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4周年を迎える「グラナド・エスパダ プラス」2010年には,大きな転機も? プロデューサーに今後の展開を聞いてみた
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印刷2010/03/02 11:00

インタビュー

4周年を迎える「グラナド・エスパダ プラス」2010年には,大きな転機も? プロデューサーに今後の展開を聞いてみた

ハンビットユビキタスエンターテインメント,グラナド・エスパダ プラス プロデューサー中尾圭吾氏
 MMORPG「グラナド・エスパダ プラス」(以下,GE+)は,2010年7月で正式サービスの開始から4周年を迎える。多くの新規タイトルが大きな注目を集める半面,ほんの一握りの例外を除いて,サービス開始後はあっという間に話題にならなくなってしまう昨今の日本のオンライゲーム市場において,GE+は大型タイトルに成長したといっていいだろう。
 今回,4Gamerでは,ハンビットユビキタスエンターテインメント(HUE) グラナド・エスパダ プラスのプロデューサーである中尾圭吾氏に,2010年のGE+の展開と意気込みなどを聞いた。


次回アップデートでは謎(?)の美人暗殺者が登場。衝撃の方向転換も明らかに


 GE+は,「ラグナロクオンライン」を開発したキム・ハッキュ氏が手がける新機軸のMMORPGということで,開発時点から大きな注目を集めていた作品だ。2005年から始まった日本展開では,グラフィックスや複数のキャラクターを同時に使用する戦闘システムの新規性は評価されたものの,それ以外の部分はほとんどできておらず,見切り発車的にサービス開始されたことを覚えている人も多いだろう。その後のコンテンツ追加ではトラブルも多く,残念ながら作品のポテンシャルを発揮できていたとはいえなかった。
 転機となったのは,2006年12月に月額料金制からアイテム課金制に移行したことだろう。以来,GE+は,現在に至るまで右肩上がりにプレイヤー数を伸ばしており,2010年内には新ワールド(サーバー)の設置も検討しているという。

 その好調の理由を,中尾氏は,年3〜4回の大型アップデートと,頻繁なインゲームイベントにあると分析している。致命的なコンテンツ不足の状況から,地道なアップデートでコンテンツが拡充されていくことで,GE+が本来あるべき姿に近づいてきたともいえるだろう。

 「3〜4か月スパンの大型アップデートに加え,ほぼ毎週,なにかしらの形でインゲームイベントを企画・開催しています。もともとGE+では,アップデートの際に休眠プレイヤーが復帰するケースが少なくなかったのですが,インゲームイベントを頻繁に行うようにしてからは,プレイヤーの定着率向上や新規プレイヤーの流入増加も見られるようになりました。2010年は,この状況を今以上に発展させられるよう,さらに注力していきます」(中尾氏)

グラナド・エスパダ
 その手始めとなるのが,3月実施予定の大型アップデートだ。
 詳細はあらためて発表されるが,舞台として「トルシェー屋敷」が再びクローズアップされる。トルシェー屋敷といえば,トルシェー博士が亡くなった愛娘を模して,球体関節人形「カトリーヌ」を作るという一連のクエスト/ミッションを覚えているプレイヤーも多いだろう。

謎の女暗殺者
グラナド・エスパダ
 「今回のアップデートでは,謎の美人暗殺者が新キャラクターとして登場します。まあ,謎といっても,顔を見てしまえば……という感じかもしれませんけれども(笑)。それはともかく,その美人暗殺者を中心に,トルシェー博士はもちろん,以前登場した十人貴族のモントロ子爵なども加わって深いストーリーを展開するんです」(中尾氏)

 また,このアップデートから,サービス開始以来GE+が掲げていた"開拓"という色よりも"ストーリー性"を重視していくと中尾氏は告げる。古くからGE+を知る人には驚きの事実だが,そもそも"開拓"は,当時の日本におけるプロモーション戦略を練っている中で挙がったもので,必ずしもGE+の開発コンセプトに沿ったものではなかったそうだ。

