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「モンハン持ち+1」スキルの効果アリ。「モンハン工学」に基づいたというPSP用グリップを試してみた
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印刷2010/12/01 00:00

レビュー

“モンハン工学”に基づいたというPSP用グリップを試してみた

MSY モンスターハンターポータブル 3rd ハンティング グリップ S

Text by 御月亜希


モンスターハンターポータブル 3rd ハンティング グリップ S
メーカー:MSY
問い合わせ先:MSY
http://msygroup.com/
店頭想定価格:2480円前後
「モンハン持ち+1」スキルの効果アリ。「モンハン工学」に基づいたというPSP用グリップを試してみた
 2010年12月1日に発売の,PSP用ハンティングアクション「モンスターハンターポータブル 3rd」(以下,MHP3rd)。そのプレイに特化することを目的に,“モンハン工学”に基づいて開発されたというPSP用グリップ「モンスターハンターポータブル 3rd ハンティング グリップ S」(以下,ハンティンググリップS)が,同作発売に合わせ,本日MSYから登場した。

 モンハン工学とは,「MHP3rdを長時間プレイしても疲れにくいグリップ形状を目指すため,人間工学的な考え方をグリップに取り入れた」ことを示す,MSYの造語。「中指と人差し指でPSPを挟んだ持ち方」に特化しているという。
 そんな売り文句から,本製品が気になっていたハンターも多いと思われるが,気になりつつも「モンハン工学なんて大げさなこと言ってるけど,実際に効果あるの?」「PSP用グリップならMSYが『Falcon Black』出してるけど,あれでいいんじゃないの?」とった疑問は生まれるだろう。そこで今回は,本製品が本当にMHP3rdのプレイに有効なのかを検証し,さらにFalcon Blackとどのような違いがあるのかを確認してみることにした。

ハンティンググリップS。デザインから予想が付くかもしれないが,本製品はカプコンの公式ライセンス製品だ。また,ソニー・コンピュータエンタテインメントの公式ライセンスも取得している
「モンハン持ち+1」スキルの効果アリ。「モンハン工学」に基づいたというPSP用グリップを試してみた


グリップをPSPに取り付けると手のひらを使ったホールドが可能に。背面の膨らんだ「PSP-3000 MHB」にも対応


「モンハン持ち+1」スキルの効果アリ。「モンハン工学」に基づいたというPSP用グリップを試してみた
 ハンティンググリップSは,PSPの背面に取り付けることで,PSPを持ちやすくするためのグリップだ。一般的には「折り曲げた状態の両手中指側面に本体を置き,親指と人差し指で押さえつけるように持つ」PSPを,PlayStation 3用コントローラのように,手のひらと薬指や小指を使って握ることで持てるようにするための製品というと,イメージが沸きやすいだろう。

 カラーはMHP3rdにちなんだ「ハンターブラック」「ユクモレッド」の2種類で,漆塗りのような光沢加工が印象的だ。ハンターブラックとユクモレッドに共通して,背面に黒いラバーコーティングが施されているため,ユクモレッドの場合は赤と黒のツートンカラーということになるだろうか。
 デザインはなかなか派手めで,2匹のアイルーが描かれているあたり,まさにモンハン仕様といった雰囲気である。

背面部の手回しネジによってPSPを固定する
「モンハン持ち+1」スキルの効果アリ。「モンハン工学」に基づいたというPSP用グリップを試してみた
 グリップをPSPに取り付ける手順は,

  1. 背面部の手回しネジを緩めて,前面中央下部のストッパーに遊びを作る
  2. ストッパー部分とグリップ上部にある2本のツメの間にPSPをはめ込む
  3. 背面の手回しネジを締めなおす

