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[TGS 2011]【速報】PS3の画面を表示できたり,PS3の拡張コントローラとして利用できたり。基調講演で明かされた「PlayStation Vita」新機能の数々
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印刷2011/09/15 13:50

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[TGS 2011]【速報】PS3の画面を表示できたり,PS3の拡張コントローラとして利用できたり。基調講演で明かされた「PlayStation Vita」新機能の数々

 東京ゲームショウ2011と並行して開催されているTGS FORUM 2011の基調講演で,ソニー・コンピュータエンタテインメント ワールドワイド・スタジオ プレジデントの吉田修平氏などによる講演「PlayStation Vitaの全貌」が行われた。ここでは,本セッションで紹介されたPlayStation Vita(以下,PS Vita)の新機能部分に絞って,速報をお伝えしたい。

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PS VitaとPS3の強力な連携機能が示される


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 今回のデモで最も注目を集めたのは,PlayStation 3(以下,PS3)とのリンク機能だ。
 これもいくつかの応用例が示されたのだが,なかでも,PS3のゲームをPS Vitaの有機ELパネルに表示し,PS Vita側で操作するという「Remote Play」はなかなかインパクトが大きかった。Wii Uがやろうとしていることを,PlayStationシリーズでやっている印象である。

 下に示したのは,「KILLZONE 3」をPS Vitaで操作するというデモを録画したもの。短時間だが,画質や,遅延の少なさなどを確認してもらえればと思う。
 なお,PS Vitaだと,DUALSHOCK 3と比べてボタンの数が少ないのだが,このあたりは背面タッチパッドで補われていたことを付記しておきたい。


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 もう1つ,PS VitaをPS3の追加コントローラとして使用するデモもなかなかのものだった。
 セッションでは,特別仕様の「リトルビッグプラネット」が用意され,PS3とPS Vitaとで協力プレイするさまが紹介されたのだが,PS Vitaを単なるDUALSHOCK 3互換コントローラとして使うのではなく,タッチパネルを使って飛行機を動かすなど,ハードウェアを活かした,拡張コントローラ的な使い方が可能になっていたのが印象的だった。これまでのPS3(+DUALSHOCK 3)では実現できなかった,新しいゲーム体験への展開が期待できる内容になっていたといえるだろう。
 こちらもムービーで少しだけ紹介しておくので,ぜひ確認してほしい。



PS Vitaへの実装に向けて開発中のAR機能


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 続いては,開発中のAR(Augmented Reality,拡張現実)機能について。ソニー・コンピュータエンタテインメントではこれまでにもARを応用したソフトを発売するなど,研究に力を入れてきているが,その成果の一部が「PS Vita用の新技術」として公開された次第だ。

 1つめは「ワイドエリアAR」。これまでのARでは,ARマーカーが画面外に出てしまうと急にキャラクターが消えてしまったりして,興ざめの要因になることがあった。ワイドエリアARでは,そのような問題に対応しているとのことだ。また,画面内の複数のARマーカーに同時に対応するなど,ARの可能性を大きく広げる拡張が行われているのも特徴だ。
 デモでは,複数のARマーカーを配置してレースゲームのコースを作り,それをリアルタイムでぐにぐにと動かしたり,複数のARマーカーをキャラが巡回したりと,これまでの「キャラクターが表示される」だけのARとは一味違う展開が垣間見えた。

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 次に行われたのは,「マーカーレスAR」のデモだ。マーカーレスARについては,2011年7月1日の記事で一度紹介しているが,今回はさらに進化し,画面内の任意の点をタップしてそこにキャラクターを出現させたり,ジャイロ機能とリンクして空中にキャラクターを出現させたりといったデモが行われた。
 言ってしまえば,画面内に恐竜やゲームキャラクターなどを表示できるだけなのだが,カメラを動かしても自然に追従しており,好きな方向から見回せるのは見事。カメラ機能のオマケなどで追加されるだけでも,結構楽しめそうな機能である。


 それ以外の内容は,追って詳報でお伝えする予定。お楽しみに。

9月16日掲載:基調講演詳報

ソニー・コンピュータエンタテインメントのTGS 2011特設サイト

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