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[インタビュー]「ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン」,ハクスラ的な「遺戦品」や繰り返し挑める追加ダンジョン,ハードモードなど新要素の詳細を聞いた
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印刷2026/08/29 16:00

インタビュー

[インタビュー]「ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン」,ハクスラ的な「遺戦品」や繰り返し挑める追加ダンジョン,ハードモードなど新要素の詳細を聞いた

 アクションRPG「ドラゴンズドグマ 2」に,新たな物語やさまざまな要素を加えた「ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン」PC / Switch2 / PS5 / Xbox Series X|S)が,2026年10月9日に発売される。Switch2版では本編と新要素が1つになっており,他機種版ではエクスパンションDLCとして追加コンテンツが配信される予定だ。

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 「ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン」では,極北の地「ノルガン」を舞台とする新たな冒険「滅びの王土」と,追加ダンジョンに挑戦する「忘れられた試儀」が楽しめる。「滅びの王土」では,特殊な性能がランダムに付与されるハクスラ的な装備「遺戦品」が登場し,「忘れられた試儀」をクリアすれば「ユニーク装備」が手に入るなど,やり込み派のプレイヤーにも嬉しい内容となっている。

 Gamescom公開バージョンのプレイレポートはすでにお届けしているが,試遊後には「ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン」のプロデューサーを務める平林良章氏大山直人氏,ディレクターの木下研人氏への合同インタビューが行われた。

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 「ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン」gamescom出展バージョンのインプレッションをお届けしよう。新たな雪原での冒険では,特殊な性能を持つ装備を収集するハクスラ要素「遺戦品」が登場。雪に適応した魔物たちに加え,寒さや吹雪といった新たな障害も立ちはだかり,これまで以上に歯ごたえのある冒険が楽しめた。

[2026/08/26 20:00]




Switch2への対応,新スキルも追加。「ダークアリズン」で広がる新たな冒険


――よろしくお願いします。「ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン」では,Switch2への対応も行われました。対応の意図や,Switch2版ならではの強みについて教えてください。

平林良章氏(プロデューサー)
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平林良章氏(以下,平林氏):
 もともとSwitchでは,前作にあたる「ドラゴンズドグマ:ダークアリズン」を出させていただいていました。「ドラゴンズドグマ 2」自体もSwitch系列で出したいという思いはあったものの,それを実現できないまま本編の発売日を迎えたところはありました。その後,技術的なめどがつき,頑張って移植したという形です。

大山直人氏(以下,大山氏):
 弊社が使用しているREエンジンでは,直近のほかのタイトルを通じて,Switch2への対応ノウハウも蓄積されています。「ドラゴンズドグマ 2」の制作中にSwitch2版の見通しが立ち,今回の「ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン」では,他機種版と同時に発売させていただくことになりました。

 Switch2版独自の機能はありませんが,同機には携帯モードがありますので,場所を選ばず遊べることは大きな魅力になるのではないかと思います。


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――前作「ドラゴンズドグマ」でも,今回の「ドラゴンズドグマ 2」でも「ダークアリズン」の名が使われていますが,これにはどういった理由があるのでしょうか。

大林直人氏(プロデューサー)
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大山氏:
 「ドラゴンズドグマ 2」に関しては,まず拡張コンテンツの制作を進めていて,あとから「ダークアリズン」の名を付けた形になります。ハックアンドスラッシュ的な「遺戦品」のシステムや,遺戦品を持ち帰って鑑定し,戦力を高めていくサイクルが,前作の「ドラゴンズドグマ:ダークアリズン」と親和性が高く,ユーザーの皆さんにも内容が伝わりやすいと考え,「ダークアリズン」の名を付けました。

――「ドラゴンズドグマ 2」本編のアップデートでは,ユーザーからの声を反映したものもありますか。

大山氏:
 アップデート項目の多くは,ユーザーの皆さんからいただいた声を受けて実装したものです。例えば,6月に追加した「刹那の永久石」は,ファストトラベルを何度でも行えるアイテムです。また,8月に「カスタムスキル」の装備枠を6つに増やしたことや,「竜憑き」にメリットを追加したことも,ユーザーの皆さんからの声を受けて実装しました。