 「開発との話の中でさらっと告げられて私も驚いたのですが,GE+のもともとのコンセプトは,フェルッチオ・エスパダという偉大な人物が残した財宝を追う壮大な冒険譚なんです。つまり,プレイヤーはエスパダの足跡を追っていく中で,さまざまなキャストを仲間にし,次々に現れる敵と戦っていくというストーリーだったんですね。今後は,そのもともとのコンセプトをフィーチャーした展開を考えています。これは,ここまでサービスが続いて安定した今だからこそできる転換ともいえますね」(中尾氏)

 どうしてエミリアばかりクローズアップされるのかなど,日頃疑問に思っていたプレイヤーがいるかもしれないが,フェルッチオ・エスパダを追っていくというストーリー上では,非常に重要な位置にいるキャラクターなので,むしろ必然であったということが分かるだろう。

グラナド・エスパダ


コンテンツが充実した今,開発/運営/プレイヤーの意見を踏まえた内容の整理を進行


 上記のアップデートと前後して,HUEは"GE+とはどんなゲームなのか"ということを,より多くの人に伝えるための施策を行っているという。
 そもそもGE+は,3体のキャラクターを同時に操作する「マルチ・キャラクター・コントロール」(MCC)システムを持っており,キャストの入れ替えでまったく異なる戦闘スタイルを取ることが可能だ。キャストはアップデートで続々と追加されていき,またそれぞれが背景となるストーリーを持っている。
 すなわち,連続するクエストを通じて新キャストのストーリーを追いかけているうちに,プレイヤーは彼らを仲間にすることができ,そのあとも新キャストを組み込んだMCCの戦略/戦術をどうするかを考えることができるわけである。アップデートといっても,単に新しいマップやアイテム,モンスターを追加するだけに留まらない奥深さがあり,それこそがほかのMMORPGタイトルと異なるGE+の大きな魅力であると,中尾氏は指摘する。

 「GE+は,ベースとなる部分が非常に強いゲームです。サービス開始から3年以上経っていますから,キャストの数も各種コンテンツも充実しました。例えば今からプレイし始めたとすると,1〜2か月でやることがなくなってしまうなんてことはまずありません。また,これまでのアップデートを通じて,レベルアップもかなり容易になっていますから,上位コンテンツも比較的すぐに楽しめます。逆にいえば3年以上経過したことによりゲームが成熟し,安定して楽しめるようになったといえるでしょう。もちろん,まだ足りない部分があるのは重々承知していますが,今後のアップデートでさらに面白くなっていくポテンシャルを秘めています」(中尾氏)


 その一方では,将来的にGE+をどのように発展させていくか,開発も運営も見つめ直す時期に来ていると中尾氏は述べる。実際,毎週行っている開発/運営双方のスタッフを交えた会議では,コンテンツが充実してGE+の世界が広がった今,一度整理をする必要があるという意見が強くなっているそうだ。
 そうした取り組みの一つとして,去る1月には開発責任者とプレイヤーが直接意見の交換ができるオンライン座談会が実施された。これは専用サーバーを設けて行ったもので,のべ1000名前後のプレイヤーが参加したとのこと。内容は新規コンテンツの提案から細かいバグの指摘まで多岐に及んだそうだが,開発スタッフは,なにより多くのプレイヤーが参加したことに驚いており,今後の開発に対するモチベーションが相当に上がったと感想を述べていたとのことだ。


インゲームイベントは誰でも参加できるよう制限を少なくし,種類や回数,期間を増やす


 プレイヤー参加のインゲームイベントというと,中尾氏が最も注力しているのがPvP大会だ。回を重ねるごとに細かくルールを変更しながら開催しているとのことで,現在は「ワールドトーナメント 3on3」を実施中だ(3月14日に決勝戦が行われる予定)。これは党(ギルド)やワールドといった既存のコミュニティにとらわれない3人一組のチームを組んでPvPを行うというもので,GE+では初の試みとなる。

 「大型のコミュニティに所属していない方も気軽に参加できるPvP大会にしようということで,今回はこういう形式を採用しました。とはいえ今後ずっとこの形式にするわけではなく,従来どおり,党やワールドを単位にした大会も並行して実施します。GE+はさまざまなスタイルでプレイできますので,どれが重要とか権威があるということではなく,より多くの方がPvP大会に参加できるような施策と捉えていただけると幸いです。また,今は毎回新しい形で,3か月に1回のペースでこうしたPvP大会を実施していますが,バリエーションがもう少し増えたら,今までのやってきた形をベースにして,今後はより回数を増やしていこうとも考えています。また,GE+を遊んだことのある人なら誰でも参加できる,同一データでのトーナメント戦の企画を,今後の実施を目指して進行中です。総勢60を越えるキャストをユーザーの方が自由に組み合わせて戦う図を思うと,とても壮大で,楽しみですね。」(中尾氏)