 といった具合で,非常に簡単。コツも力も不要なわりに,ストッパーとツメがPSP本体をしっかりと固定してくれるので,プレイ中にガタガタ動いてしまう心配は無用だ。

装着した状態でも,UMDの取り出しが可能
「モンハン持ち+1」スキルの効果アリ。「モンハン工学」に基づいたというPSP用グリップを試してみた
 取り付けが可能なPSPは「PSP-3000」「PSP-2000」となっており,「PSP-1000」や「PSP-N1000」(PSPgo)には対応していない。PSP-1000はグリップを付けられそうに見えたので試してみたが,縦幅がPSP-3000などより若干広いため,ストッパーと爪の間に入らなかった。
 ちなみに,MHP3rdデザインの限定PSP「PSP-3000 MHB」や,大容量バッテリー「バッテリーパック(2200mAh)」を取り付けたPSPなどの,筐体裏面が膨らんでいる製品でMHP3rdをプレイする人もいると思うが,これらにもグリップの装着が可能となっている。グリップ表面にある,PSPを置く平たい台座部分――アイルーの絵がプリントされている部分だ――は左右いずれもプレート状になっており,これを外せば,本体背面が膨らんだ状態のPSPもぴったり収まるというわけだ。
 PSP-3000 MHBは,MHP3rdに合わせて購入する人も多いと思われるだけに,なかなか嬉しい対応といえるだろう。ただ,プレートを固定する部分の強度はそれほど高くないため,プレートの着脱を繰り返すような使い方には向きそうにないということは指摘しておきたい。

右側のプレートを外せばバッテリーパック(2200mAh)に,両方を外せばPSP-3000 MHBに対応可能。PSP-3000 MHBをグリップに固定するとき,ストッパーとPSPが擦れて,せっかくの限定モデルの塗装が剥げないか心配な人向けに,接触部分に貼り付ける保護フィルムも付属する(※MSYによれば基本的には剥がれないが,念を入れて付属しているとのこと)
「モンハン持ち+1」スキルの効果アリ。「モンハン工学」に基づいたというPSP用グリップを試してみた 「モンハン持ち+1」スキルの効果アリ。「モンハン工学」に基づいたというPSP用グリップを試してみた


“モンハン持ち”をしたときの指の負担を軽減


 さて,本製品が特化したという「中指と人差し指でPSPを挟んだ持ち方」は,通称“モンハン持ち”と呼ばれている。まずはこの持ち方について確認しておこう。

 左手の親指を十字キーかアナログスティックに置き,人差し指は[L]ボタンを押せる位置に添えておく,これが通常の持ち方。これに対してモンハン持ちの場合,親指はアナログスティックの上,人差し指は少々無理のある感じに折り曲げた状態で十字キーの上に,それぞれ置くこととなる。

左が通常の持ち方,右がモンハン持ちだ。モンハン持ちの場合,どうしても楽な持ち方とは言い難い位置に人差し指を置くことになる
「モンハン持ち+1」スキルの効果アリ。「モンハン工学」に基づいたというPSP用グリップを試してみた 「モンハン持ち+1」スキルの効果アリ。「モンハン工学」に基づいたというPSP用グリップを試してみた

 なぜこのような持ち方をするのかというと,モンスターハンターポータブルシリーズでは,アナログスティックがキャラクターの移動,十字キーがカメラの回転に割り当てられていて,移動と索敵という重要な操作を,左手のみで行わなければならないからだ。
 [L]ボタンを押すと,カメラはプレイヤーキャラクターの正面を向くように移動するので,通常の持ち方でもプレイはできるが,周りを見渡しながら戦いたければ十字キーの操作が必須となる。よって,PSPの形状からして無理があるような気がしつつも,モンハン持ちを採用するベテランハンターは少なくない。

 以上がモンハン持ちの概要だが,ハンティンググリップSを使う上で気になるのは,この持ち方をしたときに「本当に長時間プレイしても疲れにくく,快適にMHP3rdをプレイできるか」というところだろう。そこで,本製品を取り付けたPSPでMHP3rdの体験版をプレイしてみた。先に結論を言ってしまうと,本当に指にかかる負荷が軽減されることが実感できた。
「モンハン持ち+1」スキルの効果アリ。「モンハン工学」に基づいたというPSP用グリップを試してみた
 まず,これはモンハン持ちに限ったことではないが,グリップを手のひらと中指,薬指,小指で握ることになるため,PSPを握るにあたっての負荷が分散され,これだけでずいぶんと持ちやすくなる。加えて,グリップをしっかりと握れるので,保持した状態の安定感も向上する。
 そのため,不自然な状態になる人差し指に余計な力がかからず,十字キーをラクに操作できるようになるのだ。