――「ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン」では,新しいジョブは追加されるのでしょうか。

大山氏:
 新しいジョブの追加はありません。

――新スキルはどうでしょう。

木下研人氏(ディレクター)
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木下研人氏(以下,木下氏):
 各ジョブ用の新スキルを用意しています。こちらは,既存のカスタムスキルを強化した「カスタムスキルEX」とは別のもので,遺戦品とは異なる形で入手していただくことになります。一部には,「ドラゴンズドグマ」から復活したスキルもありますよ。

――新スキルの内容や,既存スキルの調整方針はどうなるのでしょう。ジョブに新たな側面を加えるのか,それとも既存の持ち味を伸ばすのか。

木下氏:
 後者の「持ち味を伸ばす」方向ですね。

――ポーンや覚者には,どのような変化が加わりますか。

木下氏:
 ポーンについては,「ドラゴンズドグマ 2」本編へ8月末に実装されるアップデートにより,覚者との新たな連携や「スペシャリティ」,命令が追加されます。

平林氏:
 「竜憑き」になったポーンに対しても,新たなアプローチの遊びが加わりますよ。

木下氏:
 そして,「ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン」には,極北の地ノルガンを意識した刺青や髪型も登場します。

大山氏:
 刺青や髪型については,「ドラゴンズドグマ」の世界観としては,ちょっとはっちゃけたものもあります。かつて本シリーズをプレイされていた方にも,新鮮な気持ちで冒険を楽しんでいただけると思いますね。


ハクスラ的な楽しさを生む「遺戦品」。特殊性能には“跳ねた”ものも


――追加コンテンツは,どのくらいのレベルから遊べるのでしょうか。

木下氏:
 追加コンテンツは,「ノルガン」の地で冒険する「滅びの王土」シナリオと,追加ダンジョンに挑戦する「忘れられた試儀」の2つに大別されます。

 「滅びの王土」はレベル40程度からのプレイを想定していて,歯ごたえのある冒険を楽しんでいただけます。また,さまざまなオプションが付与される「遺戦品」も手に入りますよ。

 一方,「忘れられた試儀」はレベル20から入場できます。こちらを先に進めていただくことで,少し強めの装備品が手に入りますし,レベルも上がりやすくなっています。

大山氏:
 木下が挙げたレベルは,あくまで目安です。ノルガンへ向かうクエスト自体はゲームを始めてすぐに受注できますが,低レベルで挑む場合は,難度的にかなりのチャレンジになるということです。

――「滅びの王土」と「忘れられた試儀」は,それぞれどのくらいのプレイ時間を想定していますか。

大山氏:
 「滅びの王土」は15〜20時間ほどです。「忘れられた試儀」には全12種のダンジョンがあり,1つあたり30分〜1時間程度を想定しています。ノルガンに散りばめられたサブクエストや探索要素なども含めると,全体で25時間以上は遊んでいただけると思いますね。

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――「滅びの王土」について聞かせてください。「遺戦品」にのみ付与されるオプションもあるのでしょうか。

木下氏:
 はい。武器には,各「ジョブ」が使用する「カスタムスキル」の強化版となる「カスタムスキルEX」が付与されます。これに加えて,武器や防具には「特殊性能」という,遺戦品限定のアビリティが付与されることがあります。これらは鑑定の際に抽選される仕組みです。

大山氏:
 遺戦品そのものを強化することはできず,どのようなカスタムスキルEXや特殊性能が付与されるかという,“引き”を楽しんでいただく形になります。

――遺戦品の特殊性能で,とくに注目してほしいものはありますか。

木下氏:
 ユニークなものをいくつも用意しています。ゲーム後半でレベルの高い遺戦品を手に入れると,ちょっと“跳ねた”性能を持つものも出てきますので,そうした“跳ね感”も楽しんでいただけるようになっています。

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――体験版では,ファストトラベルのポイントとなる「戻りの礎」がこまめに配置されている印象を受けました。これは体験版のみの仕様でしょうか。それとも,製品版でも本編より高密度に配置されているのでしょうか。

木下氏:
 製品版でも同様です。面積比でいえば,本編よりもノルガンのほうが高密度に戻りの礎を配置しています。これは,難度が高いことに加えて,手に入れた遺戦品をこまめに持ち帰り,鑑定してもらうことを想定してのものです。