 同じく,多くのプレイヤーが楽しめるよう制限を少なくした事例としては,期間限定のレイドミッション「僕らの街を守って」シリーズが挙げられる。これは複数のプレイヤーが協力して街を襲うボスモンスターを討伐するという,シンプルな内容のもの。難度の異なる3種類のミッションが用意されるが,各プレイヤーは1日1回,全ての難易度へと挑むことができる。党ぐるみで挑戦するケースもあれば,その場でメンツを募集するプレイヤーもいて,さまざまな楽しみ方がされているという。なお,報酬はどのミッションをクリアしても同じなのだが,だからといって低難度のものだけが人気というわけではないそうだ。このシリーズの実施期間中は,目に見えて同時接続者数が増加するほどの好評を得ているとのこと。なお,新バージョンは3月中の実施を予定している。


2010年はプレイヤー/開発と協力して今まで以上に大きなことを成し遂げる


 そのほかGE+では,著名イラストレーターへのコスチュームデザインの発注,プレイヤー参加の武器デザインコンテストやムービーコンテスト,ニコニコ動画を使ったプロモーション番組の放映といったイベント性のある企画も多数実施している。とくにデザインは,ゲーム内での再現性が極めて高いためか,イラストレーターやプレイヤーが送ってくるデザイン画は美しいだけでなく精密で,意匠に関する詳細な解説が付いたものも多いという。


 「インゲームもオフラインも含め,運営上,こうしたイベントの実施は大変重要です。以前,まったくイベントをやらなかった時期もあったのですが,それだと本当にアップデートのタイミングでしか人が集まらないんですよ。それ以外の時期は,確実に数字が下がっていきました。ところが皆さんが本当に楽しんでいただけるイベントを投入すると,数字は上がっていきます。アップデートによるコンテンツの追加は,開発サイドが頑張った結果です。我々運営サイドは,それをただ提供するだけでなく,そのアップデートの合間をきちんとイベントで盛り上げていく努力を怠らないようにしなければなりません」(中尾氏)

 そうした効果は,2009年末に行った公式サイト内ファンサイトリンクのリニューアルがスムースに進んだことや,GE+公式Twitter(http://twitter.com/granado_gm)へのフォロー数や積極的なリツイートからもうかがえるのではないかと中尾氏は述べる。

 さて,中尾氏をはじめとするGE+運営スタッフは,2010年の展開にはかなり自信を持っているようなのだが,今回のインタビューは,どうにも所信表明といった感じの内容に留まっており,熱心なプレイヤーからすると若干もどかしい部分があるかもしれない。具体的にどういった展開をしていくかについては,当然ながらすでに決まっており,今年はかなり大きな動きが動きがあるということは教えてもらった。この記事が掲載されてしばらくすると,続々と発表される予定らしい。もちろん4Gamerでも随時お伝えしていくので,気になる人は引き続きチェックしていただきたい。それでは最後に,中尾氏からGE+プレイヤーと4Gamer読者に向けたコメントを掲載しておこう。

 「GE+がこれまで3年以上続いてきて,今,安定して恵まれた状況にあるのは,それなりの理由が存在すると捉えています。それはもともとのゲームのポテンシャルやコンテンツ量であったりするのですが,その一方ではまだまだGE+を知らない,遊んだことがないという方もたくさんいます。そこには,まだ我々運営が"GE+とはどんなゲームなのか"をお伝えする余地があります。2010年は,GE+史上,最も盛り上がる年にしていきます。プレイヤーの皆さんとGE+を作り上げていくことにも2009年に引き続き挑戦していきますし,今までやってきた以上に開発と運営が連動して,より大きなことを実現します。楽しみに待っていてください」(中尾氏)
  • 関連タイトル:

    グラナド・エスパダ

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