになる点や,4K解像度に向けたCrossFireの最適化――従来は挙動に問題を抱えていた――を果たした点など,トピックは実に豊富だ。また,修正点も多岐に及んでおり,大変意義深いアップデートになっているといえる。本稿の最後にリリースノートの和訳をまとめたので,興味のある人はぜひそちらもチェックしてもらえればと思う。

 冒頭でもお伝えしたとおり,今回のドライバは,いつもの公式β版ドライバ以上に不確定な要素が多いと思われる。そのため,少しでも不安を感じたのであれば,次回以降の公式最新版ドライバを待つのも手だろう。実現されている内容は大いに魅力的であるため,各自,導入は自己責任で判断してほしい。


## 以下,英文リリースハイライトまとめ ##

●Catalyst 14.1 Beta1.6の対応製品
  • Radeon R9 290・280・270シリーズ
  • Radeon R7 260・250・240シリーズ
  • Radeon R7 Graphics(A10-7000シリーズおよびA8-7000シリーズに統合)
  • Radeon HD 8000 OEMシリーズ
  • Radeon HD 7900・7800・7700シリーズ
  • Radeon HD 6000シリーズ
  • ATI Radeon HD 5000シリーズ
  • Radeon HD 8000Mシリーズ
  • Radeon HD 7000Mシリーズ
  • Radeon HD 6000Mシリーズ
  • ATI Mobility Radeon HD 5000Mシリーズ


●Catalyst 14.1 Beta1.6の新要素
・AMD独自グラフィックスAPI「Mantle」のβサポート
  • 対応GPUはRadeon R9&R7 200シリーズ,Radeon HD 8000 OEMシリーズ,Radeon HD 7000シリーズ,AMD A-Series APU(Kaveri)。ただし,Catalyst 14.1 Betaの時点では,Radeon R9 290X・290・280・270およびRadeon R7 260X・260とA10-7850K&7700Kでのサポートに集中して取り組んでいる
  • 利用には対応アプリケーションが必須。Catalyst 14.1 Betaリリース時は「Battlefield 4」「 Star Swarm」の2本
  • Radeon R9 280X&270XおよびRadeon HD 8000 OEMシリーズ,Radeon HD 7000シリーズにおけるBattlefield 4最適化は将来のCatalystドライバで対応。現時点での性能向上率はわずかとなる
  • Battlefield 4においてCrossFireを利用すると,つっかかるような挙動を見せたり,動作が不安定になったりすることがある。将来のCatalystでこの問題は修正予定なので,マルチGPU構成時は当面の間,DirectXモードでの実行を推奨する
  • Star SwarmにおけるマルチGPUサポートは将来のパッチで実現される予定
  • Battlefield 4は今のところ,EnduroやPowerXpress,Eyefinityの「Portrait display」に未対応
  • Star Swarnは今のところEyefinityに未対応

・Frame Pacingの拡張
  • 4KパネルにおけるFrame Pacingに対応
  • Radeon R9 280&270シリーズとRadeon HD 7900&7800シリーズのCrossFire環境をEyefinity接続したときのFrame Pacingに対応
  • Dual Graphics構成時のDual Graphicsに対応
    ・Battlefield 4&3では2560×1600ドットより上の解像度に未対応。今後のドライバリリースで修正される予定
  • 対応APIはDirectX 11&10
    DirectX 9におけるDual Graphicsは今後のリリースで対応予定

●Catalyst 14.1 Beta1.6における性能向上
  • Mantle API利用時に「Battlefield 4」でDirectXモードと比べ最大45%
  • Mantle API利用時に「Star Swarm」でDirectXモードと比べ最大200%