 また,ユーザーさん自身で設置できる戻りの礎もあり,「滅びの王土」では4個入手できます。


極北の環境が冒険を阻む。さらなる強敵に挑める「ハードモード」も登場


――ノルガンでは「寒さ」や「猛吹雪」がシステム化されていて,最大スタミナの減少や視界の悪化といった影響があるそうですね。これらへの対抗手段はあるのでしょうか。

木下氏:
 極北らしい体験を用意したいということで,寒さや猛吹雪といった気候を取り入れました。ユーザーさん自身が対策を考えて立ち向かえるよう,装備には寒さへの耐性に関するステータスを用意しています。また,寒さ対策用のアイテムはもちろん,遺戦品にもそうした特殊性能が付与されることがあります。

――「忘れられた試儀」について教えてください。こちらはレベル20から挑めるそうですが,高レベルまで覚者を育てたプレイヤーの場合,どの程度の難度になるのでしょうか。

木下氏:
 覚者のレベルに応じて難度を調整する,いわゆるレベルシンクのような機能はありませんので,熟練したプレイヤーさんであれば戦いやすいと思います。

 ただ,これまでに「もっと難しいモードが欲しい」という声もいただいていますので,発売と同時に「ハードモード」を実装します。ハードモードでは,よりスリリングな体験を楽しめるとともに,獲得できる経験値や報酬も少し増えます。

 ニューゲームからいきなりハードモードで遊ぶこともできますし,既存のセーブデータをハードモードに切り替えることもできます。ただし,一度切り替えると周回をクリアするまでは元の難度に戻せませんので,ご注意ください。

大山氏:
 あくまでも,戦闘が好きな方にさらなるやり応えを感じていただくためのモードですので,そうでない方が無理に選ぶ必要がないようなバランスにはしています。

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――「忘れられた試儀」でも,遺戦品は手に入るのでしょうか。

木下氏:
 いえ,「忘れられた試儀」で入手できる装備は,遺戦品とは別のものです。

大山氏:
 「忘れられた試儀」では,各ダンジョンを初めてクリアした際に,ユニークな装備や武器が手に入ります。ただ,ダンジョンが全12種あるからといって,ユニーク装備も12個というわけではありません。こちらは遺戦品とは異なり,強化することもできます。

――「忘れられた試儀」は,繰り返し遊ぶこともできるのでしょうか。

木下氏:
 はい,何度でも繰り返し遊んでいただけます。魔物から強化素材を集めることもできますし,2回目,3回目と挑戦を重ねることで,出現する魔物の組み合わせなどが変化するといった要素もありますよ。

――前作「ドラゴンズドグマ:ダークアリズン」には,「黒呪島」というやり込みコンテンツがありました。「ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン」にも,それに相当するようなコンテンツはありますか。

大山氏:
 こちらはノーコメントということでお願いします。黒呪島そのものはありませんが,ノルガンという新たな地域で遊んでいただけるものを用意しています。

――では最後に,初めてシリーズをプレイする人と,これまで「ドラゴンズドグマ 2」を遊んできたプレイヤーに向けて,メッセージをお願いします。

木下氏:
 皆さんからいただいた「まだドラゴンズドグマ 2を遊びたい」という声のエネルギーがあったからこそ,「ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン」を制作することができました。リアルな冒険感をさらに楽しんでいただけるよう,さまざまなアップデートや新コンテンツを用意しましたので,ぜひ新たな体験を楽しんでほしいです。

大山氏:
 8月末には「ドラゴンズドグマ 2」本編のアップデートも行いますので,ぜひいろいろな感想をいただけると嬉しいです。Switch2版からゲームを始める方もいらっしゃると思いますが,「ドラゴンズドグマ 2」の本編と拡張コンテンツをセットで楽しめますので,ぜひゼロから冒険を始めてみてください。

平林氏:
 REエンジンチームや,ほかのゲームでSwitch2への対応に取り組んできた先人たちの尽力もあり,今回Switch2に対応することができました。Switchで「ドラゴンズドグマ:ダークアリズン」を楽しまれた皆さんにも,Switch2で「ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン」を楽しんでいただければ幸いです。

――ありがとうございました。

――2026年8月12日収録

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