 また,グリップをPSPに取り付けるとなると,重量や厚みによって逆にモンハン持ちがしにくくなるように思えるかもしれないが,これが意外と気にならない。
 本製品の重量は実測119.5g。これをPSPに取り付けた場合,PSP-3000の重量は実測198.5gなので,合計で318gとなる。数値だけ見ると約60%増しということになり,かなり重そうな印象を受けるだろう。ところが,重量は増加しているものの,グリップがある分しっかり握れるので,あまり重くなったようには感じない。

グリップを取り付けると,どうしても厚みは増す。この状態でもモンハン持ちは可能だが,人によっては厚みが気になるかもしれない
「モンハン持ち+1」スキルの効果アリ。「モンハン工学」に基づいたというPSP用グリップを試してみた
 厚みについて述べると,グリップがあると人差し指と中指の開きが大きくなってしまうのは確かである。PSP-3000の厚みは実測20mmだが,グリップを取り付けたPSPでは実測33mmとなってしまうのだ。人によっては,グリップの厚みが邪魔をして,中指と人差し指で挟みにくく感じてしまうかもしれない。
 そこで,厚みを解決するために筆者がおすすめしたいのが,中指をPSPの側面あたりに添えて保持する持ち方だ。ハンティンググリップSをPSPに装着している場合,中指をPSPの下に置いておかなくても,グリップを握っているので問題なくゲームがプレイできるのである。
 この持ち方の場合は「中指と人差し指でPSPを挟んだ持ち方」に特化というウリからは外れてしまうかもしれないが,モンハン持ちが快適にできると考えれば文句はない。MHP3rdをプレイしても疲れにくく,しかも持ちやすくという,本製品における重要なポイントは,きちんと押さえられていると見ていいだろう。

グリップのおかげで,無理に中指と人差し指で挟まずとも,かなり楽に保持できる。このグリップを装備すれば「モンハン持ち+1」のスキルが付くといった感じか
「モンハン持ち+1」スキルの効果アリ。「モンハン工学」に基づいたというPSP用グリップを試してみた


Falcon Blackと比較すると,MHP3rdのプレイ時以外にもさまざまな改善点が


 次に,MSY製PSP用グリップの従来製品であるFalcon Blackとの違いを見ていきたい。

左がハンティンググリップS,右がFalcon Blackだ。Falcon Blackのカラーは光沢のないブラックなので,質感がずいぶん異なる印象を受ける
「モンハン持ち+1」スキルの効果アリ。「モンハン工学」に基づいたというPSP用グリップを試してみた

ハンティンググリップSは,スタンドの上あたりが窪んでいるのが分かる
「モンハン持ち+1」スキルの効果アリ。「モンハン工学」に基づいたというPSP用グリップを試してみた
 MHP3rdのプレイにおいて違いを感じそうなのが,グリップ裏面の中指を置く部分だ。ハンティンググリップSでは,中指と人差し指で挟むようにPSPを持ちやすいよう,中指を置く場所がFalcon Blackよりも窪んでいる。ハンティンググリップSの持つ,この窪みの深さが,よりグリップを握りやすくしており,モンハン持ちにおける人差し指の負担低減につながっていると考えられる。
 また,アイルーが描かれている部分にあるプレートの着脱機構も,ハンティンググリップSのみにしかないので,Falcon BlackはPSP-3000 MHBに対応していないという点も大きな違いといえよう。

Falcon Blackのグリップ形状では,手のひらに刺さってしまう
「モンハン持ち+1」スキルの効果アリ。「モンハン工学」に基づいたというPSP用グリップを試してみた
 また,本製品のキモであるグリップの形状も異なっている。Falcon Blackは,電車内などで脇を閉めてグリップを握ろうとすると,尖った先端部が手のひらに刺さるような形状をしているので,いまいち握りにくい。一方,ハンティンググリップSは丸みを帯びており,脇を締めてPSPを持つ場合でも,違和感なくグリップを握れるようになっているのだ。
 グリップ部分は,裏側のラバーコーティングも異なり,ハンティンググリップSのほうがよりラバーの感触が分かりやすい作りとなっている。Falcon Blackはほとんどプラスチックのような手触りだ。

