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ROの携帯電話用新タイトル登場,RJC 2008は冬頃に。ガンホープレスカンファレンスその2
セキュリティの啓蒙と新ネットカフェサービス
「まことにプロモーションらしくない話題ですが」と前置きしつつ,飯野氏は昨年来の大規模な不正対策が効を奏し,ゲーム内でのBOTの跋扈が大幅に抑えられたものの,代わりにアカウントハックの被害が急増しているという認識を示した。これは本人の不注意で他人にアカウント情報を教えてしまったというヒューマンエラーのほかに,ウイルス感染によるものも含まれている。
そこで今後「ラグナロクオンライン」では,インターネットセキュリティに関する啓蒙活動を推進するという。手始めにシマンテックとタイアップしセキュリティに関する啓蒙ページを,2月20日から相互に掲載するとのことだ。
セキュリティの強化と,アイテムの入手が同時にできる,なかなかの妙手といえよう。また,今後ほかのセキュリティベンダーとの提携も,積極的に考えていくそうだ。
ただしこれは,IPスルーという新しい決済サービス方法に対応し,独自の特典を付与していくことに意義を見いだすもので,従来の1DAYチケットなどは,そのまま続けていく方針とのこと。
では,IPスルーでのプレイでは,どんな新サービスが用意されているのか。その第1弾が,「ラグナロクオンライン検定」である。これは,「ラグナロクオンライン」に関する4択クイズに正解していくことで,難易度と正解数に応じてゲーム内アイテムのIDがもらえるというものだ。
また,上級レベルに挑戦してアイテムIDを獲得した人は,その場でニックネームが入力でき,これが公式サイトに掲出されるという,ちょっとしたお楽しみ要素も用意されている。
「ラグナロクオンライン検定」の開始予定は3月末。以降も,まだ内容は不明だが,「NET CAFE SENSATION」(仮),「メガロポリス」(仮)といったプロジェクトが予定されているそうで,先の展開が楽しみである。
腕に覚えのプレイヤーも,イベント好きのファンも,正式な時期発表を楽しみに待っていてほしい。
携帯電話用RPG第2弾
「ラグナロクオンラインサーガ ソードマンと封印の宝剣」
氏は,今年早々に同サービスがSoftBank,KDDIの携帯電話にも対応したこと,2月21日にはKDDI向けに「コモドカジノ」が展開されること,また,昨年末の「ラグナロクオンラインカードバトル」のサービス,1月28日にNTTドコモ向けに開始されたコミックアプリ「ユイリィの道」など,ここまでに予定/展開されてきたサービスを駆け足で説明した。
携帯電話の標準的な操作手段である十字ボタンに合わせたインタフェースや,当世風のゲームにふさわしい会話イベントも盛りだくさんで,「カプラクエスト」の主人公であったリリアも,一人前のカプラさんとなった姿で登場する。
山内氏によれば,今年1月17日に開始されたKDDI向け「ラグナロクオンラインGAMES」のサービスは,ジャンル別ランキングで5位に入ったそうで,上々の滑り出しのようだ。
ゲーム本体のみならず,プレイ環境や周辺サービスの充実が,なおも続く「ラグナロクオンライン」なのである。
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