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「RWC2013&11thアニバーサリー・フェスタ」のメインステージで行われた「ラグナロクオンライン カンファレンス」でROの最新情報が公開に。レベル上限開放を含む次期大型アップデートは2014年春に導入予定
世界一のギルドを決定する大会「Ragnarok World Championship 2013」が白熱の展開を見せる中,メインステージで「ラグナロクオンライン カンファレンス」が行われ,「ラグナロクオンライン(以下RO)」の最新情報が発表された。ここでは「レベル上限開放」を含む次期大規模アップデートの詳細を紹介していこう。
軽快な育成と,さらなる高みへ──2014年春にレベルキャップ開放を含む大型アップデートを実施
今年の12月1日に正式サービスから11周年を迎え,12年めも数々のアップデートにより,さらなる飛躍を遂げることになるが,そのアップデートには,
「軽快な育成と,さらなる高みへ」
「明快な目標と,新たな楽しみ」
「爽快な操作と,着飾る楽しみ」
という三つのテーマを設定しているという。今回のカンファレンスでは,それぞれのテーマごとにより突っ込んだ解説が行われた。
まず「軽快な育成と,さらなる高みへ」というテーマについてだが,“さらなる高み”ということで「レベル上限開放」アップデートが行われるという。これにより,3次職はベースレベル165/ジョブレベル60/ステータス最大値130,スーパーノービス(限界突破)や影狼,朧といった特殊職はベースレベル160/ステータス最大値125まで引き上げられる。なお,先に3次職のレベル上限が開放され,スーパーノービスや影狼,朧といった特殊職は,3次職より後になるとのこと。
レベル上限が開放されたことで,レベル150以上で遊べるコンテンツについても気になるところだが,千葉氏によると「魔王モロクとの最終バトルを描く,2014年実装の次期メインエピソード『Episode9.2 決戦』が,対象レベル160になっております」とのこと。今後も高レベル向けのコンテンツは増えていくらしいので,現在レベルキャップに達している人にとっては朗報といえるだろう。
ちなみに,韓国や台湾では現在ベースレベルの上限が175になっているが,日本ではレベル175まで一気に開放するのではなく,まずはレベル165まで開放し,状況をみてレベル175の開放時期を調整するという。
レベル上限開放で,攻撃力の増加により戦闘力の差が激しくなってしまうのではないかという点が危惧されるが,攻城戦などでのパワーバランスに関しては,防御系アイテムを新規開発するなどの対応を考えているらしく,適正なバランスになるよう調整を継続していくようなので,そこは安心してよさそうだ。
レベル上限開放以外にも「3次職用新スキル実装」「精霊,ホムンクルスS実装」「養子3次職」といった新しい要素や,今まで実装できていなかった要素が追加されることとなり,より遊びの幅が広がるアップデートになるようだ。
さて,気になるアップデートの導入時期は“2014年春”予定とのこと。同時に,“軽快な育成”の言葉どおり,経験値テーブルを全面的に見直し,キャラクターの育成が楽になるような調整も行っていくという。
全体的にレベルアップの必要経験値が下げられ,育成のスピードが上がることになり,高レベル向けコンテンツをより身近に楽しんでもらう狙いもあるようだ。なお,経験値テーブルの見直しについては,レベルキャップ開放に先駆けて“2013年12月中”に実施するとのこと。
明快な目標と,新たな楽しみ──段階ごとに目標になるようなコンテンツを推進
「明快な目標と,新たな楽しみ」というテーマに関しては,レベル帯ごとに目標になるコンテンツを明快にするのが狙いだという。
レベル10刻みで段階的に目標となるコンテンツが配置され,プレイヤーは今何ができるのか,レベルが上がったらどこへ行けばいいのかが分かりやすくなる。
“新たな楽しみ”という部分については,その一例として,2014年第一四半期に実装予定の「ホラーおもちゃ工場ダンジョン」が紹介された。
ホラーおもちゃ工場ダンジョンは,ベースレベル140以上向けの高レベルメモリアルダンジョンだ。ダンジョン内を徘徊するモンスターに見つからないよう変身して進んだり,途中で気分を盛り上げる演出があったりと,今までのROにないような遊び方ができる。ボスモンスターも見たことのないような特殊な攻撃を繰り出してきたりして,戦略性の高いバトルが行えるという。
爽快な操作と,着飾る楽しみ──「セカンドコスチューム」のドット絵の一部を全世界で初公開
2014年の実装を目指して現在鋭意開発中の「セカンドコスチューム(仮)」のドット絵の一部が,全世界初公開された。セカンドコスチュームとは,キャラクターグラフィックスの一部デザインを変更するなど,アレンジされた服装を選べるようなシステムのことだ。
既存の職業が持つ雰囲気を継承しつつも,ひと味違ったアレンジが施された服装の数々に期待感が高まるところだ。とくに,最後のシャドウチェイサー(女)のグラフィックスが公開されると,会場から一際大きな歓声が起こっていた。
ユーザーインタフェース周りの改修や,目的地までの最短距離を矢印で表示してくれる「ナビゲーションシステム」の導入といったアップデートも並行して行われ,“爽快な操作性”も追求していく。また,背中に表示されるアイテム「2Dレイヤー対応装備」の準備も行っていおり,来年の早い時期にはお見せしたいとのこと。
「今回発表はできませんでしたが,Breidablikに続く新ワールドの企画も進めていまして,いろいろと盛りだくさんの12年目にしたいと考えております」(千葉氏)
最後に12月の「コスたまToyBox」や「コモドフェスタG」,11周年をみんなで一緒に祝う企画「24時間生放送」の情報が公開され,千葉氏の「12年目のラグラロクオンラインをよろしくお願いします!」との言葉でカンファレンスは終了した。
「ラグナロクオンライン」公式サイト
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