●Catalyst 14.1 Beta1.6で解決した問題
  • 「Total War: Rome II」でゲーム側のグラフィックス設定を「High」かそれ以下にすると,地面のテクスチャがちらつく問題
  • 「Call of Duty: Ghosts」の「Space Station」におけるマルチプレイヤーモードで,ゲーム中にテクスチャがちらつく問題
  • 拡張デスクトップで「PowerDVD」によるBlu-rayビデオ再生を行うと,画面に何も表示されなくなる問題
  • VUDUのHDもしくはHDXコンテンツをシャープ製ディスプレイ「PN-K321(DP)と接続すると,画面の半分がちらつく問題
  • ディスプレイの電源を入れても画面に何も表示されない問題(※発生条件に関する言及はとくにない。原文は「Black screen happened after wake up the monitor」
  • DirectX 9モードで回転させたときに生じるフルスクリーンの問題(※問題が何かは言及されていない。原文は「Full screen issue at rotation in DX9 mode」)
  • 「Samsung Kies」を使ってビデオを再生すると画面に何も表示されない問題
  • 「Crysis 2」の屋外シーンでフレームレートが落ち込む問題
  • CrossFire構成時,「Crysis 2」におけるいくつかのシーンでCrossFireの効果が十分に得られない問題
  • 「Red Faction: Guerrilla」のDirectX 9&11モードで,CrossFire時にフレームレートが低下する問題
  • CrossFireを構成時に,“Age of Conan”で画面表示がおかしくなり,性能面のトラブルが発生する問題(※“Age of Conan”がシリーズの具体的にどれを指すかは明らかになっていない。原文は「Age of Conan has corruption and performance issues with crossfire enabled」)
  • CrossFire構成時に「Company of Heroes」で影の表示がおかしくなる問題
  • 「バイオハザード5」をウインドウモードで起動すると性能が安定しない問題
  • 「Total War: Shogun 2」でメニューやテキストがちらつく問題
  • 「3DMark06」でポストプロセッシングを無効化するとフレームレートが低下する問題
  • CrossFire構成時に「The Secret World」のDirectX 11モードでフレームレートが低下する問題
  • 「F1 2012」がクラッシュしてデスクトップに戻る問題
  • CrossFire構成時に「TOMB RAIDER」の髪シミュレーションがつっかかるような動きを見せる問題
  • CrossFire構成時に“Call of Duty”でフレームレートが低下する問題(※“Call of Duty”がシリーズのどの作品を指すかは明らかになっていない。原文は「Negative CrossFire scaling experienced in Call of Duty」)
  • Hawsell搭載環境で「Battlefield 3」のフレームレートが低下する問題
  • 4Kビデオの再生が安定しない問題
  • CrossFire構成時に2x1 Eyefinity接続すると,V-syncを有効化してもテアリングが発生する問題
  • 「Far Cry 3」で(ゲーム側の設定で)解像度を変更している間,画面がちらつく問題(※ということだと思われる。原文は「Far Cry 3 - Game flickering while changing resolutions」)
  • マルチGPU構成時にSLSアレイ(=Eyefinityで構築した,1枚の大きな仮想デスクトップ)を無効化したあとに拡張ディスプレイ設定を行うと画面表示がおかしくなってBSoDが発生する問題-3枚の4Kディスプレイと同時に接続すると画面がちらつく問題
  • Chromeを“High Performance”で実行すると,特定のビデオクリップを再生するとき,何も表示されなくなる問題(※Chromeの“High Performance”モードというのが何を指すのか分からない。少なくともバージョン「32.0.1700.102 m」にそういう項目は用意されていなかった。原文は「No Video, just a black screen when setting Chrome to run in “High Performance” when playing certain video clips」
  • “StarCraft”で画像が正常に表示されない問題(※“StarCraft”がシリーズのどれを指すのかは分からない。原文は「Image crashed on Starcraft game」

※15:00頃追記
記事を詳報版へ差し替えました。

※16:40頃追記
初出時,「SLS」が何の略か分からないとしていましたが,読者から「Single Large Surface」であると指摘があり,また,そうであると裏付けも取れたため,本文をアップデートしました。
  • 関連タイトル:

    Radeon Software

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