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「ソフトベンダーTAKERU」,NHK総合“神田伯山のこれがわが社の黒歴史”第3回に登場。放映は8月9日
2021年3月11日に掲載した記事でお伝えしたように,「神田伯山のこれがわが社の黒歴史」は,調子に乗って大コケしたあの商品や,思わぬ落とし穴にハマった巨大プロジェクトなど,よそさまには話しづらい黒歴史(=苦労の歴史)を掘り起こすというコンセプトの番組だ。第1回は,世界で最も売れなかったというゲーム機「ピピンアットマーク」に迫った。【新たな黒歴史が】
— NHK広報局 (@NHK_PR) July 29, 2022
\ 新作です /
今度はミシンの会社が作った『ゲームの自販機』のお話。題して「ブラザー工業・早すぎた配信ビジネス」
渦中にいた社員たちの記憶とともに、数奇な運命を伯山先生の講談でお届けします。
8/9(火)夜10:50https://t.co/a0op5rq0My
▼今度はキン肉マンだ!▼ pic.twitter.com/QZy6VSdHFn
※以下,画像はNHKの番組紹介ページより
「ソフトベンダーTAKERU」は,1986年から1997年にかけて稼働した世界初のPCソフト自動販売機で,本体の指示に従ってタイトルを選択し,金額を支払うと,ゲームがフロッピーディスクに書き込まれるというものだった。7月19日には,ブラザー工業の公式サイトに「ソフトベンダーTAKERU」の特設ページがオープンしている(関連記事)。
「ブラザー工業・早すぎた配信ビジネス」と題された番組では,1985年の通信自由化を背景に,電話回線を通じてゲームを全国に届けるシステムで流通革命を起こそうとした画期的なプロジェクトと,次々と降りかかる予想外の事態などが紹介されるとのこと。現在では当たり前になったゲームのオンライン配信のパイオニアとも呼べる「ソフトベンダーTAKERU」。ベテランゲーマーの中には,「黒歴史」と断じられたことに抵抗を覚える人もいるかもしれないが,これまであまり扱われることがなかった,興味深いテーマであることは間違いないだろう。
なお,シリーズ第1弾「バンダイ“世界一売れなかったゲーム機”」の再放送も決定している。詳しくはNHKの番組紹介ページを参照してほしい。
「ソフトベンダーTAKERU」の特設ページがブラザー工業のWebサイトに登場。PCソフト自販機・TAKERUの歴史や仕組みなどを伝えるコンテンツ
ブラザー工業のグローバルサイトに,「ソフトベンダーTAKERU」の特設ページが登場した。ゲーム保存協会が2022年7月19日,公式Twitterでのツイートで伝えている。世界初のPCソフト自動販売機として登場したソフトベンダーTAKERUの歴史や仕組み,そして関連ゲームなどを紹介するコンテンツだ。
「神田伯山のこれがわが社の黒歴史」公式サイト
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