 形状の違いに触れたついでに,Falcon Blackでは上,ハンティンググリップSでは下に付いているレールにも注目したい。このレールは,グリップの強度を増すためのスタビライザーなのだが,Falcon Blackの場合,PSPの周辺機器用接続コネクタが上に付いているため,レールと周辺機器が干渉してしまうことがあった。それに対してハンティンググリップSは,レールが下にあるので,周辺機器と干渉する心配はない。

「モンハン持ち+1」スキルの効果アリ。「モンハン工学」に基づいたというPSP用グリップを試してみた

 [L][R]ボタン周りの形状にも,地味ながら着実な改善が見られる。ハンティンググリップSには,[L][R]ボタンの裏面側に人差し指を置いておけるよう,広めの窪みが設けてある。Falcon Blackでも同様の場所に指を置くことはできるが,ハンティンググリップSのほうがより指先の形にフィットするデザインとなっているのだ。

[L][R]ボタンの裏面側は,ハンティンググリップSのほうが広めに作られている。また,PSPを置いたとき,Falcon Blackは形状的に傾いてしまっているが,ハンティンググリップSは安定しているのが分かる
「モンハン持ち+1」スキルの効果アリ。「モンハン工学」に基づいたというPSP用グリップを試してみた
「モンハン持ち+1」スキルの効果アリ。「モンハン工学」に基づいたというPSP用グリップを試してみた

サイズの問題から「外でグリップを使うのはなんだか必死っぽくて嫌」という人もいそうだが,実際に持ってみると意外と手に収まるので,あまり目立たない気がする
「モンハン持ち+1」スキルの効果アリ。「モンハン工学」に基づいたというPSP用グリップを試してみた
 というように,さまざまな改善点が見られる一方で,Falcon Blackから続く欠点も存在する。
 その欠点とは,,PSPとグリップを取り付けた状態の大きさだ。何より困るのは,PSPの「VALUE PACK」に付属するポーチなどに,グリップを取り付けたPSPが入らないこと。PSPをポーチで保護しようとすれば,持ち運び時には分離させておき,プレイする度に装着しなければならず,少々面倒なことになるのは確かである。
 専用のバッグなどを用意するという手もあるが,できることなら,ポーチに入れた状態で,“いつもの”鞄に突っ込んで持ち運びたいという人も多いだろう。そういったニーズに向けて,専用ポーチの用意などもしてほしかったところか。


快適にMHP3rdをプレイしたいのならアリ
実は“普通の”PSP用グリップとしてもかなり使いやすい


「モンハン持ち+1」スキルの効果アリ。「モンハン工学」に基づいたというPSP用グリップを試してみた
 以上,ハンティンググリップSは,「MHP3rdのプレイにより向いた形状を目指しつつ,PSP用グリップとしての完成度も高めた製品」とまとめることができそうだ。持ち歩きが多少不便になるという欠点はあるかもしれないが,グリップを自宅で使いたいという人や,持ち運びやすさよりもモンハン持ちがしやすくなるほうが重要という人なら,何も問題はない。より快適な狩猟生活を求めるのであれば,十分にアリな製品である。
 また,モンハンに限らず,“普通に”PSP用グリップとして用いても,相当に使いやすい。MSYによれば,ハンティンググリップSをベースとした通常版というか“Falcon Black後継製品”的な製品の投入予定は,今のところないそうなので,PSP用グリップが欲しければ,MHP3rdをプレイしない場合でも検討に値するだろう。

左がハンターブラック,右がユクモレッドに付属する
「モンハン持ち+1」スキルの効果アリ。「モンハン工学」に基づいたというPSP用グリップを試してみた
 ちなみに,本製品にはおまけとして「モンスターハンターフィンガーメイル」という,指に付ける円筒状のバンドが付属する。このバンドは,「パーティープレイなどで集まる際のアイコンになることを目的」(※取り扱い説明書原文ママ)として,人差し指などに装着してほしいとのこと。もしもハンティンググリップSを使っていて,さらにモンスターハンターフィンガーメイルを装着している人を街中で見かけたら,声を掛けてみれば新たな狩友となれるかもしれない。

「モンハン持ち+1」スキルの効果アリ。「モンハン工学」に基づいたというPSP用グリップを試してみた

「モンスターハンターポータブル 3rd ハンティング グリップ S」MSY直販サイト

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    モンスターハンターポータブル 3rd

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